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この記事から分かること
- USDEのステーキング利率
- USDEのステーキング方法
- USDEのステーキングの仕組み
- USDEのステーキングのリスク
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
仮想通貨USDE(Ethena USDe)とは、DeFiプロトコル「Ethena」が発行する米ドルと価格連動するように設計されたステーブルコインです。

USDEは現物BTC・ETH・ETHの「リキッドステーキングトークン」を裏付け資産として発行されますが、同時にこれらの現物資産のショートポジションを「Bybit」や「Bitget」といった海外取引所で同時に保有します。
これにより、現物資産の価格変動がショートポジションの損益と相殺され、裏付け資産の価値が維持される仕組みになっています。(デルタニュートラルと呼ばれる有名な手法)
また、このショートポジションの保有により資金調達手数料をEthenaは収入として得ており、この資金調達手数料を主として次の3つの利回りをUSDEホルダーに還元しています。
- ショートポジの資金調達手数料
- LSTプロトコルから提供される利回り
- その他の裏付け資産の運用収益


裏付け資産の価格維持とUSDEへの利回り付与の構造をまとめると、下の画像のようになります。


※私たちがUSDEを運用するために裏付け資産を預け入れる必要はなく、海外取引所で他の仮想通貨と同じように購入して運用するだけなので特に難しい操作は要りません。
この記事を最後まで読むことで、ステーブルUSDEの仕組みやリスクを理解し、今日からUSDEで高利回りのステーキング運用ができるようになります。
仮想通貨USDeのステーキング利率


仮想通貨USDEは他の代表的なステーブルコインであるUSDTやUSDCと比べると利回りの金額・源泉が多く、年間利率(APY)は10%前後で推移しており、20%前後になることも珍しくありません。


例えば年間APYを10%とした場合、概ね以下のように利回りが構成されます。
- ショートポジの資金調達手数料:約8%
- LSTやステーブル等の運用収益:約2%
従って、高い利回りの大部分はショートポジションの資金調達手数料が占めており、特にロングが優位なバブル相場では特に利回りが高くなりやすくAPY20%前後で推移することもあります。
逆に、ショート優位な暴落相場では利回りがAPY5%前後で推移することもあります。



直近1週間のUSDEのステーキング利回りの平均は、「Ethena公式サイト」の右上APYより確認できます。


※APYは過去1週間のEthenaが稼いだプロトコル収益の日次平均をステーキング報酬に回した額をステーキングされたUSDEで割り、複利込みで年率に直した値です。
過去3年分の仮想通貨USDEのAPYは「Ethena公式サイト」画面中央左の「Protocol APY and sUSDe APY」より確認できます。


Protocol APYは「Ethena」が保有するショートポジション・裏付け資産・保険基金の全ての資産に対する利回りを指し、sUSDeがUSDEステーキングによる利回り(APY)を意味します。
※全てのEthenaのプロトコル収益がステーキング利回りになる訳ではないので表示が分かれている。
仮想通貨USDeのステーキング方法


仮想通貨USDE(USDe)は、次の2つの方法でステーキング・運用ができます。
- 海外取引所でUSDeを保有
- EthenaにUSDeを預け入れる


どちらも運用の年間利率(APY)は基本的に変わりません。



2つのUSDE運用のメリットは次の通りです。一方を選んだとき享受できないもう片方のメリットがデメリットになります。
- 保有するだけでなので簡単
- 保有するだけなのでガス代が掛からない
- 先物取引の証拠金として利用できる
- 債権としてsUSDEが発行される
- sUSDEをさらに運用可能
USDEで手軽に高利回り運用したい方は「Bybit」や「Bitget」等の提携海外取引所でUSDEを購入し、そのまま保有しておくだけで問題ありません。
EthenaのステーキングではEthereumのガス代が必要ですが、sUSDEが同時に発行される点が特徴です。(sUSDE:Ethena Staked USDe)
発行されたsUSDEを自分でオンチェーン上で色々運用して利回りをさらに高めることができます。



本記事ではEthena提携の海外取引所「Bybit」でUSDEを保有して高利回りを稼ぐ方法をご紹介します。
手順①:国内取引所の口座を開設
国内取引所から仮想通貨を使ってBybitに入金し、その入金した仮想通貨でUSDEを買うことになります。


Bybitへの送金に使うおすすめの国内取引所は「ビットバンク」です。
Bybitへの送金が制限されておらず、送金能力に優れた仮想通貨XRPを取引手数料0.12%で買うことができます。
※ビットバンクの取引手数料:Takerは0.12%、Makerは-0.02%(一部銘柄を除く)
- Bithumb
- UPbit
- Korbit
- ProBit
- CoinOne
- GOPAX
- Kraken
- Coinbase
- Binance.us
- CoinList
- Gemini
- Bitstamp.net US
- Luno
- Independent Reserve.
- Crypto.com
- B2C2.com
- LMAX Digital
- HTX.com Gibraltar
- OSL.com
- BlockFi.com
- Bitfinex.com Bahamas
- OKX.com Bahamas
- Bitfinex.com Bahamas
※上記は一部抜粋(Bybit.com UAEには出金できませんが、私たち日本在住者が利用するBybit.com Globalへは問題なく出金可能です。)


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※エントリー月の月末までに1万円以上入金が必要です。
※入金が完了した月の翌月にキャンペーンページより受け取れます。
※1万円の入金は複数回に分けて累計で達成しても問題ありません。
1000円受け取りまでの流れは下の記事でさらに詳しく解説しています。



bitbank以外でBybitに仮想通貨を入金する方法は、下のボックスをタップして開くと確認できます。
【簡単解説!】国内取引所からBybitへの送金方法
手順②:海外取引所Bybitの口座を開設
まずは、仮想通貨ENA(Ethena)が上場しているオススメの海外取引所Bybit(バイビット)の口座をしましょう。


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「Bybitの口座開設のやり方」は、下の記事で詳しく解説しています。
手順③:国内取引所からXRPを送金
次に、国内取引所ビットバンクから仮想通貨XRPをBybitに送金します。
Bybitアプリを開いて、XRP(リップル)の入金先のアドレスを確認しにいきます。
下タブ「資産」より「入金」をタップして、XRPを選択します。


表示されたアドレスとタグを両方コピーしましょう。


次に、ビットバンクのスマホアプリを開いて、BybitにXRPを送金します。
下タブ「メニュー」より「出金」をタップし、XRPを選びます。


アドレス一覧をタップし、新規追加をタップします。


アドレスの追加画面が表示されるので、Bybitアプリでコピーしたアドレスとタグを貼り付けます。


アドレスが作成できたら、XRP引出画面でアドレスを選択し、出金数量を入れてBybitに送金します。



XRPは送金能力が高い仮想通貨なので、すぐに着金されるはずです。
手順④:BybitでXRPをUSDTに売却
仮想通貨USDEはUSDTと呼ばれる仮想通貨で買うことができるので、着金したXRPをUSDTに売却しましょう。
Bybitアプリを開いて、ホーム画面上で「XRP」で検索し、XRP/USDT(現物)を選びます。
成行注文で売却することで、XRPをUSDTにできます。


手順⑤:売却したUSDTでUSDEを購入
アプリ上部の検索バーで「usde」と検索し、USDE/USDT(現物)を選びます。





成行注文を選び、購入に使うUSDTの枚数を設定したら、USDEの購入を実行しましょう。
あとは保有しているだけで自動でUSDEの枚数が増えていきます。ステーキング操作・利回り受け取りの操作は一切不要です。放置しているだけで問題ありません。
【Ethena】仮想通貨USDeのステーキングの仕組み


仮想通貨USDE(Ethena USDe)はホワイトリストに登録されている企業・団体等が裏付け資産(バッキング資産)をEthenaに担保として預け入れることで新規発行されます。
※私たちは基本的に既に発行されたものを海外取引所等で買うだけ
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- ETHの「LST」
- SOL(ソラナ)
- 主要なステーブルコイン
このうち現物BTC・ETH・ETHのLSTといった価格変動を伴う仮想通貨は、同時に海外取引所でショートポジションを保有して価格変動を相殺します。(デルタニュートラル)


※②と③は裏付け資産から得られる利回りとなっており、USDEのAPYのうち約2%がこの裏付け資産から発生している収益から来ています。つまり、大部分は①の資金調達手数料が占めます。
>>現在のEthenaの裏付け資産の保有割合・発生APYはこちらから確認できます。



ここから順番に各利回り源泉について詳しく解説していきます。
利回り源泉①:ショートの資金調達手数料
「Ethena」のUSDEの裏付け資産に対応する永久先物取引(ショートポジション)では、資金調達手数料を支払ったり受けったりします。
資金調達手数料とは、偏ったロング・ショート比率による現物相場と先物相場の価格乖離を調整するために、ロングポジションとショートポジションの保有者間で支払われる手数料のことです。


ロングが増えてショートが減ればロングがショートに資金調達手数料を支払い、ショートが増えてロングが減ればショートがロングに資金調達手数料を払うことでインセンティブを調整する仕組みです。
歴史的に見て、ロングはショートより多くなる傾向があり、ショートが一時的に多くなってもロングが多い状況に戻ることが分かっています。(docs.ethenaの”Funding Risk”より)
従って、ロングから資金調達手数料がショートに支払れやすく、特にロングが多くなるバブル相場ではUSDEの利回りが高くなりやすいです。
利回り源泉②:LSPから提供される利回り
「Ethena」が裏付け資産として受け付けている現物のうち、約5%はETHの「リキッドステーキングトークン(以下LST)」です。
「Lido Finance」が発行するstETHといったLSTはETHを預け入れることで発行でき、LSTを保有することでLido Financeが行うEthereumの取引検証による報酬の一部を還元してもらうことができます。


Lido Financeといったリキッドステーキングプロトコルから還元された報酬は、私たちUSDEホルダーにも還元される仕組みになっています。
利回り源泉③:その他裏付資産の運用収益
「Ethena」が裏付け資産として受け付けている現物のうち、約30%は「仮想通貨DAI(現在はUSDSとも呼ばれる)」といった主要ステーブルコインです。
また、ステーブルコインは万が一資金調達手数料を受け取れない期間が長く続いた場合の保険基金「Reserve Fund」としても保管されています。
ステーブルコインの運用収益も私たちUSDEホルダーに還元されています。
例えば「MakerDAO(現在はSKYとも呼ばれる)」が発行しているステーブルコインDAIは、MakerDAOの「SPARK」と呼ばれるプラットフォームに預け入れることで運用できます。


EthenaはDAIをMakerDAO(SKY)に預け入れており、こういった裏付け資産のステーブルコインから運用収益を得ています。
その他にもEthenaはUSDCを「Curve」で運用しています。Ethenaの保有アドレスを「DeBank」で確認すると、現在の「Reserve Fund」のステーブルコインの運用状況が確認できます。


仮想通貨USDeのステーキングのリスク


仮想通貨USDE(Ethena USDe)には、資金調達手数料を支払い続けることになり、裏付け資産の価値を維持できなくなるリスク「資金調達リスク(Funding Risk)」が存在します。
以下のグラフの緑色の部分がショートで資金調達手数料を受け取ることができた期間となっており、2021年~2024年の期間においては次のことが分かっています。
- 基本的にプラスの期間の方が長い
- 2023年末から2024年頭まで176日連続プラス
- 一時的にマイナスになってもすぐプラスに戻る


仮に資金調達手数料が一時的にマイナスでも、Ethena保有のETHのLSTやステーブルコインの運用収益があります。
また、万が一の場合に備え「Reserve Fund」があり、資金調達手数料のマイナスが続いても補えます。
しかし「Reserve Fund」も無尽蔵ではないため、ショートポジションが優勢な期間が長期間が続いた場合、資金調達手数料を払い続ける必要があり、USDEの価値を維持できなくなります。



リスクが完全にゼロという訳ではないことは理解しておきましょう。
まとめ:おすすめはBybitのUSDEステーキング


仮想通貨USDE(Ehtena USDE)は、次の2つのやり方で運用できます。
- 海外取引所でUSDeを保有
- EthenaにUSDeを預け入れる
おすすめは、高額なEthereumのガス代が発生しない海外取引所「Bybit」でUSDEを購入・そのまま放置して高い利回りを稼ぐ方法です。





Bybitの口座は下のリンクからお得に開設できます。
お得な紹介コード:63694



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