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【厳選4つ】仮想通貨ブリッジおすすめサイトは?やり方&仕組みを解説!

この記事から分かること

  • 仮想通貨のブリッジとは
  • 仮想通貨ブリッジのおすすめサイト
  • 仮想通貨ブリッジのやり方
  • 仮想通貨ブリッジの仕組み
この記事を書いた人

※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。

仮想通貨ブリッジとは、別のブロックチェーンに仮想通貨を移動させる行為です。

移動させると同時に別の仮想通貨に交換できる場合があり、「仮想通貨のスワップ」を兼ねるブリッジを提供するサービスもあります。

さとう

仮想通貨のブリッジ手法は、次の2種類に分かれます。

  • 正規(標準)の公式ブリッジ機能を利用
  • 外部のブリッジプロトコルを利用

ブリッジ先のブロックチェーンに仮想通貨を入金させる場合、ブリッジではなく様々なブロックチェーンで仮想通貨を入出金できる「マルチネットワーク」対応の取引所を利用して直接仮想通貨を送金する方法もあります。

※国内では「ビットバンク」と「オーケージェー」がArbitrum・Optimismなどの様々な入出金に対応している。

それぞれの特徴をまとめると、次の通りです。

スクロールできます
送金方法ブリッジルート対応銘柄待機時間手数料の種類手数料金額スリッページ
(Price Impact)
正規ブリッジ
(Ethereum⇔L2)
L1⇒L2主にETH短い(数分~数十分)L1ガス代
L2ガス代
高めなし
L2⇒L1主にETH長い(約7日間)L1ガス代
L2ガス代
高めなし
外部ブリッジL1⇒L1 / L1⇒L2
L2⇒L2 / L2⇒L1
多め短い(数分~数十分)L1ガス代
L2ガス代
プロトコル手数料
L1⇒L2:高め
L1⇒L2:高め
L2⇒L2:安い
L2⇒L1:高め
あり
取引所直接送金少なめ短い(数分~数十分)送金手数料L1に送る:高め
L2に送る:安い
なし

※L1はEthereum・Sui・BNB Smart Chainなど、自前で取引処理・可用性確保・検証等に必要な環境が全て整っているベースとなるブロックチェーンのこと。L2はL1を可用性に利用する等、一部の工程をL1に依存するブロックチェーンのこと。

さとう

正規ブリッジ(Canonical Bridge)は、イーサリアムとレイヤー2間で行える公式備え付けのブリッジのイメージです。

例えばイーサリアム上のETHを他のイーサリアムレイヤー2にブリッジする場合は、外部のブリッジを利用せず、正規のブリッジ機能を利用するのが追加の手数料が掛からずセキュリティも保証されているのでオススメです。

外部のブリッジプロトコルは「流動性プール」を活用し、様々な銘柄で様々なチェーンに素早くブリッジできます。

しかし、「ガス代」に加えて追加のプロトコル利用手数料がブリッジ金額×一定の割合(%)で発生するため、大きめの金額のブリッジを行うと多額のプロトコル利用手数料を払うことになります。

直接マルチネットワーク対応の国内取引所から送金する場合は、ガス代ではなく固定の送金手数料が掛かるだけで混雑時でも常に安価な手数料で送金できるのがメリットです。

  • EthereumとL2間ブリッジはまず正規を検討
  • それ以外は外部ブリッジを利用
  • 簡単で手数料が安い取引所からの送金も検討
目次

外部ブリッジのおすすめサイト【厳選4つ】

本記事では、手数料が安く・対応チェーンが多い4つのおすすめ外部ブリッジサイトをご紹介します。

サイト名称ブリッジ方法初心者お勧め度対応ネットワーク追加手数料
Jumper Exchangeアグリゲーター型★★★ほぼ全てあり
deBridge注文マッチング型★★多いあり
Celer cBridge流動性プール型普通あり
Across Protocolハイブリット型★★普通あり

※Jumper Exchangeのブリッジ検索・ルート提案機能自体に追加手数料はありませんが、提案された他のブリッジプロトコルを利用することになり、そこで追加の手数料が掛かります。

【アグリゲーター型】Jumper Exchange

Jumper」は、他の様々なブリッジプロトコルから見積もりを一括取得し、最安価・最速のブリッジ方法を提案してくれます。

出典:Jumper

ブリッジ対応チェーンは次の通りです。

Jumper ブリッジ対応チェーン
  • Ethereum
  • Solana
  • BSC
  • Arbitrum
  • Base
  • Blast
  • Avalanche
  • Polygon
  • Scroll
  • Optimism
  • Linea
  • zkSync
  • Polygon zkEVM
  • Gnosis
  • Fantom
  • Moonriver
  • Moonbeam
  • FUSE
  • Boba
  • Mode
  • Metis
  • Lisk
  • Unichain
  • Aurora
  • Sei
  • Hyperliquid
  • Immutable zkEVM
  • Flare
  • Sonic
  • Vana
  • Gravity
  • Taiko
  • Soneium
  • Swellchain
  • Bitcoin
  • opBNB
  • Corn
  • Lens
  • Cronos
  • Fraxtal
  • Abstract
  • Rootstock
  • Apechain
  • Celo
  • Etherlink
  • World Chain
  • XDC
  • Mantle
  • Superposition
  • Ink
  • BOB
  • Katana
  • Berachain
  • Kaia
  • Sui
  • Plume
  • HyperEVM

Jumperの利用で追加の手数料は発生しません。(提携ブリッジプロトコルの収益シェア等による事業モデル)

Jumperの提案先のブリッジプロトコルの追加手数料は発生するので注意しましょう。

※ブリッジ元とブリッジ先のガス代相当も別途発生します。

【注文マッチング型】deBridge

deBridge」では、あなたが作成したブリッジ注文に対して、deBridgeに登録した第三者が応じる形でブリッジが実現されます。

※注文板でいうあなたが「メイカー」となり、第三者が「テイカー」となります。第三者は「Solver」と呼ばれ、deBridgeに登録することで誰でもなれます。

注文通りのブリッジを実現してくれる第三者がいなければブリッジは行えず、スリッページ等も発生しないため、希望通りのブリッジを行えます。

出典:deBridge

ブリッジ対応チェーンと、ブリッジ1回毎の固定プロトコル手数料(運営側への報酬, Flat fee)は次の表の通りです。

対応チェーン追加手数料対応チェーン追加手数料
Arbitrum0.001 ETHCronos zkEVM7 zkCRO
Avalanche0.05 AVAXAbstract0.0004 ETH
BNB Chain0.005 BNBBerachain0.02 BERA
Ethereum0.001 ETHStory0.01 IP
Polygon0.5 MATICHyperEVM0.05 WHYPE
Solana0.015 SOLZircuit0.001 ETH
Linea0.001 ETHFlow2.5 FLOW
Base0.001 ETHZilliqa50 ZIL
Optimism0.001 ETHBOB0.001 ETH
Neon0.75 NEONMantle2 MNT
Gnosis1 xDAIPlume7 PLUME
Lightlink0.0005 ETHSophon1 SOPH
Metis0.02 METISSei6 SEI
Bitrock20 BROCKTRON4 TRX
Sonic1 SCrossFi1 XFI

deBridge 対応チェーン&固定プロトコル手数料

その他、さらに次の3つの手数料がブリッジを行う仮想通貨から差し引かれます。

  • 変動プロトコル手数料:ブリッジ金額の0.04%
  • テイカーの利益:ブリッジ金額の0.04%
  • ブリッジ先でのガス代相当等:変動

※ブリッジ元のガス代別途発生します。

【流動性プール型】Celer cBridge

Celer cBridge」では、誰でも流動性を提供できる共有型のプールを活用して仮想通貨のブリッジを行います。

流動性プールの特徴として、流動性があればいつでも素早くブリッジできますが、大きな金額のブリッジを行うと「プライスインパクト」が発生し、受け取るブリッジ枚数が大きく減る可能性があるので注意しましょう。

出典:Celer cBridge
さとう

cBridgeの対応チェーンは次の通りです。

Celer cBridgeの対応チェーン
  • Ethereum Mainnet
  • BNB Chain
  • Avalanche
  • Polygon PoS
  • Arbitrum One
  • OP Mainnet
  • Base Mainnet
  • Unichain
  • zkSync Era Mainnet
  • Arbitrum Nova
  • Aptos
  • Fantom
  • Flow EVM
  • Metis Mainnet
  • Oasis Emerald
  • Evmos
  • Aurora
  • Moonbeam
  • Moonriver
  • Boba Network
  • Gnosis Chain
  • Astar
  • Aura Mainnet
  • Bitcoin Network
  • Blast
  • Conflux
  • Filecoin
  • Flow Cadence
  • Gravity Alpha Mainnet
  • Injective
  • Kava EVM Co-Chain
  • Klaytn
  • Linea Mainnet
  • Manta Pacific Mainnet
  • Milkomeda C1 (Cardano)
  • Oasis Sapphire
  • Oasys Hub-Layer
  • PlatON
  • Redbelly Network
  • SX Network
  • Scroll Mainnet
  • Shiden
  • Sui Mainnet
  • X Layer
  • opBNB

追加のプロトコル利用手数料は0.0%~0.5%の範囲で発生し、利用する流動性プールの枚数が少ない(流動性の利用率が高い)ほど利用手数料は高くなります。

※ブリッジ元とブリッジ先のガス代相当は別途発生します。

【ハイブリッド型】Across Protocol

Across Protocol」は、注文に対するマッチングの形式をベースにブリッジに対応し、注文に対応できる人がいない場合は共有型の流動性プールでブリッジを行う「ハイブリッド」形式です。

出典:Across Protocol
さとう

Across Protocolの対応チェーンは、次の通りです。

Across Protocolの対応チェーン
  • Arbitrum One
  • BNB Smart Chain
  • Base
  • Blast
  • Ethereum Mainnet
  • Ink
  • Lens
  • Linea
  • Lisk
  • Mode
  • Optimism
  • Polygon Network
  • Redstone
  • Scroll
  • Solana
  • Soneium
  • Unichain
  • World Chain
  • Zora
  • ZkSync Era

Across Protocolでブリッジ注文に対応する人は「リレイヤー」と呼ばれ、リレイヤーは私たち利用者がブリッジ元で提供した仮想通貨を基本はそのまま受け取ります。

しかし、リレイヤーは希望の別のチェーンに移してからその仮想通貨を受け取ることもできます。

別のチェーンに移して受け取ることを選択した場合は流動性プールを活用することになり、以下の流動性利用手数料が私たちブリッジ利用者に請求されます。

プール利用率手数料率
0%0.00%
10%1.25%
20%2.50%
30%3.75%
40%5.00%
50%6.25%
60%7.50%
70%8.75%
80%10.00%
90%30.00%
100%50.00%

Across Protocol 流動性利用手数料(転換点80%の場合)

手数料はリレイヤーが受け取る仮想通貨を希望チェーンに移動させるために活用する流動性プールの利用率に従って決定され、上表の手数料率が発生します。

Across Protocolの手数料の詳細はこちらの公式Docsでも詳しい解説があります。

※ブリッジ元とブリッジ先のガス代相当は別途発生します。

外部ブリッジサイトの仕組み

外部の仮想通貨ブリッジサイトは、大きく分けて次の4種類があります。

※ペグトークンをブリッジ先で新規発行するタイプのプロトコルは利用機会が少ないので除いています。

アグリゲーター型の外部ブリッジサイト

Jumper」のような「アグリゲーター型」のブリッジプロトコルでは、私たち利用者のブリッジ注文に対応できる様々な外部ブリッジプロトコルの見積もりを一括で取得し、手数料や時間を一覧表示します。

最安価・最速のブリッジルートを自動提案してくれるので、その提案通りにブリッジを実行すれば効率の良いブリッジを行える可能性が高いです。

しかし、アグリゲーターが提携しているブリッジプロトコルしか参照しないため、あくまでもアグリゲーターの参照範囲での最適なブリッジルートであることに注意が必要です。

また、アグリゲーターによっては追加手数料が発生することがあり、提案先のブリッジプロトコルの利用と合わせて二重の手数料が発生する場合があります。

さとう

本記事で紹介している「Jumper」はユーザーから利用手数料を徴収しない運営モデルになっているのでオススメです。

※Jumperは提携先のブリッジプロトコル等から手数料を徴収している。

注文マッチング型の外部ブリッジサイト

deBridge」のような「注文マッチング型」のブリッジサイトでは、私たち利用者が希望のブリッジ注文を作成し、ブリッジ先で該当資産を保有しており注文通りのブリッジを実現可能な第三者がいる場合のみブリッジが実現します。

何の利益をなしにブリッジ注文に応じる人は当然いないので、ブリッジ先で受け取る枚数は少し小さく設定する必要があります。(小さく設定した分が注文対応者にとっての報酬)

例えばdeBridgeでは初期設定ではブリッジ金額の0.04%がテイカー(Solver)の手数料となります。

注文は自由で作成できるのでテイカーの利益を含めないこともできますが、誰も対応するメリットがないので永遠にブリッジが実行されません。

さとう

また、ブリッジプロトコルの運営・バリデーターに追加の利用手数料を支払う必要があります。

プライスインパクトやスリッページ」などで受け取り枚数で想定外の誤差が生じることがなく、作成した注文通りにブリッジを実現できる点はメリットです。

  • 対応者がいれば注文通りのブリッジが可能
  • スリッページを気にする必要がない
  • 注文内容次第ではブリッジできないことも

>>deBridgeの公式Docsはこちら

流動性プール型の外部ブリッジサイト

Celer」のような流動性プール型のブリッジサイトは「分散型取引所」のように「流動性プール」を保有しており、流動性として預け入れられた仮想通貨によりブリッジサービスを提供しています。

さとう

流動性プールには誰でも預け入れられる「共有型」や、単一の組織が所有する「自己管理型」があります。

外部のブリッジプロトコル

流動性プールを利用してブリッジする時に追加の手数料を支払い、その手数料が流動性提供者やブリッジプロトコルの運営・バリデーターの報酬になります。

バリデーターは私たちブリッジ利用者の注文を適切な流動性プールに割り当て、自己管理型の流動性プールを保有する組織の処理を監視する役割を担っています。

まだブリッジの選択肢が少ない時代はこの「流動性型」が主流でしたが、大型の共有の流動性プールを抱えるとハッキングによる資金流出リスクが高まる点がデメリットで最近は利用者が少なくなっています。

また、流動性プールの特徴として「分散型取引所」と同じように、大きな金額のブリッジを行うと「プライスインパクト」が発生し、受け取るブリッジ枚数が大幅に減ってしまう可能性があります。

※例えばCelerは「StableSwap AMM」でプライスインパクトを計算しており、基本的にプライスインパクトはほとんど発生しませんが、流動性が極端に減った場合に限り非常に大きいプライスインパクトが発生します。

さとう

まだDeFiやブリッジに慣れていない方にはあまりお勧めできません。

  • 流動性さえあればいつでも素早くブリッジ可能
  • スリッページやプライスインパクトあり
  • 流動性プールのハッキングリスクあり

>>Celerの公式Docsはこちら

ハイブリッド型の外部ブリッジサイト

「注文型」と「流動性型」を組み合わせた「Across Protocol」のようなブリッジプロトコルも存在します。

例えばAcross Protocolは大半の処理は流動性を使わず、私たちブリッジ利用者の注文に対して「リレイヤー」が個別に注文引き受け、ブリッジに対応します。

誰でも預け入れ可能な「共有型の流動性プール」もありますが、利用者のブリッジ注文に対応できない・または遅延してしまう場合の緊急用としてのみ利用します。

さとう

流動性プール型の素早いブリッジと、注文型による注文通りの適格なブリッジ両方のメリットを享受できるというメリットがあります。

  • 「注文型」と「プール型」のハイブリッド
  • 基本は注文通りにリレイヤーがブリッジ処理
  • 対応できないor遅れる場合はプールを活用

>>Across Protocolの公式Docsはこちら

仮想通貨の正規・標準ブリッジのやり方

仮想通貨ETHをガス代とする「イーサリアムレイヤー2」にイーサリアムから仮想通貨ETHをブリッジする場合、外部のブリッジプロトコルを使用せずに公式の正規ブリッジ(標準ブリッジ)を利用できます。

※ブロックチェーンに備え付けのブリッジ機能を使うイメージ

必要なガス代は備え付けブリッジ自体の処理の重さにより変わり、利用するブロックチェーンで変わるので一概に言えませんが、追加のプロトコル手数料(ブリッジ金額に対して割合で掛かるもの)が発生しません。

さとう

特にブリッジ金額が大きめの場合のメリットが大きく、ほぼ確実に公式のブリッジ機能を利用した方がコストを抑えられます。

追加の手数料が発生しないことから、推奨するインセンティブが正規ブリッジには誰にもないので、あまり表に出ないことが多いですが、以下の公式サイトから正規ブリッジを利用できます。

ブリッジ先サイト名称概要
Arbitrumbridge.arbitrum.io公式サイト
OP MainnetSuperbridge外部サイト(正規ブリッジ提案あり)
BaseSuperbridge外部サイト(正規ブリッジ提案あり)
ModeSuperbridge外部サイト(正規ブリッジ提案あり)
Linealinea.build公式サイト
Zircuitbridge.zircuit公式サイト

正規ブリッジができるサイト一覧

※OP Mainnet・Base・Modeは、「Optimism」のOP Stackを使用したレイヤー2となっていますが、Optimismは分散化を重視するため自前で公式ブリッジサイト(フロントエンド)は所有していません。正規ブリッジ(Native Bridge)を優先提案してくれるSuperbridgeを利用しましょう。各レイヤー2公式サイトでもSuperbridgeを紹介している場合が多いです。

一部外部プロトコルも含まれますが、正規ブリッジを自動提案するプロトコルのため、基本的には手数料が安いという理由で上位に提案するため正規ブリッジのルートを発見・利用しやすいです。

上表記載のブリッジサイトを開いてブリッジ内容を入力すると、画面上部に「Native Bridge」などの追加手数料ゼロでブリッジできるルートが表示されるので、それを選択してください。

確認画面が表示されるので、内容を確認してガス代を支払うとブリッジが実行されます。

手数料がゼロと表示されますがガス代は別途発生します

仮想通貨の正規・標準ブリッジの仕組み

イーサリアムレイヤー2との間で行われる仮想通貨の正規・標準ブリッジでは、イーサリアムとレイヤー2の両方に配置されたブリッジコントラクトでブリッジを行います。

例:Ethereum⇒OP Mainnetのブリッジ例(詳細はこちらで解説

>>Optimism Docs “The Standard Bridge

さとう

標準ブリッジは次の流れで行われます。

  • Ethereum側のStandard Bridgeにロック
  • Ethereum側のStandard Bridgeが新規発行指示
  • OP Mainnet側が指示を認証して新規発行

イーサリアム」側の標準ブリッジコントラクトにあなたの仮想通貨がロックされると、OP Mainnet側の標準ブリッジコントラクトに同枚数の新規発行の指示(ミントメッセージ)を送ります。

OP Mainnetがミントメッセージを認証すると、OP Mainnet側でロックした枚数と同枚数を新規発行する仕組みです。

イーサリアムとオプティミズムのブロックチェーンで実現しているブリッジで外部のサードパーティプロトコルを介していないため、ブリッジ金額に応じた追加の手数料が発生しないメリットがあります。

ちなみに、正規ブリッジはレイヤー2からレイヤー1に戻す場合、7日間という長い待期期間が発生するので待てない場合は外部のブリッジサイトを利用しましょう。

例:OP Mainnet⇒Ethereumのブリッジ例(詳細はこちらで解説

レイヤー2ブロックチェーンと正規ブリッジの仕組み」は、下の記事でさらに詳しく解説しています。

直接日本の取引所から仮想通貨を送金する方法

レイヤー2「Arbitrum」や「Optimism」など、様々なネットワークで仮想通貨を送金できる国内取引所は、次の2か所です。(他の取引所は不可)

取引所名称入出金対応ネットワーク
ビットバンクArbitrum/Optimism/BNB Smart Chain/Sui/Solana…etc
オーケージェーArbitrum/Optimism/BNB Smart Chain/Sui/Solana…etc

他の取引所はイーサリアムレイヤー2や、BNB Smart Chain、Suiといったネットワークの入出金に対応していないので、上記の2か所は貴重です。

おすすめは送金手数料・取引手数料が安く、初心者から上級者まで使いやすい「ビットバンク」です。

ビットバンクは取引手数料(メイカー)がマイナス0.02%となっており、通常支払う取引手数料を逆に貰える点もお得です。

ビットバンクから仮想通貨ETHを「Arbitrum」と「Optimism」で送金する方法は、下の記事で解説しています。

さとう

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ビットバンクで取引手数料(メイカー)をもらう方法」は、下の記事で詳しく解説しています。

まとめ:手数料に注意して最適な方法を選ぼう

本記事では仮想通貨のブリッジのやり方・おすすめサイト・仕組みを詳しく解説しました。

スクロールできます
送金方法ブリッジルート対応銘柄待機時間手数料の種類手数料金額スリッページ
(Price Impact)
正規ブリッジ
(Ethereum⇔L2)
L1⇒L2主にETH短い(数分~数十分)L1ガス代
L2ガス代
高めなし
L2⇒L1主にETH長い(約7日間)L1ガス代
L2ガス代
高めなし
外部ブリッジL1⇒L1 / L1⇒L2
L2⇒L2 / L2⇒L1
多め短い(数分~数十分)L1ガス代
L2ガス代
プロトコル手数料
L1⇒L2:高め
L1⇒L2:高め
L2⇒L2:安い
L2⇒L1:高め
あり
取引所直接送金少なめ短い(数分~数十分)送金手数料L1に送る:高め
L2に送る:安い
なし

イーサリアムとL2間で金額が大きめのブリッジを行う場合、追加手数料が発生しない正規ブリッジ(標準ブリッジ)が最も手数料が安いのでおすすめです。

それ以外のブリッジは、外部のブリッジプロトコルを自分で選んで利用することになります。

どれを選んで良いか分からない場合は、まずはアグリゲーター型で最適なブリッジプロトコルを提案してもらい、そのまま実行するのが無難です。

さとう

仮想通貨のブリッジ操作は発生する手数料の数が多いので、取引所から送金手数料を払って直接送金することも選択肢に入れましょう。

  • EthereumとL2間ブリッジはまず正規を検討
  • それ以外は外部ブリッジを利用
  • 簡単で手数料が安い取引所からの送金も検討

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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。

仮想通貨に関する注意喚起

仮想通貨の価格は日々変動しており、保有する仮想通貨の価格が急激に下落する場合があります。購入時の価格を下回ったり、無価値になってしまうことで大きな損失が発生する恐れがあります。

仮想通貨の信用取引は、価格変動により保証金を上回る損失が発生する場合があります。

その他仮想通貨に関する注意喚起について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。

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