この記事から分かること
- GMOコインからBybitへの送金方法
- GMOコインからBybitへの送金手数料
- Bybitへのおすすめの送金方法
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
GMOコインは、Bybit(バイビット)を含む海外取引所を送金可能な宛先リストに含めていません。
GMOコインから海外取引所へ送金を行うと取引規制・口座凍結リスクがあります。
| 名称 | 送金宛先作成方法 |
|---|---|
| コインチェック | リスト選択(海外含む) |
| ビットフライヤー | リスト選択(海外含む) |
| ビットバンク | リスト選択(海外含む) |
| GMOコイン | リスト選択(国内のみ) |
| ビットポイント | リスト選択(国内のみ) |
| ビットトレード | リスト選択(海外含む) |
| オーケージェー | リスト選択(海外含む) |
さとう海外取引所へ送金する場合は「ビットバンク」等の送金可能な海外取引所のリストを公開している国内取引所を利用しましょう。


GMOコインからバイビットに送金できる銘柄の送金手数料は、次の表の通りです。
| 対応チェーン | 対応銘柄 | 送金手数料 |
|---|---|---|
| Ethereum | ETH | 無料 |
| BAT | 無料 | |
| MKR | 無料 | |
| DAI | 無料 | |
| FCR | 無料 | |
| SAND | 無料 | |
| CHZ | 無料 | |
| LINK | 無料 | |
| NAC | 無料 | |
| AstarEVM | ASTR | 無料 |
| Optimism | FCR | 無料 |
| Avalanche C-Chain | AVAX | 無料 |
| Bitcoin | BTC | 無料 |
| Bitcoin Cash | BCH | 無料 |
| Litecoin | LTC | 無料 |
| XRP Ledger | XRP | 無料 |
| NEM | XEM | 無料 |
| Steller | XLM | 無料 |
| Tezos | XTZ | 無料 |
| Quantum | QTUM | 無料 |
| Polkadot | DOT | 無料 |
| Cosmos Hub | ATOM | 無料 |
| Symbol | XYM | 無料 |
| Cardano | ADA | 無料 |
| Dogecoin | DOGE | 無料 |
| Solana | SOL | 無料 |
| Flare | FLR | 無料 |
| Filecoin | FIL | 無料 |
GMOコイン バイビットへの送金手数料表
送金能力の高い仮想通貨XRPやXLMを利用すると、送金が早いです。


ちなみに、2023年6月1日の「トラベルルール」対応に伴う法改正により、一部の国内取引所は一部の海外取引所への送金を制限しています。
Bybitは「セーシェル共和国」登記となっており、金融庁指定の通知対象国に含まれていません。
セーシェル公式の「金融サービス局サイト(FSA)」上でも、「Bybit Fintech Limited」がセーシェル登記の「Active Company」である旨が記載されています。


原則はGMOコインから送金可能ですが、送金可能リストとして公開していないので要注意です。



GMOコインの口座は下のリンクからお得に開設できます。


・特徴①:仮想通貨の取引手数料が安い
・特徴②:仮想通貨の送金手数料が無料
・特徴③:最短10分で口座開設できる
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GMOコインからバイビットに送金する方法


GMOコインからバイビット(Bybit)に送金する手順は、次の通りです。
本記事では、送金時間が短い仮想通貨XRPの送金を例に挙げて解説します。
手順①:バイビットの口座を開設
まずは、海外取引所Bybit(バイビット)の口座を開設しましょう。



下のリンクからバイビットの口座を開設すると、期間限定の入金キャンペーンに参加できるのでお得です。
海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。
紹介コード:63694
Bybitの口座開設のやり方は、下の記事で詳しく解説しています。
手順②:XRPの入金アドレスを確認
次に、バイビットの仮想通貨XRPの入金アドレスを確認しましょう。
バイビットのスマホアプリを開き、下タブ「資産」より「入金」をタップします。検索バーで「XRP」を検索して、XRPの入金画面を表示します。


表示されたアドレスとタグを両方コピーしましょう。


取引所では、個人のXRPの入金を「アドレス」と「タグ」の2つで識別しているので、必ず両方コピーします。
手順③:アドレスを追加して送金を実行
バイビットでXRPの入金アドレスを確認できたら、GMOコイン側でアドレスを追加します。
GMOコインのスマホアプリを開き、下タブ「ホーム」より「預入/送付」をタップし、送金する仮想通貨XRPをタップします。


「送付」タブに切り替え、画面下部の「新しい宛先を追加する」をタップすると宛先情報の登録画面が表示されるので、必要な情報を入力していきます。





Bybitの場合、以下のように設定していきます。
- 送付先:GMOコイン以外
- 送付先ウォレット:取引所指定のウォレット
- 受取人:ご本人さま
- 宛先名称:なんでも可
- XRPアドレス:Bybitから貼り付け
- 宛先タグ:Bybitから貼り付け
- 送付先の所在地:日本以外
- 送付先の住所:セーシェル
- 送付先の名称:Bybit
※送付先の住所は必ずセーシェル(セーシェル共和国)を設定してください。セーシェル以外を設定すると「仮想通貨のトラベルルール」により送金できない場合があります。
Bybitのアドレスを追加できたら、追加したアドレスを選択して出金を実行しましょう。(最小出金枚数:50XRP)


XRPは送金能力が高い仮想通貨なので、すぐにバイビットに着金されます。(数分以内)
GMOコインからバイビットへの送金時間


GMOコインの仮想通貨の出金時間について、ブロックチェーン「Ethereum Mainnet(イーサリアム)」を利用してBybitに出金する場合を例に解説していきます。
GMOコインで仮想通貨の出金申請を行ってから実際に出金先に入金が反映されるまでの時間は、次の3つの要素で変わります。
| 時間が掛かる工程 | 変わる理由 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| ①GMOコインの審査 | 出金内容 | 数分~数時間 |
| ②メンプール待機 | 混雑状況 | 20秒~30秒 |
| ③Bybitの入金反映 | リスク判断 | 72秒 |
GMOコイン 出金時間目安(例:Ethereum Mainnet)
結論、イーサリアムで出金を申請してからバイビットに入金が反映されるまでに掛かる時間は、ブロックチェーンが混雑していない場合、審査完了後に92秒から102秒くらい掛かるのが目安です。



ブロックチェーンが混在していなければ入金反映まではそこまで長くないので、審査時間が最も長い工程になる場合も多いです。
待機時間①:GMOコインの出金審査
GMOコインの出金審査では、出金先・出金内容に問題がないか審査されます。
GMOコインは出金宛先作成の段階で「トラベルルール」により弾かれることはないため、実際に作成した宛先に送金申請を出した段階で審査されます。
出金内容に問題がなければ、数分で審査は終わります。
待機時間②:メンプールでの順番待ち
GMOコインを含む国内取引所の仮想通貨出金のプロセスは次のように進みます。


GMOコインの「Ethereum Mainnet」を利用して送信された出金取引は、イーサリアムのノードが保有する取引処理の待機場所「メンプール」に保管されます。
メンプールに保管された取引は、設定された「ガス代」が多いほど優先的に処理されやすくなり、混雑しているほど競争が激しくなり取引処理が遅れます。
メンプールでの待機時間は混雑していなければ20秒~30秒で済みます。(The Merge後)



メンプールでの待機時間の秒数は、以下の文獻を参照しています。
>>Zhang, Luyao, & Zhang, Fan. (2023). Understand Waiting Time in Transaction Fee Mechanism: An Interdisciplinary Perspective
待機時間③:受取側の入金反映
「メンプール」で順番が来るとGMOコインの出金取引が処理され(処理結果の状態が計算され)、他の取引と合わせた処理結果が一つの「ブロック」として提案されます。
この時点で「ブロック」はまだ未確定の段階となっており、偶然または攻撃により「ブロックチェーン」が何らかの原因で分岐した場合にブロックが無効になる可能性があります。
GMOコインの出金取引が入った「ブロック」は、時間が経過し他のブロックが提案されるにつれ「アテステーション」と呼ばれる投票が入っていき、投票が集まれば集まるほど、ブロックは確定(Finalized)に近づく仕組みです。



従って、どの程度投票が集まった段階で入金を反映させるかどうかは、バイビットのリスク判断次第ということになります。
バイビットは入金アドレス画面の下に「着金」という欄があり、その右側に入金反映までに必要なブロック数が掛かれています。
例えば、バイビットのETH(Ethereum Mainnet)の入金反映までのブロック数は6ブロックであることが分かります。
イーサリアム(Ethereum Mainnet)は1ブロック12秒で生成されるため、6ブロック×12秒=72秒が入金反映までに掛かる計算になります。
6ブロックは他の取引所の入金反映と比較しても短く、バイビットへの出金完了は非常に早いです。


【補足】入金反映後に出金可能になるまでの流れ
補足として、どの取引所も入金反映は短ければ6ブロック、長くても32ブロックですが、外部に出金したり、決済に利用したりするためには完全な確定(Finalized)を待つ必要があります。
※取引所内での取引には確定していなくても利用できます。
イーサリアムでは、次の2つの段階を経て取引が完全に確定します。(無効になり覆る可能性がゼロになる)
- Justified(正当化)
- Finalized(確定)
イーサリアムは32ブロックを1まとまりとした「エポック」という単位があり、この32ブロック×12秒=384秒でエポックが終わります。



あなたのGMOコインの出金取引が「エポックA」の「A16ブロック」に含まれた場合を例に挙げます。


各エポックの最初のブロックは「チェックポイント」と呼ばれ、それより前の全てのブロックに対する投票ポイントを意味しており、チェックポイントBが「Finalized」になれば、A16ブロックも「Finalized」になります。
まずチェックポイントBに対する投票が2/3以上集まると、まずそのチェックポイントBは「Justified」になります。
エポックCでも同様にチェックポイントCに2/3以上の投票が集まると、チェックポイントCは「Justified」となり、それより前の「Justified」となっていたチェックポイントBは「Finalized」にさらに段階が進む仕組みです。
そして、GMOコインの出金取引があるA16を含むエポックA全体が「Finalized」となり完全確定し、入金反映された仮想通貨を外部に出金したり、決済に利用したりできるようになります。
チェックポイントCに投票が2/3集まるのは、投票が問題なく行われればC32×2/3=C22ブロックとなります。
従って、A16の取引が確定(Finalized)となるまでに(16+32+22)×12秒=840秒掛かる計算です。
バイビットはETH(Ethereum Mainnet)の出金許可は64ブロックなっており、平均的な確定(Finalized)までのブロック数より少し少なめで出金を許可していることが分かります。(64×12=768秒)
※ブロックチェーンの世界ではこのような二段階の投票プロセスを基本としています。1段階目の「Justified」に至る投票は、純粋にそのチェックポイントに対する各「バリデーター」自身の妥当性判断です。2段階目では、他のバリデーターの投票状況が分かり、自身の投票が全体と一致していることを確認したことに対して行う投票です。このように、全体で合意を形成してい取引を処理するのがブロックチェーンの基本です。



イーサリアムの投票プロセスは以下の文獻を参照しています。
>> ethos.dev “The Beacon Chain Ethereum 2.0 explainer you need to read first“
【補足】他のチェーンを利用した場合の出金時間
結論、GMOコインからバイビットにイーサリアムで出金を申請してから入金が反映されるまでに掛かる時間は審査完了後に92秒から102秒くらい掛かるのが目安ですが、他のほぼ全てのブロックチェーンはこれより短くなります。



イーサリアムは「セキュリティ」と「分散性」を重視した設計になっており、取引処理が完全に確定(Finalized)するまでが長い部類です。


他のブロックチェーンを利用したGMOコインからの出金は、Ethereumよりは短くなると考えて問題ありません。
唯一の例外はビットコインで、ビットコインは一つのブロックの生成だけで10分掛かり、その後さらに受け取り側での確認ブロック数が1ブロック程度発生するので、20分以上は掛かります。
GMOコインからバイビットへの送金FAQ


まとめ:GMOコインは送金手数料無料でお得


GMOコインは、Bybit(バイビット)を含む海外取引所を送金可能な宛先リストに含めていません。
GMOコインから海外取引所へ送金を行うと取引規制・口座凍結リスクがあります。
| 名称 | 送金宛先作成方法 |
|---|---|
| コインチェック | リスト選択(海外含む) |
| ビットフライヤー | リスト選択(海外含む) |
| ビットバンク | リスト選択(海外含む) |
| GMOコイン | リスト選択(国内のみ) |
| ビットポイント | リスト選択(国内のみ) |
| ビットトレード | リスト選択(海外含む) |
| オーケージェー | リスト選択(海外含む) |



海外取引所へ送金する場合は「ビットバンク」等の送金可能な海外取引所のリストを公開している国内取引所を利用しましょう。
「ビットバンクからバイビットに送金する方法」は、下の記事で詳しく解説しています。


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・特徴①:仮想通貨の取引手数料が安い
・特徴②:仮想通貨の送金手数料が無料
・特徴③:最短10分で口座開設できる
・特徴④:信頼と実績のGMOグループ
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※2024年8月1日以降に口座を開設する方のみ対象


「GMOコインの手数料」については、下の記事で詳しく解説しています。


「GMOコインのトラベルルールの詳細」は、下の記事で解説しています。




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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。
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