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- 仮想通貨FXのおすすめレバレッジ設定
- 仮想通貨FXのレバレッジ設定のやり方
仮想通貨FXでは、通常の外貨のFXと同じように、レバレッジをかけることで手持ちの資金より多くの掛け金で取引を行えます。
結論、初心者におすすめの仮想通貨FXのレバレッジは、リスクを避けたい場合は1倍、リスクを取れる場合は、安全な価格帯に強制ロスカットラインが来るように設定することです。
本記事を読むことで仮想通貨FXのレバレッジの基本を理解し、初心者の方におすすめのレバレッジ設定ができるようになります!
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
仮想通貨FXのレバレッジとは?
仮想通貨FXではレバレッジをかけることで、自分の手持ち資金以上に取引金額を増やせます。
海外仮想通貨FX業者であれば1000倍のレバレッジも可能で、1万円の資金があれば1000万円分の取引ができてしまいます!
レバレッジってすごい・・・!実際に仮想通貨FXを始めてみたいんだけど、レバレッジ設定は具体的にどうしたらいいのかな?
ここから実際におすすめのレバレッジ設定について、詳しく解説していきます。
仮想通貨FXのレバレッジ申請は最大でOK
仮想通貨FXでは、まず最大レバレッジを事前に申請・設定することになりますが、ここはあくまで実際に設定できるレバレッジの最大倍数の制限を設けるだけなので、最大で問題ありません。
ここで事前に1倍で申請しておけば、レバレッジをかけた取引はできなくなります。
事前に500倍で申請しておけば、1倍~500倍までのレバレッジ取引が自由にできます。
確かに最大で申請しておいた方が便利だね!
後から変更して制限をかけることもできるので、とりあえず最大でにしておきましょう!
実際のレバレッジはロット数量で設定する
仮想通貨FXの取引でかかってくる実際のレバレッジ倍数は、注文画面のロット数量で設定していきます。
ロット数量でレバレッジを設定するってどういうこと?
例えば、レバレッジ取引をしない場合、「注文ロット数量×現在のレート」は、担保としている証拠金と同じ額までが最大の取引額となり、この時のレバレッジは1倍です。
注文ロット数量を2倍にすると、取引金額は証拠金の2倍となり、レバレッジ2倍で取引を行っていることになります。
注文ロット数量を500倍にすると、取引金額は証拠金の500倍となり、レバレッジ500倍で取引を行っていることになります。
このように注文数を増やし、担保としている証拠金より大きい金額で注文することで、レバレッジをかけた取引ができる仕組みです。
なるほど!直接レバレッジを設定するんじゃなくて、注文ロット数量を大きくすることでレバレッジが掛かる仕組みなんだね!
仮想通貨FXのおすすめレバレッジは何倍?
仮想通貨FX初心者にオススメのレバレッジ設定について、分かりやすく解説していきます。
最初に、前提知識としてFXの強制ロスカットについて解説していきます。ロスカットについての知識が既にある方は、下からジャンプして飛ばして頂いても大丈夫です。
※読みたい所にジャンプできます。
前提知識:FXの強制ロスカットとは
まずはFX業者毎に決まっている、強制ロスカットラインについて簡単にご紹介します。
ロスカットとは、損失が出ている取引が強制的に決済され、損失を確定がしてしまうことをいいます!
「証拠金維持率」は一般的に次の式で計算され、この割合が一定を下回ると、ポジションがロスカットで強制決済されます。
\(\Large証拠金維持率(%)=\frac{有効証拠金}{必要証拠金}×100\)
\(証拠金維持率(%)=\frac{有効証拠金}{必要証拠金}×100\)
この式をさらに分かりやすく分解すると、次のようになります。(ショートを想定)
\(\Large証拠金維持率(%)=\frac{口座資金+ロット数×(注文レート-変化後レート)}{変化後レート×ロット数/レバレッジ}×100\)
\(\scriptsize証拠金維持率(%)=\frac{口座資金+ロット数×(注文レート-変化後レート)}{変化後レート×ロット数/レバレッジ}×100\)
有効証拠金は「利益を含めたあなたの資金力」を表しています。
必要証拠金は「今ポジションとして持っているお金」を表しています。(分母にレバレッジが付いていますが、こちらは後で解説していきます)
損失を抱えてくると、どんどん証拠金維持率が低くなっていき、一定を下回ると強制決済されます。
例えば、海外の有名が仮想通貨FX業者であるFXGTの「クリプトマックス」と呼ばれる取引口座では、証拠金維持率が40%を下回るとロスカットされる仕組みです。
このロスカットが、初心者がレバレッジを設定するときの重要な要素になります!
リスクを取る⇒強制ロスカットを意識
結論、ある程度リスクを取れる場合は、安全な価格帯に強制ロスカットラインが来るように、レバレッジを設定するのがポイントです。
現在の相場の環境から見て、ロスカットされづらい位置に、あなたのロスカットラインを持ってこれるようにレバレッジを設定できれば、あなたは上手にポジションを持てていることになります。
詳しく解説していきます!
次の実際にあったシチュエーションを例に、あなたが設定すべきレバレッジを考えてみましょう。
2023年7月10日、ビットコインは上値抵抗ライン31000ドルで反落し、一時的に底値を探る展開です。
あなたはBTCショートで利益を稼ぐために、31000ドルより上に強制ロスカットラインを持ってきて、あなたのポジションはロスカットされづらくなるという戦略を立てたとします。
その他の状況は、次の通りです。
- 口座資金:200ドル
- 事前申請レバレッジ:500倍
- ロスカットされる証拠金維持率:40%
- 現在のBTCレート:30,900USD/BTC
まず、この状況を証拠金維持率の式に当てはめると、次のようになります。
\(\Large証拠金維持率(%)=\frac{200ドル+ロット数×(30,900ドル-変化後レート)}{変化後レート×ロット数/500}×100\)
\(\scriptsize証拠金維持率(%)=\frac{200ドル+ロット数(30900ドル-変化後レート)}{変化後レート×ロット数/500} ×100\)
P(現在のレート)が動くと、証拠金維持率が変わるんだね!
Pを変数して証拠金維持率をグラフにし、ロスカットとなると証拠金維持率40%のラインをグラフに描画すると、次の通りになります。(作成したグラフのリンクはこちら )
各グラフの記号は、次の要素を表しています。
- A:口座資金
- O:注文ロット数
- R:注文レート
- L:事前申請レバレッジ
- P:価格変化後レート
上のように、32000ドルがロスカット価格となるように注文ロット数(O)を動かしてみると、注文ロット数を約0.17BTC、つまりレバレッジを約26倍(0.17×30900÷200)にすれば良いことが分かります。
簡単に設定するべきレバレッジが分かったね!
もちろん31000ドルの抵抗を簡単に上抜けて、32000ドルに到達する可能性もあります。
もっと上にロスカットラインを持ってきたり、損切りをしたり等の戦略は色々考える必要がありますが、このように事前に妥当な戦略を練ってレバレッジを設定することが大切です。
レバレッジを適当に設定するのは絶対にやめましょう!
こちらのリンクから上のグラフにアクセスできます。(Pを動かしたり、自分で数値を変えれます)
グラフをそのまま使って実際のレバレッジを計算していただいてもいいですが、同じような計算ができる便利なサイトは沢山あるので、リンクを掲載しておきます。
初めは自分でグラフを動かしてみると、レバレッジとロスカットのイメージを簡単に持つことができるのでオススメです!
リスクを取らない⇒レバレッジは1倍
ここまでどのようにレバレッジを設定するべきか?の観点でご紹介してきましたが、もちろんリスクを取りたくない、やっぱり難しいという方は、レバレッジを無理に設定する必要はありません。
FXというとレバレッジが付き物のように感じられるかもしれませんが、1倍でもショートで下落局面に利益を出せるという大きなメリットがあります。
1倍でリスクを抑えるのも大切な戦略です!
証拠金(担保)と同じ金額で取引すれば、レバレッジをかけずにポジションを持つことができます。
事前のレバレッジ申請で「レバレッジなし」or「レバレッジ1倍」に設定すれば、レバレッジがかかったロット数量で注文することができなくなります。
仮想通貨FXのレバレッジのFAQ集
仮想通貨FXのレバレッジに関するFAQに回答していきます。
※読みたい所にジャンプできます。
開設ボーナスで超レバレッジは現実的?
結論、FXの取引口座開設ボーナスでいきなり数百倍~千倍の超高レバレッジ取引を行うのは止めましょう。
理由は、仮想通貨の価格変動ですぐロスカットされてしまうからです。
でも無料ボーナス分で数百万円~数千万円の取引をしよう!って宣伝されてることも多いよね・・・
開設ボーナスは数万円であることが多いので、次の事例でもらったボーナス分を超高倍率のレバレッジで取引した場合をイメージしてみましょう。
あなたは海外FXの口座を開設し、200USDボーナスをもらうことができました。
2023年7月10日、ビットコインは上値抵抗ライン31000ドルで反落し、一時的に底値を探る展開です。
ボーナス分で200USDでショートを狙おうとしますが、何も考えずに500倍のレバレッジでロット数を設定して取引を行いました。
このシチュエーションをグラフに表すと、次の通りです。
ロット数は3.236BTCのときにレバレッジは500倍となり(3.236×30900÷200)、ロスカット価格は約30940ドルのため、0.1%の価格の上昇であなたのポジションはロスカットされることが分かります。
これは危険だね・・・
グラフにすると、わずかに価格が変わっただけで強制ロスカットされるのが分かりますね。
高レバレッジの取引ができる海外FXで追証はありませんが、必ず事前に強制ロスカットされるラインを把握して、レバレッジを決めましょう。
証拠金維持率を上げれば安全って本当?
証拠金維持率を1000%以上にする等、一定以上に保つように注文を設定すると安全と言われることがありますが、証拠金維持率の高さは、仮想通貨FXのリスクとは無関係です。
証拠金維持率と仮想通貨FXのリスクの関係を読み取るために、算出式を思い出してみましょう。
\(\Large証拠金維持率(%)=\frac{有効証拠金}{必要証拠金}×100\)
\(証拠金維持率(%)=\frac{有効証拠金}{必要証拠金}×100\)
細かく分解すると、次の通りです。
\(\Large証拠金維持率(%)=\frac{口座資金+ロット数×(注文レート-変化後レート)}{変化後レート×ロット数/レバレッジ}×100\)
\(\scriptsize証拠金維持率(%)=\frac{口座資金+ロット数×(注文レート-変化後レート)}{変化後レート×ロット数/レバレッジ}×100\)
式を見ると、証拠金維持率は事前に申請するレバレッジ倍数を大きくするだけで、分母の数が小さくなり、証拠金維持率が大きくなることが分かります。
証拠金維持率は事前に申請するレバレッジ倍数でいくらでも大きくできるため、最初1000%や2000%に設定できたとしても、特にリスクが小さくなる訳ではありません。
レバレッジ倍数を事前に大きく申請して、最初の証拠金維持率を高く設定しても、下のグラフのように傾きが大きくなり、証拠金維持率がすごい勢いで下がるだけです。
事前に申請するレバレッジを400倍にすると、100倍にしたときより傾きが急になり、証拠金維持率が下がりやすくなることが分かります。
なるほど!グラフにすると証拠金維持率の高さは特に意味のない指標であることがよく分かるね!
どの価格帯に強制ロスカットラインを設定しているかどうかで、自分のポジションのリスクを測るようにしましょう!
まとめ:ロスカット価格帯を事前に把握!
本記事では、初心者におすすめの仮想通貨FXのレバレッジ設定を解説してきました。
結論、リスクを取れる場合は、安全な価格帯に強制ロスカットラインが来るように、レバレッジを設定するのがオススメです。
リスクを取りたくない場合は、1倍で設定すれば問題ありません。
私が本記事で使用した証拠金維持率の計算グラフは、こちらからアクセスできます。(自由に数字を変えれます)
次のように使うことで、安全な価格帯に強制ロスカットラインを持って来れるような注文ロット数量(レバレッジ)を計算できます!
- Aに証拠金(担保)をセット
- Rに注文価格をセット
- Lに事前に申請しているレバレッジをセット
- gに強制ロスカット率をセット
最後に、強制ロスカットとなる価格帯を示す交点Bが、安全な価格帯になるように、注文ロット数量Oを動かすことで、適切な注文ロット数量を計算できます。
グラフをそのまま使って実際のレバレッジを計算していただいてもいいですが、同じような計算ができる便利なサイトは沢山あるので、リンクを掲載しておきます。
最初は自分でグラフを動かしてみると、レバレッジとロスカットのイメージを簡単に持つことができるのでオススメです!
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仮想通貨に関する注意喚起
仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
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