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仮想通貨推進派のトランプ大統領が就任して、史上最高値の再更新に向けて期待感が高まっていたBitcoin(BTC、ビットコイン)ですが、ここ最近で著しく価格を下げて投資家を不安にさせています。
強気だった仮想通貨(暗号資産)の恐怖と貪欲指数も、本稿執筆時点で21までに下がっており、多くの投資家たちが恐怖心を感じている様子が伺えます。
本記事では、15万ドルや20万ドル達成が期待されていたビットコインが、なぜこのタイミングで暴落を経験しているのか、その理由と投資家の間で関心が高まっている分散投資について、簡単にまとめます。
ビットコインが一時8万3,000ドル台にまで暴落

ビットコインは、2月4日に10万ドルを下回ったかと思えば、25日に9万ドルも下回り、26日には一時的に8万3,000ドル台まで下がりました。
これは、2024年11月中旬以来の低水準となっており、BTCの売り圧力が強まっていることがわかります。
今回のビットコイン暴落により、仮想通貨市場では13億ドルもの大規模な売りが発生し、中でも大手取引所であるバイナンスでは、最も多い2,080万ドル相当の売却が行われました。
マイクロストラテジーを始めとする一部の企業や投資家は、今回の下落相場でビットコインの追加購入を積極的に行っていますが、売りが売りを呼び、BTCの価格がさらに暴落することが懸念されています。
どうしてBTCは市場の期待に反して価格を下げたのか

今回、ビットコインが8万3,000ドル台まで暴落したのは、以下のような出来事が背景にあるといわれています。
- トランプ大統領による関税発動の示唆(カナダ・メキシコ・EUなど)
- Bybitで発生した大規模なハッキング事件
- $LIBRAで起きた大規模なラグ・プル(出口詐欺)事件
トランプ大統領は、昨年行われた大統領選挙期間に、ビットコインを戦略的備蓄金に指定するなど、大統領就任後に仮想通貨業界へ有利な政策を実行することを強調していました。
しかしながら、新しい政策の実行にはまだ少し時間がかかると思われ、落胆する投資家も多いです。
そんな中、トランプ大統領は各国へ高い関税を課すことを主張しており、延期していた関税発動を4月2日に行うと発表しました。
また、同氏はEU(欧州連合)への関税導入も検討していることを明かし、リスク資産の1つである仮想通貨の売りが加速しました。
さらに追い討ちをかけるように、2月21日にはBybitという大手取引所で大規模なハッキング事件が発生し、14億ドルもの資金が盗まれ、仮想通貨業界へネガティブなイメージをもたらしました。
その前の週には、Libra($LIBRA、リブラ)というミームコインで、アルゼンチン大統領の紹介で高騰したトークンの価格が、内部関係者の大規模な売りによって暴落し、資金が持ち逃げされるという深刻なラグ・プル事件が起きています。
このように、仮想通貨業界全体にとって好ましくないニュースが続いていることが、今回のビットコインの継続的な暴落を引き起こしていると考えられています。
高まる分散投資の重要性

ビットコインが暴落する中、投資家の間では「分散投資」の重要性が叫ばれています。
仮想通貨における分散投資というのは、1つの仮想通貨に投資をするのではなく、複数の仮想通貨に分けて投資をしたり、異なるタイミングで投資をしたりすることで、資産損失リスクを抑えながら、利益を狙うアプローチです。
ビットコインなどの特定のコインに資産を集中させてしまうと、今回のように大きく暴落した場合に、資産を失ってしまう大きなリスクを抱えることになります。
こういった損失リスクを低く抑えられるのが分散投資で、積立投資や長期投資などのように、初心者にもおすすめされています。
最近では、膨大な量の仮想通貨が日々誕生しているため、分散投資の銘柄選びをして、どの銘柄にどの程度投資をするのかの配分(ポートフォリオ)の調整をすることは、簡単なことではありません。
一例としては、ビットコインを50%、イーサリアムやソラナなどの主要アルトコインを30%、主要ミームコインを20%というポートフォリオを組むことができるでしょう。
ミームコイン市場に特化した新しい分散投資手段を提供する「Meme Index」

仮想通貨市場で分散投資を選択する投資家が増える中、ボラティリティ(価格変動性)の高いミームコイン市場に特化した分散投資手段を提供しているMeme Index($MEMEX、ミーム・インデックス)が、大きな注目を集めています。
Meme Indexは、ボラティリティの度合いを4つのカテゴリーに分けたインデックス(市場全体の動きを示す指標)を提供しており、投資家が自分のリスク許容度に応じた分散投資をできるようにしています。
Meme Indexのインデックスには、以下のようなものがあり、それぞれのインデックスには条件に当てはまるミームコインが複数入っているため、投資家は各インデックスに$MEMEXトークンを預け入れるだけで、値動きに応じた利回りを受け取ることが可能です。
上から順に、資産の損失リスクが高くなっていきますが、得られるリターンも大きくなります。
- Meme Titan Index(ミーム・タイタン・インデックス)
時価総額10億ドル以上のミームコインが対象 例:$DOGEや$SHIBなど - Meme Moonshot Index(ミーム・ムーンショット・インデックス)
時価総額10億ドル〜2億5,000万ドルの有望ミームコインが対象 - Meme Midcap Index(ミーム・ミッドキャップ・インデックス)
時価総額5,000万ドル〜2億5,000万ドルの中規模ミームコインが対象 - Meme Frenzy Index(ミーム・フレンジー・インデックス)
時価総額5,000万ドル以下のハイリスク・ハイリターンなミームコインが対象
$MEMEXトークンの保有者は、これらのインデックスに含めるミームコインを決定する投票権を持つことができます。
現在行われている$MEMEXトークンのプレセールには、380万ドル以上の資金が集まっており、新しい分散投資方法を提供するプロジェクトとして、投資家から期待されています。
プレセールで$MEMEXを購入するには、公式サイトからウォレットを接続し、ETH・USDT・BNBを送信することで、手続きを完了できます。
プレセールで獲得した$MEMEXトークンは、プレセール終了後の請求日以降に、ウォレットでの受け取りができるようになるので、注意してください。
Meme Indexプロジェクトについての最新情報は、X(旧Twitter)もしくはTelegramチャンネルで随時更新されています。
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