🐼 当サイトのコンテンツ制作ポリシー
「ぱんだくりぷとの」のコンテンツ制作・編集ポリシーはこちらでご紹介しています。なお、当サイトの記事には企業からのPRが含まれている場合があります。
この記事から分かること
- 楽天ウォレットから出金できない原因
- Bybit・MEXCに出金する方法
楽天ウォレットは2020年3月にサービスが開始された楽天グループ運営の仮想通貨販売所で、楽天ポイントとの連携や豊富なキャンペーンが特徴です。
結論、2023年6月1日に国内の法改正に伴い施行されたトラベルルール対応により、楽天ウォレットは金融庁指定の通知対象国への送金はできない旨を公表しており、原則送金はできません。
当社では、日本国内及び金融庁が指定する法域国・地域(※1)に属する登録暗号資産交換業者に暗号資産を出庫する場合には、トラベルルール対応のための情報通知システムとしてSygna Hubを選定して、法令等が求める暗号資産の出庫に伴う移転関連情報を通知します。これに伴い、Sygna(Sygna HubもしくはSygna Bridge)採用以外の暗号資産交換業者には出庫することができませんのでご注意ください(※2)。
楽天ウォレット トラベルルール対応について(通知対象法域の追加)
「トラベルルール対応の詳細」はこちらで解説しています。
楽天ウォレットのトラベルルール対応までの沿革は次の通りです。
楽天ウォレットの送金状況をまとめると、次の通りです。
例えばBybitは通知対象国外である「セーシェル」登記となっていますが、アラブ首長国連邦が所在地となっており、楽天ウォレットから送金できない場合もあります。
私は出金が強制的にキャンセルされました。
海外取引所への出金の際は、楽天ウォレット以外の他の国内取引所を利用するのがおすすめです。
最新の各国内取引所から海外取引所への送金状況をまとめると、次の通りになります。
以下の3社は、主要な海外仮想通貨取引所への送金制限がありません。
MEXCやBybitへの送金に対応しているおすすめの国内取引所は、「ビットバンク」です。
ビットバンクは送金できない海外取引所を公表していますが、主に日本人が利用する海外取引所は含まれていません。
- Bithumb
- UPbit
- Korbit
- ProBit
- CoinOne
- GOPAX
- Kraken
- Coinbase
- Binance.us
- CoinList
- Gemini
- Bitstamp.net US
- Luno
- Independent Reserve.
- Crypto.com
- B2C2.com
- LMAX Digital
- HTX.com Gibraltar
- OSL.com
- BlockFi.com
- Bitfinex.com Bahamas
- OKX.com Bahamas
- Bitfinex.com Bahamas
※上記は一部抜粋(Bybit.com UAEには出金できませんが、私たち日本在住者が利用するBybit.com Globalへは問題なく出金可能です。)
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※ビットバンクの取引手数料:Takerは0.12%、Makerは-0.02%(一部銘柄を除く)
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ビットバンクから海外取引所に送金する方法は、下の記事で解説しています。
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
楽天ウォレットはMEXCやBybitに出金できない
結論、楽天ウォレットは原則MEXC等の金融庁指定の通知対象国に所在する海外取引所には送金できません。
楽天ウォレットは、仮想通貨の入出金に関するルールを定めた「トラベルルール」に遵守するために、2023年6月1日より、マネーロンダリングやその他適切な運営等の観点から総合的に出庫を審査するようになったからです。
2023年6月1日の法改正により制限開始
マネーロンダリング等の対策案を示す国際的な共通ルール「トラベルルール」に遵守するため、2023年6月1日に日本では法改正が行われました。
ちなみに、トラベルルールってどんなルールなの?
楽てウォレットが対応しているトラベルルールとは、FATF(Financial Action Task Force、金融活動作業部会)と呼ばれる国際機関により、マネーロンダリングやテロ資金供与対策を目的として各国で導入が進められている取り決めのことです。
トラベルルールとは、「利用者の依頼を受けて暗号資産の出金を行う暗号資産交換業者は、出金依頼人と受取人に関する一定の事項を、出金先となる受取人側の暗号資産交換業者に通知しなければならない」というルールです。
bitbank Support トラベルルールとはなんですか
トラベルルール導入までの簡単な経緯
1989年6月 | マネロン対策の国際的な枠組み「FATF」がフランスで設立。 |
2015年6月 | G7サミットで暗号資産に対する規制の導入が宣言され、各国の暗号資産業者は登録・免許制になり、利用者も本人確認が必要になる。日本でも暗号資産業者は登録制に。 |
2018年10月 | FATF勧告15「新技術の悪用防止」が改訂され、暗号資産業者はマネロン等の規制が必要になる。 |
2019年6月 | FATF勧告16「電信送金」が改訂され、送付側と受取側に関する情報の通知が必要になり、このFATF勧告16がトラベルルールと呼ばれている。 |
2023年6月 | 犯罪による収益の移転防止に関する法律が改正され、日本の暗号資産交換業者はトラベルルールへの対応が必要になる。 |
「トラベルルール」は、国際的なルールである「FATF勧告16」の通称となります。(FATFはマネロン対策等を行う国際機関)
既に日本も勧告は受けていましたが、2023年6月1日の法令改正に伴いより厳しく遵守するようになり、金融庁指定の国への送金には情報の通知が義務化されました。
これにより、情報の通知をルール通りに行えない取引所間では仮想通貨の送金に制限が掛かるようになりました。
もっと詳しくトラベルルールの概要や対応の経緯を知りたい方は、下の記事をご覧ください。
楽天ウォレットでは「SYGNA(シグナ)」という情報通知の仕組みが導入されており、原則は同じSYGNAを採用している取引所にのみ出金が可能です。
楽天ウォレットへの問い合わせ結果
楽天ウォレットの公式サイト上では、原則通り「日本国内および金融庁指定の通知対象国に該当する場合、Sygna採用の取引所にのみ出庫可能」と記載があったため、次の2点について公式に問い合わせてみました。
- 通知対象国に所在を置くSYGNAの取引所に出金可能か
- 通知対象国外への出金は可能か
頂いた回答は、次の通りです。
海外取引所への出金は全て自己責任であり、総合的に審査して出金を差し止める可能性があるという回答でした。
他の国内取引所では、明確に出金の可否を公表しているところも多いので、楽天ウォレットに関してはやや曖昧な回答です。
楽天ウォレットの出金状況について結論をまとめると、次の通りです。
- 同じSYGNAを採用している国内取引所には問題なく出金可能
- 通知対象国外への出金は要審査&自己判断
- 通知対象国の海外取引所への出金も要審査&自己判断
海外取引所へ出金に関しては仮に承認が出なくてもキャンセルされて仮想通貨を失う訳ではありませんが、海外取引所への送金は他の取引所を利用するのが無難です。
他の国内取引所から出金しよう
楽天ウォレットからBybit・MEXC等の海外取引所に出金する場合、海外取引所への出金制限がない他の国内取引所を利用するのがオススメです。
楽天ウォレットから直接他の制限のない国内取引所に仮想通貨を出金するか、一度日本円で銀行に戻した後に制限のない国内取引所に入金しましょう。
楽天ウォレットの各通貨の出金手数料は、次の通りです。
出金通貨 | 出金手数料 | 円換算 |
---|---|---|
日本円 | 300円 | – |
BTC | 0.001BTC | 4000円 |
ETH | 0.01ETH | 2500円 |
BCH | 0.001BCH | 30円 |
仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)を使って、他の取引所に出金するのが手数料が安く済みます。
Bybit・MEXCへの出金制限がなく、楽天ウォレットからの出金に対応しているの国内取引所は、次の3箇所です。
おすすめは「ビットバンク」です。
ビットバンクは送金できない海外取引所を公表していますが、主に日本人が利用する海外取引所は含まれていません。
送金能力に優れる仮想通貨XRP・XYMなどを0.12%の安価な手数料で購入でき、送金手数料は数円~数十円でBybitやMEXCに出金できます。
・口座開設で現金1000円がもらえる
・特徴①:最短即日で口座開設&取引が可能
・特徴②:仮想通貨の取引量国内No.1
・特徴③:セキュリティ評価国内No.1
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🐼 ビットバンク公式サイト:https://bitbank.cc/
メタマスクに移してから海外取引所に送金する方法もありますが、手数料の安い仮想通貨XRPが使えないため、あまりオススメしません。
楽天ウォレットから海外取引所に経由送金する
楽天ウォレットから直接BybitやMEXCに送金できない状況でも、別の国内取引所を経由すれば問題ありません。
本記事では、楽天ウォレットから出金手数料の安いBCH(ビットコインキャッシュ)をビットバンクに出金し、ビットバンクからXRPでBybitに送金する方法をご紹介します。
下のボックスを開くと、詳しい手順を画像で確認できます。
手順①:bitbankの入金アドレスを確認
ビットバンクのアプリを開き、下の「メニュー」タブから「入金」を選択しましょう。
仮想通貨BCC(ビットコインキャッシュ)の入金アドレスをコピーします。
楽天ウォレットのBCHと表記が違いますが、BCCとBCHは同じビットコインキャッシュのことです。
手順②:楽天ウォレットから資産を移す
楽天ウォレットはスクリーンショットが禁止されている画面が多いため、一部テキストでの解説となります。
楽天ウォレットのアプリを開き、ホーム画面真ん中の「BCH」をタップします。
下の画像の「出庫」を選択します。
ビットバンクからコピーしたアドレスを貼り付けたら、次の3つの情報を入力して、出金を実行しましょう。
- 出庫数量
- 出庫目的
- 詳細の記載
手順③:ビットバンクからBybitに送金する
「ビットバンクからBybitに送金する方法」は、下の記事で詳しく解説しています。
まとめ:送金制限がない国内取引所を使おう
本記事では、楽天ウォレットからBybit・MEXCを含む海外取引所に仮想通貨を出金する方法をご紹介しました。
結論、楽天ウォレットから海外取引所へ出金する場合、他の制限のない国内取引所を経由するのが確実です。
Bybit・MEXCへの出金制限がなく、楽天ウォレットからの出金に対応している国内取引所は、次の3箇所です。
おすすめの国内取引所は「ビットバンク」です。
送金能力に優れた仮想通貨XRPを安価な手数料で購入でき、送金手数料0.1XRPでBybitやMEXCに送金できます。
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・特徴①:最短即日で口座開設&取引が可能
・特徴②:仮想通貨の取引量国内No.1
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ビットバンクから海外取引所に送金する方法は、下の記事で解説しています。
仮想通貨に関する注意喚起
仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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