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Celer cBridgeとは?ブリッジ方法・手数料・仕組み・流動性提供を解説!

この記事から分かること

  • Celer cBridgeのやり方
  • Celer cBridgeの仕組み
  • Celer cBridgeの手数料
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Celer cBridge」とは、流動性プールで仮想通貨のブリッジ(チェーン間移動)を行えるブリッジプロトコルです。

Celer cBridgeには誰でも流動性を提供できる「共有型流動性プール」と、Celer登録ノードが自分で保有する「自己保管型プール」の2種類があり、ユーザーのブリッジ内容に従って適切なプールが割り当てられます。

ユーザーのブリッジ注文に対する流動性プールの割り当てや、流動性を保有するノードの監視はCeler State Guardian Network(SGN)登録のバリデーターが行っており、不正を行うとペナルティを受ける仕組みです。

さとう

他の形式のブリッジ方法と比較すると、次の通りです。

スクロールできます
ブリッジ方法ブリッジ履行主体メリットデメリット
注文マッチング型deBridgeテイカースリッページがないテイカーの利益を含めないとブリッジできない
流動性プール型Celer 流動性プール流動性さえあればすぐにブリッジ可能プライスインパクトが発生する
ハイブリット型Acrossテイカー&流動性プール上2つ両方上2つ両方

流動性プールされあればいつでもブリッジできますが、ブリッジ先チェーンでCelerが保有している流動性が少ない時は「プライスインパクト」が発生し、受取時の枚数が減ってしまうので注意が必要です。

Celer cBridgeの対応ネットワークは次の通りです。

Celer cBridge 対応ブロックチェーン
  • Ethereum Mainnet
  • BNB Chain
  • Avalanche
  • Polygon PoS
  • Arbitrum One
  • OP Mainnet
  • Base Mainnet
  • Unichain
  • zkSync Era Mainnet
  • Arbitrum Nova
  • Aptos
  • Fantom
  • Flow EVM
  • Metis Mainnet
  • Oasis Emerald
  • Evmos
  • Aurora
  • Moonbeam
  • Moonriver
  • Boba Network
  • Gnosis Chain
  • Astar
  • Aura Mainnet
  • Bitcoin Network
  • Blast
  • Conflux
  • Filecoin
  • Flow Cadence
  • Gravity Alpha Mainnet
  • Injective
  • Kava EVM Co-Chain
  • Klaytn
  • Linea Mainnet
  • Manta Pacific Mainnet
  • Milkomeda C1 (Cardano)
  • Oasis Sapphire
  • Oasys Hub-Layer
  • PlatON
  • Redbelly Network
  • SX Network
  • Scroll Mainnet
  • Shiden
  • Sui Mainnet
  • X Layer
  • opBNB

Celerのような外部ブリッジは追加のプロトコル手数料が多いため、ブロックチェーン公式(備え付け)の正規ブリッジを利用したり、取引所から直接送金した方が手数料は安くなる場合が多いです。

スクロールできます
入金方法ブリッジルート対応銘柄待機時間手数料の種類スリッページ
(Price Impact)
正規ブリッジ
(Ethereum⇔L2)
L1⇒L2主にETH短い(数分~数十分)L1ガス代
L2ガス代
なし
L2⇒L1主にETH長い(約7日間)L1ガス代
L2ガス代
なし
外部ブリッジ
(Celer等)
L1⇒L1 / L1⇒L2
L2⇒L2 / L2⇒L1
多め短い(数分~数十分)L1ガス代
L2ガス代
プロトコル手数料
あり
取引所直接送金少なめ短い(数分~数十分)送金手数料なし

ブリッジ以外の入金方法との比較表

ブリッジではなく、「Arbitrum」や「Optimism」といった様々なブロックチェーンの入出金に対応している国内取引所「ビットバンク」から直接出金するのもおすすめです。

さとう

下の記事でやり方を解説しています。

本記事の参考文献
目次

Celer cBridgeの仮想通貨ブリッジのやり方

Celer cBridgeを利用した仮想通貨のブリッジ方法は、次の通りです。

①ブリッジ通貨とガス代を用意

まずはメタマスク等の仮想通貨ウォレットに、ブリッジしたい仮想通貨とブリッジ元チェーンのガス代を用意します。

例えば、イーサリアム上の仮想通貨ETHをオプティミズム上にブリッジさせたい場合、イーサリアム上にブリッジしたいETHとガス代分のETHの合計を用意します。

②ブリッジ注文を作成

Celer cBridgeのブリッジ画面にアクセスして、ウォレットを接続します。

画面上の「From」にブリッジ元のチェーン、画面下の「To」にブリッジ先のチェーンを設定したら、ブリッジ銘柄とブリッジ枚数を設定します。

出典:Celer cBridge

③仮想通貨ブリッジの実行

ブリッジの設定が済んだら、「Confirm Transfer」で確認画面を表示させます。

追加のプロトコル手数料やプライスインパクトの影響により、ブリッジ先チェーンでの受取枚数はブリッジ元チェーンでの送金枚数より少し少なくなります。(手数料の詳細は本記事後半)

「Slippage Tolerance」は発生しても問題ない「スリッページ」の許容%を表しますが、初期設定で問題ありません。

「Estimated Time of Arrival」は、ブリッジが完了するまでの推定時間を表します。

流動性プールを活用したブリッジは時間が掛からないので、どのブロックチェーンを選んでも混雑していなければ数分程度で終わります。

さとう

もう一度「Confirm Transfer」を押したら、ガス代を支払ってブリッジを実行しましょう。受取は自動です。

Celer cBridgeのブリッジの仕組み・手数料

Celer cBridgeのブリッジで掛かる手数料

deBridgeでブリッジをする際には、ブリッジ元で支払うガス代に加えて次の2つの追加手数料が発生し、ブリッジを行う仮想通貨から差し引かれる形で支払われます。

  • ベース手数料:ブリッジ先ガス代相当
  • プロトコル手数料:0.0%~0.5%

参照:docs.celer “Bridge Fee

ベース手数料はブリッジ先のガス代に利用され、ブリッジ先のブロックチェーン・混雑状況により変動します。

プロトコル手数料はCelerのブリッジ取引・ノードを監視するSGNバリデーターとそのバリデーターに仮想通貨CELRを委任するデリゲーターの報酬になります。

プロトコル手数料はブリッジ先チェーンでの受取ブリッジ金額に応じて最大0.5%発生します。

さとう

ブリッジ金額が少額の場合は0.01%程度で済み、プロトコル手数料はほとんど発生しません。

※プライスインパクトはこの後解説します。

Celer cBridgeのブリッジの仕組み

Celer cBridge「分散型取引所」のように「流動性プール」を保有しており、流動性として預け入れられた仮想通貨によりブリッジサービスを提供しています。

流動性を預ける側に回るとプロトコル手数料を報酬として貰えるため、仮想通貨の運用手段としても利用されます。

Celer cBridgeには誰でも流動性を提供できる「共有型流動性プール」と、Celer登録ノードが自分で保有する「自己保管型プール」の2種類があり、ユーザーのブリッジ内容に従って適切なプールが割り当てられています。

Celer登録ノードは「自己保管型プール」でブリッジを提供するにあたり同時に担保をロックしており、不正を行うとスラッシング(担保没収)が行われるため、ルール通りに正しく貢献します。

Celer登録ノードの自己保管型プールや、誰でも提供できる共有型流動性プールへのブリッジ注文の割り当てや、ノードの監視はCeler State Guardian Network(SGN)登録のバリデーターが行っています。

SGNバリデーターは仮想通貨CELRをステーキングしており、こちらも不正を行うとスラッシングされます。

ブリッジレート・プライスインパクトとは

Celer cBridgeのブリッジ見積もりにはブリッジレートの記載があり、基本的には1:1(追加手数料は除く)になっていますが、ブリッジ先の流動性プールが少ないとブリッジレートが悪化し、受取枚数が大幅に少なくなります。

さとう

Celerブリッジレートは「StableSwap AMM」と呼ばれるモデルで計算されており、次の特徴があります。

  • 多少の増減では常に1:1で交換できる
  • 大きく流動性が減ると極端にレートが悪化

StableSwap AMMは分散型取引所のステーブルコインのスワップによく利用されるモデルで、基本はユーザーに希望通りに1:1の交換を実現しますが、枯渇寸前でブリッジレートを大きく悪化させて流動性がなくなるのを防ぎます。

このように流動性の偏りから発生するレート変化・価格変化は「プライスインパクト」と呼ばれます。

逆に流動性が少ないブロックチェーンから流動性が多いブロックチェーンにブリッジすると、ブリッジ先の受取枚数が増えるため、アービトラージトレードを行うトレーダーにより偏りは基本的に解消されます。

また「Slippage Tolerance(スリッページ許容度)」を設定すると見積もり後の想定外のブリッジレートの悪化を防止できるので、気にし過ぎる必要はありません。

Celer cBridgeの流動性提供のやり方

Celer cBridgeには「共有型の流動性プール」とCeler登録ノードの「自己保管型流動性プール」の2つがあり、共有型の流動性プールには私たちユーザー側も流動性を提供して報酬を獲得できます。

※本記事更新時点では、ウォレットを接続してスマートコントラクトで流動性を提供することはできますが、スマートコントラクトを用いた流動性の削除をCeler cBridgeのサイト(フロントエンドUI)から行えなくなりました。流動性提供の際は注意して下さい。初心者の方は流動性の提供は控えましょう。(詳細はこちら

以下やり方のご紹介です。(イーサリアムのUSDTの流動性を提供する場合)

ここからcbridgeの流動提供の画面にアクセスします。

+のマークを選択します。

cBridgeで流動性を提供する方法

流動性を提供する枚数を入力したら「Add Liquidity」で流動性の提供が開始されます。

さとう

画面右上の「View」から流動性提供の報酬を受け取れます。

【補足】ブリッジプロトコルの流動性提供によるインパーマネントロス

ブリッジへの流動性提供では、インパーマネントロスと呼ばれる損失が発生することがあります。

以下の記事で詳細を解説しています。

まとめ:仮想通貨ブリッジは追加手数料に注意

ブリッジプロトコル「Celer cBridge」の特徴・注意点は次の通りです。

  • 流動性プール型のブリッジプロトコル
  • 流動性があればいつでも素早くブリッジ可能
  • プライスインパクトと追加手数料には注意
  • 流動性提供の削除がUIで出来ないので注意

Celer cBridgeではガス代に加え別途払う必要があるプロトコル手数料が固定&割合で発生し、特にブリッジ金額が大きい場合は多額の手数料を支払う必要があるので注意しましょう。

ブリッジではなく、「Arbitrum」や「Optimism」といった様々なブロックチェーンの入出金に対応している国内取引所「ビットバンク」から直接出金するのもおすすめです。

さとう

下の記事でやり方を詳しく解説しています。

仮想通貨ブリッジのおすすめサイト・仕組み」は、下の記事でも詳しく解説しています。

本記事の参考文献

・特徴①:最短即日で口座開設&取引が可能

・特徴②:アルトコイン取引量1位(シェア46%)

・特徴③:CER.liveで高水準のセキュリティ評価

・特徴④:取引手数料(Maker)を逆に貰える

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ご覧いただきありがとうございました。

本記事に関するご質問・ご感想はコメント欄か下記のお問い合わせページ・XのDMよりお送り下さい。丁寧に回答させていただきます。

メールアドレスはこちら:contact@pandacrypto.xsrv.jp

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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。

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