【4種類】Bybitのステーキングはどれがオススメ？利率＆リスクを解説！

Bybitは2018年に設立された海外仮想通貨取引所で、豊富な取り扱い銘柄・完全日本語サポート・使いやすいインターフェースが特徴です。

Bybit（バイビット）では、次の4種類のステーキング方法があります。

結論、4種類のBybitのステーキングの中では「Bybitステーキング」と「ETH2.0ステーキング」がオススメです。

「Bybitステーキング」は価格が変動しない「ステーブルコイン」等、Bybitで上場している様々な銘柄を高い利率で運用できます。

NEARやATOMといった「プルーフオブステーク」以外の銘柄にも、PEPEやBONKといったミームコインまであらゆる銘柄がステーキングに対応しています。

運用せず放置している銘柄がある場合、とりあえずBybitステーキングを覗いてみることをオススメします。

何か突発的に外部のDeFiプロトコル等でもっと利回りの高い運用先が見つかれば、その都度Bybitステーキングから解除して運用先を移し替えればいい訳です。

「ETH2.0ステーキング」は、他の専用サイトの「リキッドステーキング」と変わらない利率でETHを運用でき、Bybit側にガス代を負担してもらえるのでオススメです。

運用せず放置している仮想通貨ETHがある場合におすすめの運用方法です。

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【11月】期間限定の高利回りBybitステーキング

2024年11月度最新の期間限定で開催されているお得なBybitステーキングは、以下の表の通りです。

対象銘柄	年利(APR)	締め切り
USDT	300%	～2024/12/31
USDT	777%	～2024/11/23

特にステーブルコインUSDTは、リスクを最小限に抑えて高利回りで運用できるのでおすすめです。

2024年11月1日から期間限定＆Bybit新規登録者限定で、年間利回り777%のUSDTステーキングが開催されています。

3日間限定ですが、利回りが非常に高いため資産を着実に増やせます。

募集枠が限られているため、運用したい方は早めにステーキングしておきましょう。

Bybitステーキングの利率・リスク

Bybitステーキングの利率・リスク・やり方をご紹介します。

Bybitステーキングとは

「Bybitステーキング」とは、Bybitが提供している仮想通貨単体の資産運用方法のことです。

BybitにBTC、ETH、USDTといった仮想通貨を単体で預け入れてBybitに代わりに運用してもらうことになり、その収益の一部があなたに還元されます。

「利用規約」上でも、利回り実現のために顧客資産をBybit側で運用する旨が記載されています。

7. お客様は、Bybitステーキングサービスの利用にあたり、以下の事項について同意し、確認するものとします。

c. お客様は、Bybitがプラットフォーム上に表示する利回りを実現するために適切と思われる方法でお客様のステーキング資産を運用することに取消不能の同意をするものとします。

出典：Bybitステーキング利用規約

「払い戻し自由」のステーキングには、次の特徴があります。

「定期」のステーキングには、次の特徴があります。

リスクを抑えたい場合は「払い戻し自由」、利率を重視したい場合は「定期」ステーキングを選びましょう。

Bybitステーキングの利率

Bybitステーキングで運用できる主な仮想通貨の利率、最低ステーキング量は次の通りです。

	利率 （払戻自由） ※預入制限あり	利率 （定期） ※30日間	利率 （定期） ※60日間
BTC	6.00%	1.90%	2.30%
ETH	2.50%	1.50%	1.80%
USDT	15.0%	2.50%	3.00%
USDC	8.00%	–	3.50%
DAI	6.00%	2.50%	3.00%
ADA	1.88%	3.30%	–
ATOM	6.50%	–	–
AVAX	3.80%	–	–
DOGE	4.00%	–	–
MATIC	1.65%	–	–
SOL	3.30%	6.00%	–
XRP	2.70%	–	3.50%

払い戻し自由のステーキングは預入に制限額がありますが利率が高額なため、少額運用がしたい方にオススメです。

預け入れ制限は各仮想通貨で少し異なりますが、500ドル～1000ドルが大体の目安です。それ以上預ける場合は利率が大きく下がるので注意しましょう。

例えばステーブルコインなら500ドルまでは高利率なので、500ドルまでの場合払い戻し自由、それ以上は定期プランでステーキングするのがおすすめです。

Bybitステーキングのリスク

Bybitステーキングのリスク・デメリットは、次の通りです。

特にBybitステーキングの定期プランは一定期間仮想通貨をロックする必要があるため、その間に暴落が起きても損切り等の対応は取れません。

一方、Bybitステーキングの払い戻し自由プランはいつでも引き出せるので流動的な運用ができますが、預け入れ額に制限があるため大きな金額を運用できません。

Bybitステーキングのやり方

下のボックスを開くと、Bybitステーキングの手順を確認できます。

BybitのETH2.0ステーキングの利率・リスク

BybitのETH2.0ステーキングの利率・リスク・やり方をご紹介します。

BybitのETH2.0ステーキングとは

Bybitの「ETH2.0ステーキング」とは、BybitにETH2.0ステーキングを代行してもらい、イーサリアムのブロックチェーンに間接的に貢献して報酬を得る運用方法です。

ETHのステーキング先は、次の2か所から選べます。（本記事ではLido Financeで解説）

ETHのステーキング（ETH2.0ステーキング）を自分で行う場合、Lido Finance等で高いガス代（手数料）を払って申請する必要があります。

BybitでETH2.0ステーキングを行うと、Bybitが利用者から募ったETHをまとめてLido Financeに代わりにステーキングを行ってくれるため、「ガス代」が掛からないメリットがあります。

Bybitがミント処理を実施するため、お客様はオンチェーンアクティビティやガス料金への対応から解放され、イーサリアムのステーキングがより多くのトレーダーにとって利用しやすいものになります。

出典：Bybit「ETH 2.0流動性ステーキングについて」

BybitのETH2.0ステーキングの利率

BybitのLido FinanceでのETH2.0ステーキングの利率は約4.0%となっており、Lido Financeで自分でステーキングを行っても同じです。

BybitでETH2.0ステーキングを行うことでガス代が掛からなくなるので、利益の観点でメリットがあります。

BybitのETH2.0ステーキングのリスク

BybitのETH2.0ステーキングのリスク・デメリットは、債権トークンstETHの価値が下落する可能性がある点です。

stETHに価値が生じているのは、いつでも償還してETHを回収できるからです。

仮にLido Financeでトラブルが生じ、プラットフォーム上でETHの償還ができない可能性が生じた場合、stETHが市場で投げ売りされて価値が下がる可能性があります。

「リキッドステーキング」のリスクは、下の記事で詳しく解説しています。

BybitのETH2.0ステーキングのやり方

Bybitの流動性マイニングの利率・リスク

Bybitの流動性マイニングの利率・リスク・やり方をご紹介します。

Bybitの流動性マイニングとは

Bybitの「流動性マイニング」とは、Bybitに仮想通貨を預け入れ、デリバティブ取引などの流動性として利用してもらい、デリバティブ取引のトレード手数料の一部を報酬としてもらう運用方法のことです。

円滑なデリバティブ取引市場の運営には、決済された利益をすぐに支払える瞬発力が必要になるため、流動性マイニングで提供された流動性が利用されます。

プールに追加した資産は、Bybit のデリバティブ市場にも流動性を提供するため、取引手数料から利回りを獲得できます。 このようにして、流動プロバイダーの資本利用率を最大化し、従来の AMM よりも高い利回りを得ることができます。

出典：Bybitヘルプセンター「Bybit流動性マイニングのご紹介 」

流動性マイニングでは、USDTと他の仮想通貨1種類を1:1の等価のペアで預け入れます。

Bybitのデリバティブ取引で主に証拠金として使われるUSDTと、その他デリバティブ取引で利用される仮想通貨をセットで預け入れるイメージです。

Bybitの流動性マイニングの利率

Bybitの流動性マイニングで預け入れることができる、主な仮想通貨ペアの利率は次の通りです。

預け入れペア	年利率
BTC＆USDT	2.7%～8.3%
ETH＆USDT	2.4%～7.3%
XRP＆USDT	2.7%～8.1%
SOL＆USDT	14.0%～42.0%
MATIC＆USDT	6.8%～20.4%
BNB＆USDT	2.9%～8.7%

流動性マイニングは主に「分散型取引所」で行われる運用方法ですが、それと比べると利率は控えめです。

デリバティブ取引の利用者が増えたり、流動性提供者が減ったりしないと利率は高くなりません。

高い利回りで運用したい場合は、分散型取引所の「流動性マイニング」を行うのがおすすめです。

Bybitの流動性マイニングのリスク

Bybitの流動性マイニングのリスク・デメリットは次の2つです。

Bybitの流動性マイニングは、分散型取引所の流動性マイニングと比べると年間利率が低めです。

また、流動性マイニングには「インパーマネントロス」と呼ばれる、流動性マイニング特有の損失が発生します。

Bybitの流動性マイニングのやり方

下のボックスを開くと、流動性マイニングの手順を確認できます。

BybitのWeb3ステーキングの利率・リスク

BybitのWeb3ステーキングの利率・リスク・やり方について、詳しくご紹介していきます。

BybitのWeb3ステーキングとは

Bybitの「Web3ステーキング」とは、メタマスクやBybit Wallet等のウォレットをBybitに接続し、Bybitから分散型取引所やリステーキングプロトコルなどのDAppsを利用して行う仮想通貨の運用方法のことです。

BybitはDAppsに接続するための場を代わりに提供しており、自分で直接DAppsに接続して利用する場合と利率は変わらず、ガス代も通常通り発生します。（Bybitが仲介手数料を徴収することもありません）

8. DAppsとの直接的な関係

Web3 Earnサービスプラットフォームを通じてDAppsにアクセスすることを許可しています。あなたの資産をステークする行動は完全にあなた自身のものであり、我々はあなたのリクエストと指示に基づいてステーキングサービスを提供するだけです。

出典：Bybitヘルプセンター「Agreement for Web3 Earn」（原文英語, 当サイト日本語訳）

Web3ステーキングの運用先は分散型取引所へのステーキング、リステーキングプロトコルへの預け入れが主です。

こういった運用先にBybitのプラットフォームから預け入れができます。

BybitのWeb3ステーキングの利率

BybitのWeb3ステーキングの年間利率は、運用先によって大きく異なります。

詳細は「BybitのWeb3ステーキング」をご覧ください。

自分で直接運用先にアクセスして利用する場合と利率は変わりません。

BybitのWeb3ステーキングのリスク

BybitのWeb3ステーキングのリスク・デメリットは、各運用先の運用手法によって変わります。

単一の仮想通貨の預け入れであれば、プロトコルのハッキングリスクや仮想通貨の価格変動リスクが発生します。

Curve等の分散型取引所で仮想通貨をペアで預け入れる場合は、分散型取引所の「イールドファーミング」特有の「インパーマネントロス」のリスクが追加で発生します。

BybitのWeb3ステーキングのやり方

下のボックスを開くと、Web3ステーキングの手順を確認できます。

【参考】Bybitの自動ステーキング機能とは

Bybit(バイビット)の自動ステーキング機能とは、資金調達アカウントの中に入っている対象銘柄が自動で「払い戻し自由」でステーキングされる機能です。

Bybitの自動ステーキングに対応している銘柄と自動ステーキングの上限額は、以下の通りです。

対応銘柄	上限額
USDT	50,000 USDT
ETH	10 ETH
BTC	1 BTC
USDC	50,000 USDC
ATOM	5,000 ATOM
BNB	150 BNB
DOT	10,000 DOT
ADA	120,000 ADA
BCH	200 BCH
XRP	50,000 XRP
SOL	1,500 SOL
AVAX	3,000 AVAX
AXS	10,000 AXS
OP	20,000 OP
DOGE	500,000 DOGE
LTC	500 LTC
SUI	50,000 SUI
LINK	5,000 LINK
DAI	30,000 DAI
SUSHI	50,000 SUSHI

自動ステーキングは、「上記銘柄を一括で設定する方法」と「個別で設定する方法」の2つがあります。

各々のやり方は、下のボックスを開くと確認できます。

Bybitのステーキングに関するFAQ集

Bybitのステーキングとは？

Bybitのステーキングとは、海外取引所Bybit（バイビット）で仮想通貨の資産運用ができる機能のことです。

Bybitで管理している仮想通貨を預け入れることで、一定の利回りを稼ぐことができます。

Bybitのステーキングの種類は？

Bybit（バイビット）のステーキングは4種類あります。

①Bybitステーキング、②ETH2.0ステーキング、③流動性マイニング、④Web3ステーキングの4種類です。

Bybitのステーキングの利率は？

Bybitのステーキングの利率は、低いもので年間利回り2%～5%程度、高いもので50%～100%程度です。

Bybitのステーキングのデメリットは？

Bybitのステーキングで運用を選択するデメリットは、Bybit（バイビット）運営に管理を任せる必要がある点です。

セキュリティ対策は行われていますが、一定のリスクがあることは理解して運用を始めましょう。

BybitでUSDTのステーキングはできる？

Bybit（バイビット）でUSDTのステーキングを行うことはできます。

年間利率が5%を超える高いステーキングもあり、安定して多く利益を出せるオススメの運用方法です。

Bybitステーキングで払い戻しはできる？

Bybit（バイビット）ステーキングは、仮想通貨を30日間または60日間ロックする「定期プラン」以外であれば、自由に払い戻しができます。

まとめ：Bybitはおすすめの資産運用先！

本記事では、Bybit（バイビット）の4種類のステーキングのやり方についてご紹介してきました。

年間利率をまとめると、次の表の通りです。

	Bybit ステーキング	ETH2.0 ステーキング	流動性 マイニング	Web3 ステーキング
運用例	USDC	ETH	ETH＆ USDT	ETH＆ stETH
運用例利率	8.0%	4%	4%	2%
参考サイト	Uniswap	Lido	Uniswap	Curve
参考サイト利率	2～5%	4%	20～100%	2%
おすすめ度

おすすめは、利率が高く対応銘柄が幅広いBybitステーキングと、ガス代が掛からなくなるETH2.0ステーキングです。