この記事から分かること
- USDTレンディングの利率
- お勧めのUSDTレンディングのやり方
- USDTレンディングのリスク
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
USDTとは、香港を拠点とする「tether社」が発行する米ドルと価格連動する時価総額最大のステーブルコインです。

ステーブルコインUSDTは、米国債や現預金で構成される流通USDT価値以上の「準備金」をtether社で保管・管理しながら、既存のブロックチェーンを利用して発行される銘柄です。
※USDT準備金が十分であることの証明(Attestation)は監査法人「BDO Italia」が行う。最新のUSDT準備金状況はこちら。

ステーブルコインUSDTは米ドル連動のため運用中の価格変動リスクが低いため、貸出(レンディング)で自動で運用されることが多いです。
さとうUSDTレンディングのやり方には大きく分けて「CeFiレンディング」と「DeFiレンディング」の2つがあります。
※CeFi:Centralized Finance(中集権型金融)、DeFi:Decentralized Finance(分散型金融)


中央集権型のCeFiレンディングでは「BitLending」や「PBRLending」といった国内の仮想通貨レンディングの専門企業にUSDTを貸し出し、各社の目標利率に向けた運用を自由に行ってもらう仕組みです。


DeFiレンディングでは、スマートコントラクトに仮想通貨を入金することで借入側が支払う支払い利息が自動で付与されます。(いつでも引き出し可能)





DeFiレンディングは高利率目的ではないので利率はやや低めですが、中央集権型の組織が一切介入しない点が大きなメリットです。
| 比較項目 | CeFiレンディング | DeFiレンディング |
|---|---|---|
| 利率 | 高め | やや低め |
| 運営主体 | 企業・取引所 | スマートコントラクト |
| 資産の管理 | カストディ(企業管理) | ノンカストディ |
| 契約形態 | 利用規約 | オンチェーンロジック |
| 透明性 | 運用先詳細は非公開 | 高(コードは公開) |
| 信頼の前提 | 事業者への信頼 | スマコンへの信頼 |
| 利率決定 | 事業者が裁量で設定 | アルゴリズムで自動調整 |
| 途中解約 | 1か月後が原則 | 原則自由 |
| KYC | 必須 | 不要 |
| 代表例 | BitLending・PBRlending | Aave・Compound |
CeFiレンディング・DeFiレンディング 比較表
USDTレンディングの利率(CeFi&DeFi)


ステーブルコインUSDTの代表的なCeFi・DeFiのレンディング利率は次の通りです。
| USDT運用手法 | USDT運用先 | 年間利率 |
|---|---|---|
| CeFiレンディング | BitLending | 10% |
| CeFiレンディング | PBRlending | 10%~12% |
| DeFiレンディング | Aave | 5%前後 |
| DeFiレンディング | Morpho | 5%前後 |
| DeFiレンディング | Compound | 5%前後 |
USDT 2025年運用年間利率の目安
USDTのCeFiレンディングは「BitLending」や「PBRLending」の2強となっており、どちらも年間利率は10%程度で高利回りです。


どちらも代表的なクリプトファンドで再投資を行っており、クリプトファンドのオンチェーンでの運用報酬やデルタニュートラル等で稼ぐ利益を私たちが間接的に享受することになります。



BitLendingは登録後のマイページで、四半期ごとの運用ポートフォリオを簡単に公開しているので、透明性も高いです。
DeFiレンディングではUSDTの年間利率はおおむね5%程度で、CeFiと比べるとやや低めです。
特に決まった利率を目標に運用される訳ではなく、単純にUSDTの借入・貸出の需給関係によって利率が計算されるため、USDTを利用したDeFi活動のトレンド等から期待される利率に落ち着きます。
DeFiレンディングプロトコルは「Aave」が最大の預入額で最も多く利用されています。
預入額が多く利用者が多いほど利率が安定しやすく、引き出し制限もかかりづらいため、利回りを稼ぎたいまたは仮想通貨を借りたい場合にはまずAaveが選択肢に入ります。


※2025/12/4時点でTVLは32.8億ドルで2位と5倍以上の差がある。(Defillama)
おすすめのUSDTレンディングのやり方(CeFi)


おすすめのCeFiレンディング「PBRレンディング」を活用してUSDTを年間利率10%で運用する方法をご紹介します。


・特徴①:最高利率10%の運用ができる
・特徴②:最短1カ月運用で解約できる
・特徴③:ステーブルコインも運用できる
\ 国内最高利回りで仮想通貨を運用できる/



次の手順で海外取引所でUSDTを購入し、PBRレンディングに送金することで自動で運用を開始できます。
※USDTは国内の取引所での取り扱いなし
- PBRレンディングを新規登録
- 国内取引所で仮想通貨XRPを購入
- 仮想通貨XRPを海外取引所に送金
- 海外取引所でXRPをUSDTに換える
- PBRレンディングで貸出申請
- 海外取引所からPBRレンディングに送金


「PBRレンディングでUSDTを貸し出す方法」は、下の別記事で詳しく解説しています。


ぱんだくりぷとのPBRレンディングの関連記事はこちらです。


| PBRlendingの関連記事はこちら | |
|---|---|
| PBRlendingは怪しい? | PBRlendingの始め方 |
| 3000円を貰って始める方法 | PBRlendingの利率・手数料 |
| BitLendingとの比較 | PBRlendingのキャンペーン情報 |
| 各社レンディングの比較 | USDT・USDCで始める方法 |
おすすめのUSDTレンディングのやり方(DeFi)


おすすめのDeFiレンディング「Aave」を活用してUSDTを運用する方法をご紹介します。
Aaveの使い方・運用方法は下の別記事でも詳しく解説しています。


①運用したい銘柄とガス代を用意
「Aaveのトークン供給画面」にアクセスして、利用したいネットワークと運用したい銘柄を決めましょう。
ブロックチェーンでは「Ethereum(Core)」が借り入れ需要が高いため利率が高いですが、ガス代も高めなので数百ドルくらいの少額運用にはおすすめしません。
少額の場合は「BNB Smart Chain」や「Arbitrum」といった、代表的なEVMチェーンを選ぶのがおすすめです。借り入れ需要が一定以上あるため、安定した高利率運用ができます。
画面中央の「Connect Wallet」よりメタマスク等のウォレットと接続できます。


「メタマスクにお得にガス代を用意する方法」は、下の記事で詳しく解説しています。


ガス代をメタマスクに用意できたら、ガス代銘柄の一部を「ユニスワップ」などで運用したい銘柄に交換しましょう。


②運用したい銘柄を供給
「Aaveのトークン供給画面」で供給したい銘柄の「Supply」を押したら、供給枚数を入力して実行するとレンディングは完了です。





後は自動で利回りが付与されていきます。
利回り請求と担保化設定の解除方法
Aaveの「ダッシュボード画面」上部の「Available rewards」のClaimをタップすると利回りを永久できます。


また、画面下「Your supplies」にあなたの運用(供給)状況が表示されます。「Withdraw」で運用を中止できます。
「Collateral(担保)」で、担保設定のオンオフができます。
運用して利回りを稼ぎたいだけであれば、特にオンになっているかオフになっているかを気にする必要はありません。
借り入れに使いたい場合はオンにしておきましょう。
USDTレンディングのリスク


USDTのDeFiレンディングのリスク
USDTのDeFiレンディングのリスクは次の2点です。
- プロトコルのハッキングリスク
- 清算リスク(仮想通貨を借りた場合)
DeFiレンディングに限った話ではないですが、DeFiではコントラクトの実装不備や設計ミスを突いたハッキング攻撃が仕掛けられ、プロトコル内のトークンが流出することが稀にあります。
※Aaveは過去にハッキング攻撃による流出は起きていません。
DeFiレンディングでは預けたUSDTで利回りを発生させつつ、USDTを担保にさらに仮想通貨を借り入れることもできますが、この時特有の「清算リスク」が発生します。



担保額に対する借入総額一定を超えると清算が発生し、あなたのUSDTが借入の返済に利用されてしまいます。


借りていなければ清算リスクが発生することはないので、ただレンディングで利回りを稼ぎたい方は気にする必要はありません。
「Aaveの清算の仕組み」は下の記事で詳しく解説しています。


USDTのCeFiレンディングのリスク
CeFiレンディングは運用の専門企業に預け入れを行いますが、企業はクリプトファンドに再投資し、クリプトファンドはDeFiに預け入れを行うため、結局DeFiレンディングのリスクを間接的に引き継ぎます。
また、企業に預けた仮想通貨がハッキング攻撃で盗まれても返還される保証はありません。
前提として、レンディングは国内の資金決済法で定義される「暗号資産交換業」には該当しないため、BitLendingやPBRlendingは暗号資産交換業者ではありません。
国内で金融庁が定める暗号資産交換業の場合、仮想通貨はコールドウォレットに会社の資産とは別に分別保管され、日本円は信託会社に信託されているので、私たちの資産が全て安全に保管されます。
暗号資産交換業者は、その行う暗号資産交換業に関して、暗号資産交換業の利用者の金銭を、自己の金銭と分別して管理し、内閣府令で定めるところにより、信託会社等に信託しなければならない。
資金決済法「第六十三条の十一 利用者財産の管理」より
仮に破綻した場合でも、優先的に顧客に資産が返還されます。
暗号資産交換業者との間で当該暗号資産交換業者が暗号資産の管理を行うことを内容とする契約を締結した者は、当該暗号資産交換業者に対して有する暗号資産の移転を目的とする債権に関し、対象暗号資産(当該暗号資産交換業者が第六十三条の十一第二項の規定により自己の暗号資産と分別して管理するその暗号資産交換業の利用者の暗号資産及び履行保証暗号資産をいう。)について、他の債権者に先立ち弁済を受ける権利を有する。
資金決済法「第六十三条の十九の二 対象暗号資産の弁済」より
しかし、国内で提供されているレンディングサービスは全て暗号資産交換業に該当しません。


運営会社が破綻する等、暗号資産交換業以外で預け入れた資産は優先弁済されないため、最悪のケースのときに運用しているUSDTを失う可能性があります。
まとめ:USDTを高利率で貸出運用しよう


USDTのレンディングには大きく分けて「CeFiレンディング」と「DeFiレンディング」の2つがあります。
ブロックチェーン上のDeFiに慣れていない場合は中央集権型の「PBRレンディング」や「BitLending」を利用するのがおすすめです。年間利率10%でUSDTを運用できます。



下の記事でも運用のやり方を詳しく解説しています。






| サービス名称 | |
| 利息付与日 | 毎日 |
| 開始時手数料 | 無料 |
| 返還手数料 | 有料(詳細はこちら) |
| 貸出期間 | 最低1ヵ月 |
| 最小貸出量 | BTC⇒0.003BTC |
| 途中解約 | 1ヵ月後可能 |
| 返還日数 | 7営業日 |
| サービス開始月 | 2022年12月 |
| 運営会社 | PortobelloRoad株式会社 |
| 新規登録 リンク | 口座開設 |
PBRレンディングは下のリンクからお得に新規登録できます。


・特徴①:最高利率10%の運用ができる
・特徴②:最短1カ月運用で解約できる
・特徴③:ステーブルコインも運用できる
\ 国内最高利回りで仮想通貨を運用できる/


| PBRlendingの関連記事はこちら | |
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| 各社レンディングの比較 | USDT・USDCで始める方法 |

ご覧いただきありがとうございました。
本記事に関するご質問・ご感想はコメント欄か下記のお問い合わせページ・XのDMよりお送り下さい。丁寧に回答させていただきます。
メールアドレスはこちら:contact@pandacrypto.xsrv.jp

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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。
仮想通貨に関する注意喚起

仮想通貨の価格は日々変動しており、保有する仮想通貨の価格が急激に下落する場合があります。購入時の価格を下回ったり、無価値になってしまうことで大きな損失が発生する恐れがあります。
仮想通貨の信用取引は、価格変動により保証金を上回る損失が発生する場合があります。
その他仮想通貨に関する注意喚起について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
| 金融庁 | 暗号資産の利用者のみなさまへ |
| 警察庁 | 暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください! |
| 消費者庁 | 投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について |
| 国税庁 | 仮想通貨の税務上の取扱い-現状と課題- |
| 政府広報オンライン | 暗号資産の「必ずもうかる」に要注意! |
| 日本暗号資産取引業協会 | 暗号資産に関するトラブルにご注意ください! |
| 国民生活センター | 暗号資産に関する消費者トラブル |






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