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【Solayer】SOLリステーキングのやり方・仕組みを解説!【エアドロ情報あり】

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この記事から分かること

  • SOLのLRP「Solayer」とは
  • SolayerでSOLを運用する方法
  • Solayerのエアドロップ情報
この記事を書いた人

※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。

Solayer」は、レイヤー1ブロックチェーンSolanaの代表的なリキッドリステーキングプロトコル(Liquid Restaking Protocol)です。

出典:Solayer.org

仮想通貨SOL(ソラナ)の「リキッドステーキング」ができるだけでなく、リキッドステーキングで発行したトークン「sSOL」をさらに運用するリステーキングもSolayer上で同時にできます。

sSOL(Solayer)はSolayer上でリステーキングすることで「AVS報酬」と呼ばれる特別な報酬をもらえたり、Solanaの分散型取引所で「流動性マイニング」で報酬をもらえたります。

また、現在はエアドロップイベントが開催されており、Solayer上に仮想通貨を預け入れることで、将来的にエアドロップをもらえるポイントを獲得できます。

目次

リステーキングプロトコル「Solayer」とは

Solayerの仕組みの大枠

Solayer」に仮想通貨SOLを預け入れると、ステークプールから「リキッドステーキングトークン」であるsSOLが債権トークンとして発行されます。

sSOLがあればいつでもSOLに戻すことができます。(領収書の役割)

Solayerに預け入れられたSOLはSolayer推奨の「バリデーター」に委任され、バリデーターは「プルーフオブステーク」の仕組みでSOLを活用してSolana上の取引を処理します。

取引処理を通して、Solanaバリデーターは次の2つの報酬を獲得し、この報酬がSolayerのSOLステークプールに蓄積されていき、sSOLの価値も同時に押し上げていく構造になっています。

  • 手数料報酬
  • MEV報酬

主な報酬である「手数料報酬」は私たちSolanaの利用者が支払っているSOLの「ガス代」です。

MEV(Maximal Extractable Value)とは、バリデーターが処理する取引順序を最適化することで得られる最大抽出可能価値のことです。

バリデーター取引を自分で追加または取引順序を並び変えることで利益を抽出する権利があり、この抽出された利益もSolayerのステークプールに蓄積されsSOLの価値を高めます。

Solayerのリステーキング・AVSとは

Solayerで発行したsSOLは、さらにSolayer上でステーキングして運用できます。(リステーキング、再ステーキング)

Solayerのリステーキングの仕組みは、e-AVSs(endogenous Actively Validated Services、)と呼ばれます。

さとう

AVSとは、仮想通貨に関連するプロトコルのセキュリティやパフォーマンスを向上させるサービスのことです。

EigenLayer」が代表的なAVSとして有名で、Ethereumの外のオフチェーンシステムがEthereumのセキュリティを共有し、オラクルやロールアップといったサービスを提供しています。

出典:EigenLayer

レイヤー1ブロックチェーンの外で機能するAVSのため、こちらは特に外因性AVS(Exogenous Actively Validated Services.)と呼ばれます。

さとう

一方、SolayerのAVSは内因性AVS(endogenous Actively Validated Services)と呼ばれます。

レイヤー1ブロックチェーン「Solana」には、Stake Weighted Quality of Service(ステーク重み付け品質サービス)と呼ばれる仕組みが内蔵されています。

SWQoSは、Solana上の各DAppsは自身の取引を受信するバリデーターのステーキング量を増やせると、取引を遅延なく処理しやすくなりサービス品質を改善させることができる仕組みです。

Solayerでは「Bonk」といったSolanaの代表的なDAppsがいくつかAVSに登録されています。

例えばBonkのAVSにsSOLを預けることで、BonkのDAppsの取引を処理するバリデーターのステーキング量が増加し、BonkのDAppsの取引処理が遅延しづらくなりサービス品質が向上します。

BonkはAVSに貢献してくれた見返りとして、「仮想通貨BONK」を報酬として提供しています。

BonkがAVSに対応した際の公式ツイートはこちら

SolayerでSOLをリキッドステーキングする方法

SolayerにSOLを預け入れてsSOLを発行するリキッドステーキングの手順は、次の通りです。

①SOLを入れたウォレットを用意

まずは仮想通貨SOL(ソラナ)を入金したウォレットを用意しましょう。(Phantom Wallet等)

②Solayerにウォレットを接続

Solayer公式サイト」にアクセスし、画面右上の「Connect Wallet」でウォレットを接続しましょう。

さとう

下のリンクからアクセスすると、Solayerの利用でもらえるエアドロップポイントが10%増えるのでお得です。(招待コード:W2EDH3)

③SOLを預けてsSOLを発行

ホーム画面の「Solana Native Restaking」の「Deposit」に進みます。

仮想通貨SOLを預けてsSOL(リキッドステーキングトークン)に変換したい枚数を入力し、「Deposit」でSOLのリキッドステーキングを実行しましょう。

sSOLが発行され、sSOLの価値がSolayer推奨のソラナバリデーターの手数料報酬やMEV報酬を通して自動で増えていきます。(sSOLはリワードベアリング型のLST

sSOLの利回り獲得イメージ(年利10%の場合)
  • 運用開始時点:1sSOL=1SOL
  • 運用から1年後:1sSOL=1.1SOL(10%増)
さとう

sSOLをSOLに戻したいときは、Depositの画面でタブを「Withdraw」に切り替えるだけです。

SolayerでsSOLをリキッドリステーキングする方法

発行したリキッドステーキングトークンsSOLは、さらに運用して「リキッドリステーキング」を行えます。

Solayerで発行したsSOLをAVSに預けるリキッドリステーキングの手順は、次の通りです。

①預け入れるAVSを選択

Solayerの「Delegate」のページにアクセスすると、sSOLを委任(Delegate)してDAppsを最適化させる対象が一覧で表示されます。

この記事では、様々な分散型アプリケーションを提供しているミームコイン「Bonk」のAVSにsSOLを委任し、「BonkSWAP」といったBonk関連のDAppsの取引処理の接続の優先度を上げてみます。

さとう

BonkのAVSに委任することで、将来的にAVS報酬として「仮想通貨BONK」をもらえます。

②預けるsSOL枚数を入れて委任

AVSに預け入れるsSOLの枚数を入れたら、「Delegate」でAVSへの委任は完了です。

sSOLは一度手元から離れ、代わりに〇〇sSOLがリキッドリステーキングトークンとして発行されます

Bonkに委任した場合は、BONKsSOLが発行されます。

「Undelegate」タブに切り替えることで、いつでもBONKsSOLはsSOLに戻せます。

さとう

現在はSolayer公式のLSTであるsSOLのみがリステーキングに対応していますが、将来的にはbbSOLといった他のトークンも対応予定です。

【補足】sSOLをその他のDeFiで運用する方法

sSOLはSolayerのAVS以外にも、分散型取引所「Orca」や「Raydium」で流動性マイニングを行う運用もできます。

出典:Raydium

sSOL/SOLのペアで流動性を提供できるので、インパーマネントロスを抑えた運用もできます。

仮想通貨に関する注意喚起

さとう

仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。

消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。

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