この記事から分かること
- USDCのステーキング利率
- USDCのステーキングのやり方
- USDCのステーキングのリスク
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
USDCとは、「米Circle社」が発行する「1米ドル=1USDC」を目標価格として維持しているステーブルコインです。

結論、ステーブルコインUSDCはトークンをロックしてブロックチェーンのセキュリティに貢献する類の「ステーキング」の運用には対応しておらず、「レンディング」または「セービング」で運用して利回りを稼げます。

「仮想通貨のステーキング」は、「プルーフオブステーク」と呼ばれる、仮想通貨を預けることでセキュリティが確保される仕組みブロックチェーンでのみ行うことができます。(Solanaなど)
ステーブルコインUSDCは、米国債や現預金で構成される流通USDC価値以上の「準備金」をファンドで保管・管理しながら、既存のブロックチェーンを利用して発行される銘柄です。

※USDC準備金の証明(Attestation)は監査法人「Deloitte & Touche LLP」が行う。最新のUSDC準備金状況はこちら。
さとう従って、USDCをブロックチェーン上でロックしてステーキングすることでセキュリティ等に貢献できる仕組みではありません。
ステーキングができなくても、レンディングとセービングで高利率でUSDCの運用ができるので問題はありません。
この記事を最後まで読むことでUSDC運用の仕組み・やり方が分かり、今日からUSDCで高利回りの運用ができます。
「仮想通貨のステーキングができる銘柄・オススメステーキング方法」は、下の記事で詳しく解説しています。


ステーブルコインUSDCのステーキング利率・利回り


ステーブルコインUSDCはステーキング運用ができないため、最新のレンディングとセービングの利率を紹介します。
| USDC運用手法 | USDC運用先 | 年間利率 |
|---|---|---|
| CeFiレンディング | BitLending | 10% |
| CeFiレンディング | PBRlending | 10%~12% |
| DeFiレンディング | Aave | 5%前後 |
| セービング | Bitget | 5%前後 |
| セービング | MEXC | 5%前後 |
USDC 2025年運用年間利率の目安
※CeFi:Centralized Finance(中集権型金融)、DeFi:Decentralized Finance(分散型金融)
中央集権型のCeFiレンディングでは「ビットレンディング」や「PBRレンディング」といった国内の仮想通貨運用の専門企業のサービスにステーブルコインUSDCを貸し出して利回りを稼ぎます。


企業は借り受けたステーブルコインUSDCを各国の有名なクリプトファンドに再投資しており、クリプトファンドからの収益の一部を私たちに提供する仕組みです。
※世界各国の有名なクリプトファンドは「Hashed」「a16z crypto」「Pantera Capital」など


クリプトファンドは様々なレイヤー1・レイヤー2・DeFiで運用を行ったり、新規の仮想通貨関係プロジェクトへの初期投資で利益を出しているため、レンディング企業への貸出はこういった利益を間接的に受け取ることを意味します。



リスクを抑えた分散投資を行うと同時に、高い利回りを稼ぐことを目的として運用されるため、還元される利率も高くなります。


DeFiレンディングで最も利用者が多い「Aave(アーベ)」では、スマートコントラクトにステーブルコインUSDCを預け入れることで、借入側が支払う利回りを稼ぐことができます。


本記事後半で詳しい仕組みは解説していますが、海外取引所で行えるセービングは高い利回りを提供するための運用サービスではないため、基本的に利率は低めです。
高利率でUSDCを運用したい場合は、利率10%~12%で運用できる「PBRレンディング」がおすすめです。


・特徴①:最高利率10%の運用ができる
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「PBRレンディングでUSDCを貸し出す方法」は、下の記事で詳しく解説しています。


USDCのレンディングのやり方


ステーブルコインUSDCでステーキング(PoS)を行うことはできないため、おすすめの「PBRレンディング」を活用してUSDCを年間利率10%で運用する方法をご紹介します。



次の手順で海外取引所でUSDCを購入し、PBRレンディングに送金することで自動で運用を開始できます。
※USDCは国内取引所SBIVCトレードで取り扱いがありますが、レンディングサービスへの送金に対応しておりません。
- PBRレンディングを新規登録
- 国内取引所で仮想通貨XRPを購入
- 仮想通貨XRPを海外取引所に送金
- 海外取引所でXRPをUSDCに換える
- PBRレンディングで貸出申請
- 海外取引所からPBRレンディングに送金


「PBRレンディングでUSDCを貸し出す方法」は、下の別記事で詳しく解説しています。


ぱんだくりぷとのPBRレンディングの関連記事はこちらです。


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USDCのセービングのやり方


海外取引所「Bitget」のセービングでUSDCの高利回り運用を行う方法をご紹介します。
国内取引所からBitgetに仮想通貨XRPで入金を行い、XRPを売却してUSDCを買ってそのまま運用する流れです。
①国内取引所とBitgetの口座を開設
国内取引所は海外取引所Bitgetへの送金制限がなく、取引手数料が安い「ビットバンク」がお勧めです。
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🐼 公式サイト:https://bitbank.cc/
海外取引所Bitgetの口座は、下のリンクからお得に開設できます。
海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。


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🐼 Bitget公式サイト:https://www.bitget.com/ja/
紹介コード:hvwu
②Bitgetに仮想通貨を入金
ビットバンクで仮想通貨XRPを購入し、Bitgetに送金しましょう。
「ビットバンクからBitgetにXRPを送金する方法」は、下の記事で詳しく解説しています。


③BitgetでUSDTを購入
Bitgetのスマホアプリを開いたら、画面上の検索バーで「XRP」と入力し、XRP/USDT(現物)を選びます。
取引画面が表示されるので、成行注文でXRPを売却しましょう。


④USDCのセービング設定を行う
Bitgetのスマホアプリホーム画面より「もっと見る」をタップして「セービング」に進みます。


セービングしたいUSDCの枚数を入力して運用を実行しましょう。


あとは自動でUSDCが増えていきます。



特に請求処理等は必要ありません。
USDCのステーキングの仕組み


USDCはステーキングはできない
結論、USDCは「イーサリアム」のようなステーキング(PoS)はできない銘柄です。
ステーキングに対応しているブロックチェーンは「プルーフオブステーク」と呼ばれる仕組みを採用しています。


「プルーフオブステーク」では、仮想通貨をステーキングすることで取引を処理する「バリデーター」になることができ、運用に貢献した対価として仮想通貨を報酬としてもらえます。



以下はプルーフオブステークのブロックチェーンの代表で、仮想通貨のステーキングにも対応しています。
一方、USDCは既存のブロックチェーン上で発行されているトークンで、ブロックチェーンに直接ステーキングしてセキュリティに貢献できる銘柄ではありません。
「仮想通貨のステーキングができる銘柄・オススメステーキング方法」は、下の記事で詳しく解説しています。


USDCのCeFiレンディング運用の仕組み
ステーブルコインUSDCはレンディングの運用に対応しています。


運用専門企業にステーブルコインUSDCを貸し出し、企業が稼いだ利回りの一部があなたに還元される仕組みです。
各社によって運用ポートフォリオに差があるので一概には言えませんが、例えば株式会社J-CAMが運営する「BitLending」は世界各国のクリプトファンドに再投資を行っています。


このように企業はリスクを抑えるために分散投資しつつも、多くの利回りを稼ぐを目的にあなたの仮想通貨を直接運用するため、利率は他の運用方法と比べて高くなります。
国内では「PBRレンディング」と「ビットレンディング」にUSDCの貸し出しができ、いずれもこれまで年間利率10%で利用者に利回りを付与し続けています。



「仮想通貨レンディングの利率・サービス内容の比較」は、下の記事で詳しく行っています。


USDCのセービング運用の仕組み
ステーブルコインUSDCはセービングの運用に対応しています。
主要な海外取引所「Bybit」「Bitget」「MEXC」等でセービングは行うことができ、USDCを預けることで5%前後の利回りを得ることができます。
※BybitではBybitステーキングという名称なので注意。
「セービング」では、特定の方法で利回りを稼ぐ目的を持って取引所は私たちの仮想通貨を預かる訳ではなく、様々な方法で運用収益を獲得し、経費等を差し引いた部分が私たちに分配されます。



銀行に預けて利息が少額付与されるイメージに近いです。
従って、海外取引所側での運用成果により利率が多少変わることがあるので、注意しましょう。


基本的には年間利率(APR)5%前後で推移します。
最新の利回り・直近の利回り推移はUSDCのセービング画面で確認ができます。


また、海外取引所のセービングはティア制を採用しており、一定額以上の運用分は利率が下がる場合があります。
状況によって異なりますが、500ドルが1つの境界線として設定される場合が多いです。
多額のUSDCを運用する場合は利率が一定な「レンディング」の方が有利なこともあるため、その時のセービング条件を見て判断しましょう。
「海外取引所の仮想通貨セービングの仕組み・やり方」は、下の記事で詳しく解説しています。


USDCのステーキングのリスク


USDCのステーキングはできないため、USDCレンディングとセービングのリスク・デメリットを解説します。
レンディングとセービングのリスクは共通しており、どちらも国内の資金決済法で定義される「暗号資産交換業」ではない点です。
庁が定める暗号資産交換業の場合、仮想通貨はコールドウォレットに会社の資産とは別に分別保管され、日本円は信託会社に信託されているので、私たちの資産が全て安全に保管されます。
暗号資産交換業者は、その行う暗号資産交換業に関して、暗号資産交換業の利用者の金銭を、自己の金銭と分別して管理し、内閣府令で定めるところにより、信託会社等に信託しなければならない。
資金決済法「第六十三条の十一 利用者財産の管理」より
仮に破綻した場合でも、優先的に顧客に資産が返還されます。
暗号資産交換業者との間で当該暗号資産交換業者が暗号資産の管理を行うことを内容とする契約を締結した者は、当該暗号資産交換業者に対して有する暗号資産の移転を目的とする債権に関し、対象暗号資産(当該暗号資産交換業者が第六十三条の十一第二項の規定により自己の暗号資産と分別して管理するその暗号資産交換業の利用者の暗号資産及び履行保証暗号資産をいう。)について、他の債権者に先立ち弁済を受ける権利を有する。
資金決済法「第六十三条の十九の二 対象暗号資産の弁済」より
一方海外取引所はセキュリティ対応や破綻した際の準備金保証として「プルーフオブリザーブ」を採用しており、日本標準のやり方ではありません。
国内の暗号資産交換業に登録することができず、日本の法律に沿った資産の管理方法は行っていないことになります。
レンディングについても同様で、コインチェックやビットバンクを含む国内の仮想通貨関連企業が提供するレンディングサービスは全て暗号資産交換業に該当しません。


運営会社が破綻する等、暗号資産交換業以外で預け入れた資産は優先弁済されないため、最悪のケースのときに運用しているUSDCを失う可能性があります。
まとめ:USDCを高利率で運用しよう


USDCでステーキング運用(PoS)はできないため、レンディングまたはセービングで運用することになります。



おすすめは利率が10%~12%と最も高い「PBRレンディング」を活用したリップルのレンディング(貸出)運用です。


| サービス名称 | |
| 利息付与日 | 毎日 |
| 開始時手数料 | 無料 |
| 返還手数料 | 有料(詳細はこちら) |
| 貸出期間 | 最低1ヵ月 |
| 最小貸出量 | BTC⇒0.003BTC |
| 途中解約 | 1ヵ月後可能 |
| 返還日数 | 7営業日 |
| サービス開始月 | 2022年12月 |
| 運営会社 | PortobelloRoad株式会社 |
| 新規登録 リンク | 口座開設 |
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「海外取引所BitgetでUSDCステーキングを行う方法」は下の記事でも詳しく解説しています。


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メールアドレスはこちら:contact@pandacrypto.xsrv.jp

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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。
仮想通貨に関する注意喚起

仮想通貨の価格は日々変動しており、保有する仮想通貨の価格が急激に下落する場合があります。購入時の価格を下回ったり、無価値になってしまうことで大きな損失が発生する恐れがあります。
仮想通貨の信用取引は、価格変動により保証金を上回る損失が発生する場合があります。
その他仮想通貨に関する注意喚起について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
| 金融庁 | 暗号資産の利用者のみなさまへ |
| 警察庁 | 暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください! |
| 消費者庁 | 投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について |
| 国税庁 | 仮想通貨の税務上の取扱い-現状と課題- |
| 政府広報オンライン | 暗号資産の「必ずもうかる」に要注意! |
| 日本暗号資産取引業協会 | 暗号資産に関するトラブルにご注意ください! |
| 国民生活センター | 暗号資産に関する消費者トラブル |






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