この記事から分かること
- GMOコインの貸暗号資産のやり方
- GMOコインの貸暗号資産の利率
- 貸暗号資産ベーシックとは
- 貸暗号資産プレミアムとは
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
GMOコインには仮想通貨の貸出(レンディング)機能があり、貸出の申請を行うことで取り扱い銘柄の銘柄の一部を運用して増やすことができます。
※貸出は他社のレンディングサービスと同様に暗号資産交換業ではなく「消費貸借契約」となり、分別管理の対象とはならずGMOコインの破綻時には返却されないリスクがあります。貸し出した仮想通貨はレバレッジの借入等に活用されます。

- 貸出対応銘柄:GMOコインの取扱銘柄の一部
- 募集受付状況:再開時にお知らせ等に掲載
- 最大貸出数量:上限あり(枠が埋まり次第終了)
- 運用利率:各銘柄と運用期間で変動
- 解約手数料:満期償還時の利息×10%
※参照:GMOコイン「貸出ルール」

GMOコインには「貸暗号資産プレミアム」と呼ばれる、貸出額の50%の証拠金を預けて利用できる高利率の貸出機能もあります。
運用開始時より大きく価格が上昇しても、返還時に運用開始時の価格の+5%で強制的に円転利確されてしまうデメリットはありますが、大きな価格上昇が発生しなければ多くの利息を獲得できます。


※貸暗号資産プレミアムの最終募集期間は2023年7月4日から2023年7月11日となっています。(2025年8月31日時点)
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「仮想通貨のレンディングサービスの比較」は、下の記事で詳しく行っています。


GMOコインのレンディングができない?やり方


貸暗号資産ベーシックのやり方
GMOコインの「貸暗号資産ベーシック」は常時受け付けられている訳ではなく、新規の募集を開始された後にのみ貸出を行えます。
貸暗号資産ベーシックの募集は、各銘柄コースごとに行います。募集をおこなっていないコースは、会員ページ -【貸暗号資産】-【ベーシック】-【貸出】の申込画面には表示されませんので、ご注意ください。
出典:GMOコイン公式サイト「貸出ルール」



GMOコインの「貸暗号資産ベーシック」の貸出受付状況は、GMOコインの「マイページ」より確認できます。
グレーで表示されている銘柄は貸出を受け付けていません。(下の画像例ではFLRが募集を行っています)


新規の募集受付を開始した際は、GMOコイン公式の「ニュースページ」にも掲載されます。
「仮想通貨のレンディングサービスの比較」は、下の記事で詳しく行っています。


貸暗号資産プレミアムのやり方
GMOコインの「貸暗号資産プレミアム」の過去の募集受付状況は、次の表の通りです。(2025年8月31日時点)
募集銘柄 | 募集期間 |
---|---|
BTC | 2023/07/04〜2023/07/1 |
XRP | 2023/05/29〜2023/06/05 |
BTC | 2023/03/30〜2023/04/05 |
XRP | 2023/03/01〜2023/03/08 |
XRP | 2023/02/02〜2023/02/08 |
ETH | 2023/01/06〜2023/01/16 |
XRP | 2022/11/22〜2022/11/30 |
ETH | 2022/11/02〜2022/11/09 |
BTC | 2022/09/21〜2022/10/05 |
ログイン後のマイページの貸暗号資産のプレミアムより、現在の募集状況を確認できます。


運用する仮想通貨に加え、運用仮想通貨の日本円換算額×50%相当の日本円を別途証拠金として用意する必要があります。(法人の場合は不要)
GMOコインのレンディングの利率


GMOコインの貸出(レンディング)の年間利率は、次の表の通りです。
※貸出暗号資産ベーシックの利率。現在募集していないものも含む。
対応銘柄 | 1ヵ月運用 | 3ヵ月運用 |
---|---|---|
BTC | 1.3% | – |
ETH | 1.0% | 3.0% |
BCH | 1.0% | 3.0% |
LTC | 1.0% | 3.0% |
XRP | 1.0% | 3.0% |
XLM | 1.0% | 3.0% |
XTZ | 1.0% | 3.0% |
DOT | – | 10.0% |
ATOM | – | 10.0% |
ADA | 1.0% | 3.0% |
MKR | 1.0% | 3.0% |
DAI | 1.0% | 3.0% |
LINK | 1.0% | 3.0% |
FCR | 1.0% | 3.0% |
DOGE | 1.0% | 3.0% |
SOL | 1.0% | 3.0% |
FLR | 変動 | – |
ASTR | 1.0% | 3.0% |
FIL | 1.0% | 3.0% |
SAND | 1.0% | 3.0% |
CHZ | 1.0% | 3.0% |
AVAX | 1.0% | 3.0% |



運用後に受け取れる利回りは次の式で計算されます。
「他社との仮想通貨のレンディング利率の比較」は、下の記事で詳しく行っています。


【補足】GMOコインの貸暗号資産プレミアムとは


GMOコインの貸暗号資産プレミアムは、貸暗号資産に「円転特約による高利率」が加わった運用機能です。
例えば2023年7月4日より募集が行われたBTCの貸暗号資産プレミアムでは、年間利率23%で16日間の貸出運用を行うことができました。



貸出暗号プレミアムでは、次の要素が募集要項として事前に設定された上で貸出を受け付けています。
募集要項の一部 | 例 |
---|---|
運用銘柄 | BTC |
貸出期間 | 16日 |
年間利率(特約) | 23% |
基準レート(運用開始時点の価格※1) | 10,000,000円/BTC |
特約レート(基準レート×1.05 | 10,500,000円/BTC |
判定レート(運用終了時点の価格※2) | – |
※1基準レート:運用開始日の12:00における販売所の仲値
※2判定レート:運用終了日の17:00における販売所の仲値
上記の例で、運用終了時の判定レートが次の2つのケースを考えてみます。
- 判定レート:11,500,000円/BTC
- 判定レート:9,500,000円/BTC


判定レート>特約レート:円転返還
①の「判定レート:11,500,000円/BTC」のケースでは「判定レート>特約レート」となっており、基準レートから15%価格が上昇しています。
「判定レート>特約レート」では、運用元本部分が「特約レートで円転」されて返還されます。
従って、+5%よりも価格上場幅が大きくても必ず+5%で利確されるため、大きな価格上昇の恩恵は享受できません。



利回りはレートの大小関係に依らず、運用資産と同じ銘柄(今回はビットコイン)でもらえます。
- 特約レートで円転された日本円
- 利回り分の仮想通貨
判定レート≦特約レート:仮想通貨返還
②の「判定レート:9,500,000円/BTC」のケースでは「判定レート≦特約レート」となっており、基準レートから5%価格が下落しています。
「判定レート≦特約レート」では、運用元本部分はそのまま仮想通貨のままで返還されます。
従って、現時点では運用開始時より価格は下がってしまっていますが、運用部分については損切りされる訳ではないので、損失を確定させるかは自分で後で判断できます。
- 運用元本分の仮想通貨
- 利回り分の仮想通貨
想定できるプレミアムの活用ケース
ここまでの2例より、GMOコインの貸暗号資産プレミアムは次のようなケースで特にメリットがあります。
- 価格の変動がほとんどないと予想している
- 運用期間中で価格の下落を予想している
- 上昇予想だが+5%で売却しても良い
価格の変動がない場合、貸暗号資産プレミアムの高い利率(特約権料率)で利益を出せます。
価格が下落した場合、貸暗号資産プレミアムの高い利率により損失を軽減できます。
価格が上昇してもそこまで大きな上昇幅でなければ+5%の価格で利確できるため、貸暗号資産プレミアムの高い利率と利確による利益を同時に享受できます。
このように、私たちプレミアム利用者は運用銘柄の価格上昇時に+5%までしかその恩恵に預かれないリスクを抱える代わりに、GMOコインは高い年利率を提供してくれる訳です。
まとめ:GMOコインで資産を運用しよう


GMOコインの「貸出暗号資産」は、GMOコインで仮想通貨を高利率で運用できる機能です。
- 貸出対応銘柄:GMOコインの取扱銘柄の一部
- 募集受付状況:再開時にお知らせ等に掲載
- 最大貸出数量:上限あり(枠が埋まり次第終了)
- 運用利率:各銘柄と運用期間で変動
- 解約手数料:満期償還時の利息×10%
※参照:GMOコイン「貸出ルール」
1ヵ月から気軽に運用できるので、保有銘柄で新規募集が開始された時には運用を検討しましょう。



GMOコインの口座は下のリンクから開設できます。


・特徴①:仮想通貨の取引手数料が安い
・特徴②:仮想通貨の送金手数料が無料
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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。
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