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この記事から分かること
- NFT(非代替性トークン)とは
- NFTの仕組み・特徴
- NFTの魅力・楽しみ方
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
NFTは「Non-Fungible Token」(非代替トークン)の略で、「ブロックチェーン技術」を活用して、画像や音楽等のの所有権を証明できるデジタル証明書付きのデジタルデータです。
仮想通貨(主にイーサリアム)に活用されている「ブロックチェーン技術」と同じ技術が活用されています。
NFTの発行・購入・売却といった取引は、全てのブロックチェーンに記録されています。
各NFTは全て発行元・取引履歴・現在の所有者等の情報がブロックチェーン上で追跡できるようになっているため、デジタルデータを所有している事実が客観的に証明できます。
NFT技術によりデジタルデータに価値が付くようになり、「Opensea」等のNFTマーケットでデータが高値で取引されています。
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
NFTに活用されるブロックチェーン技術とは
NFTの仕組みは「ブロックチェーン」という技術によって実現しています。
ブロックチェーンは、2008年にサトシナカモトと呼ばれる匿名の人物により開発されたビットコインの基盤技術です。
現在はビットコインだけでなく、イーサリアムやリップルといったネットワークにも活用されています。
NFTはイーサリアムの中でも「ERC-71」というIDを紐づける規格で発行され、デジタルデータ1つ1つに番号が付けられるため、全てのデジタルデータが唯一無二になります。
NFTに関する全てのやり取りは、以下のようにブロックチェーン上で公開・記録されています。
どの著者から発行され、誰の手に渡って自分の手元まで来たのか全て分かるようになっており、透明性が高く本物と偽物の区別が簡単に付くようになっています。
例えば下の画像は私が2021年5月に購入した「Lil Pudgy」と呼ばれるペンギンのNFT(ID:16197)ですが、ブロックチェーン上でNFTのIDを検索すると、取引の履歴が全て出てきます。
発行元を見れば本物のNFTであることが分かるようになっています。
NFTの魅力・楽しみ方・活用事例とは
次にNFTの楽しみ方や活用事例をご紹介します。
転売してお金を稼げる
転売してお金を儲けるためにNFTを購入している方は多いです。
NFTによって今まで価値が付かなかったデジタルデータに価値が生まれ、NFTの市場が生まれました。
1枚数十万円~数百万円でNFTアートも多く、こういったNFTを安く仕込むことができれば、後で売却することで大きな利益を出せます。
例えば、NFTが流行り始めた2022年はCryptoNinja Partners(CNP)の転売で儲けた人が多くいます。
NFTでこんなに儲けている人がいるんだね。
NFTが証明機能になる
NFTによりデジタルデータに作者の情報や取引履歴の情報が紐づき、本物であることを証明できるようなりました。
これにより、高価なNFTを所有することで権威性を占めます。
ブランド物のバッグを持ったりするような感覚です。
NFTの中には数億円で取引されているものもあり、SNSのアイコンに出来ればそれだけでアピールになります。
また、NFTの誕生により独立した個人としての活動だけではなく、同じ目的を持ったNFTクリエイターやそのファンが集まるコミュニティが数多く誕生しています。
国内の代表的なNFTコミュニティの1つは、NinjaDAOです。
コミュニティに参加したり、イベントに参加したりするためには、NFTの購入が必須になっていることが多いです。
NFTはコミュニティへの参加権として利用したり、同じ仲間だと認識したりするための用途に適しています。
コレクションできる
NFTは世界に一つしか存在しないデジタルデータのため、ただコレクションとして集めて楽しむ人もいます。
以下は私が1年以上大事に持っているPudgy Penguinと呼ばれるNFTプロジェクトのNFTです。
特に画像形式のNFTはコレクションの対象になりやすいです。
これまではフィギュア等の現物コレクションが主流でしたが、デジタルデータでもコレクションが可能になりました。
NFTは「ウォレット」と呼ばれる自分専用NFTの財布に保管し、コレクションする形になります。
デジタルアートの販売
NFTによりデジタル作品に価値が生まれ、クリエイターが収益を獲得できる機会が広がりました。
例えば作者がイラストをNFTとして出品すると作者のデータがNFTに紐づき、NFTが購入されると所有者が「作者⇒購入者」に移った事実がブロックチェーンに記録されます。
本物であることを証明する形で出品できるため、偽物を出品されたりしてもあなたのイラストが買われなくなることはありません。
NFTは「Opensea」等のNFTのマーケットサイトで自由に出品でき、仮想通貨を使って売買が行われます。
ゲーム内で活用して遊んで稼ぐ
NFTにはゲーム内で活用できるタイプのデジタルデータもあり、「NFTゲーム」と呼ばれるゲームの中で認識させてプレイできます。
NFTを使って遊ぶゲームは、プレイすることで仮想通貨を稼げるという特徴があります。
例えば有名なNFTゲーム「Axie Infinity」であれば、SLPと呼ばれる仮想通貨を稼げます。
稼いだ仮想通貨は最終的に日本円にも換金できます。
「NFTゲームの概要・稼げる仕組み・始め方」は下の記事で解説しています。
PFPとして活用する
NFTはTwitterのようなSNSと連携でき、プロフィールピクチャー(PFP)に設定できます。
NFTはコピーできず世界に本物は1つだけなので、他の人は同じアイコンにはできません。
本物と偽物を区別できるNFTは、SNSのアイコンに適しています。
珍しいNFTをアイコンにできれば、それだけでアピールになりますね。
2023年1月からサービスが提供されたTwitterの有料プラン「Twitter Blue」を利用すれば、簡単にNFTをTwitterのPFPに設定できるようになります。
仮想通貨に関する注意喚起
仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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