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この記事から分かること
- トラストウォレットの使い方
- トラストウォレットの評判
- トラストウォレットの安全性
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
Trust Wallet(トラストウォレット)とは、バイナンスから公式にリリースされている仮想通貨を管理・スワップ・入出金・運用等ができる包括的なウォレットアプリです。
仮想通貨を管理しながら同時にアプリ上でステーキングもできるので、BNBといったステーキング対応銘柄の管理に特におすすめです。
本記事を最後まで読むことで、トラストウォレットの基本的な使い方をマスターし、今日からトラストウォレット上で仮想通貨を管理・運用できるようになります。
Trust Walletの関連記事はこちら | |
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Trust Walletの使い方 | Trust Walletの日本円換金 |
Trust Walletのステーキング | Trust Walletのガス代の買い方 |
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暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
トラストウォレット(Trust Wallet)とは
Trust Wallet(トラストウォレット)は、海外取引所バイナンスから公式にリリースされている仮想通貨を管理・入出金・スワップ・ステーキングできるウォレットです。
ウォレット名 | Trust Wallet(トラストウォレット) |
公式サイト | https://trustwallet.com/ja/ |
保管対象 | 仮想通貨・NFT |
対応チェーン | ほぼ全チェーンに対応(対応リスト) |
対応デバイス | Android・iOS・PC |
使い方① | 仮想通貨・NFTの入出金 |
使い方② | 仮想通貨のスワップ |
使い方③ | 仮想通貨のステーキング |
使い方④ | DEXのDAppsへの接続 |
スマホとPCブラウザで利用することができます。
- Google Play(Androidの方はこちら)
- Apple Store(iosの方はこちら)
- Google Chrome(PCの方はこちら)
トラストウォレットには、次の3つの特徴があります。
特徴①:多くの通貨・チェーンに対応
トラストウォレット(Trust Wallet)の1つ目の特徴は、多くのブロックチェーンと銘柄に対応している点です。
トラストウォレットは主要なブロックチェーンを含む、ほぼ全てのブロックチェーンに対応しており、あらゆる仮想通貨を管理できます。
トラストウォレット 対応チェーンリスト |
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ビットコイン(BTC) |
イーサリアム(ETH) |
リップル(XRP) |
ソラナ(Solana) |
ポリゴン(MATIC) |
BNB Smart Chain |
BNB Beacon Chain |
メタマスクでは管理できない仮想通貨リップルも保管できます。(アクティベーションフィーが発生し、初回だけ有料なので注意)
また、海外取引所バイナンスの公式ウォレットということもあり、BNB Beacon Chainに対応している点も魅力です。
特徴②:仮想通貨のステーキングに対応
トラストウォレット(Trust Wallet)の2つ目の特徴は、仮想通貨のステーキングに対応している点です。
トラストウォレットでは、以下の銘柄をステーキングできます。
BNB | STRD |
EVMOS | SOL |
STARS | XTZ |
ATOM | SUI |
KAVA | TRX |
DOT | ADA |
LUNC | JUNO |
KSM | AXL |
INJ | BLD |
OSMO | AKT |
CRO | SEI |
NEAR |
特に仮想通貨BNBはこのトラストウォレットを使ったステーキングが主要なやり方になります。
アプリ上で簡単にステーキングできる点は便利です。
特徴③:バイナンス公式ウォレット
トラストウォレット(Trust Wallet)の3つ目の特徴は、海外取引所バイナンスの公式ウォレットである点です。
トラストウォレットは、元々オープンソースで開発された仮想通貨ウォレットでした。
このは「トラストウォレット」を2018年にバイナンスを買収しました。
コインテレグラフジャパン 2018年8月1日「仮想通貨取引所バイナンスが初の買収」
以降トラストウォレットはバイナンスの公式ウォレットとなっており、BNB Smart Chain上のステーキング等、エコシステム中に組み込まれて利用されています。
トラストウォレット(Trust Wallet)の使い方
トラストウォレット(Trust Wallet)の基本的な6つの使い方について、順番に解説していきます。
下のボックスを開くと、各使い方の詳細を確認できます。
使い方①:通貨・チェーンの追加
トラストウォレット(Trust Wallet)の1つ目の使い方は、チェーン・銘柄の追加です。
トラストウォレットは最初は表示されているチェーン・仮想通貨が少なく、必要に応じて自分で追加していく必要があります。
画面下部の「Add Tokens」より表示させたいチェーンをオンにすることができます。
トラストウォレットで管理したいチェーンは、ここでどんどん追加していきましょう。
仮想通貨の銘柄を追加したい場合は、「Add Tokens」を選択した後、上のバーに追加した仮想通貨のコントラクトアドレスを入力します。
コントラクトアドレスは各ブロックチェーンのエクスプローラーサイトやCoinMarketCapで確認できます。
例えば、同じUSDTでもブロックチェーン毎に異なるので、必要になったらそれぞれのチェーン毎に追加していきましょう。
使い方②:仮想通貨の入金
トラストウォレット(Trust Wallet)の2つ目の使い方は、仮想通貨の入金です。
トラストウォレットアプリで以下のように入金アドレスを確認し、送金側でそれを入力して送金します。
BNB Smart Chainの仮想通貨BNB場合、以下のような手順でBNBの入金アドレスをコピーします。
これを出金取引所側などに貼り付けて、トラストウォレットに入金させましょう。
仮想通貨BNBなら、国内取引所ビットバンクから直接BNB Smart Chainで入金させることができます。
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・特徴②:仮想通貨の取引量国内No.1
・特徴③:セキュリティ評価国内No.1
・特徴④:主要な海外取引所への送金制限なし
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使い方③:仮想通貨の送金
トラストウォレット(Trust Wallet)の3つ目の使い方は、仮想通貨の送金です。
他の仮想通貨ウォレットと同様に、全ての通貨を送金できます。
BNB Smart Chainの仮想通貨BNBの場合、以下の手順です。
送金に使うブロックチェーンに対応するガス代が別途掛かるので、注意しましょう。
イーサリアムネットワークを使って送金する場合はETHが、BNB Smart Chainの場合はBNBが必要になります。
メタマスクと違ってブロックチェーンを切り替えて使う訳ではないため、この辺りを忘れやすいので注意が必要です。
「出金して日本円に換金する方法」は、下の記事で詳しく解説しています。
使い方④:仮想通貨のスワップ
トラストウォレット(Trust Wallet)の4つ目の使い方は、仮想通貨のスワップです。
トラストウォレットは、アプリ上で各仮想通貨を簡単にスワップできます。
メタマスク等の他の仮想通貨ウォレットの場合、手数料が運営会社に別途取られてしまう場合も多いです。
一方トラストウォレットは元々オープンソースということもあり、別途手数料が取られないため便利です。
仕組みとしては、分散型取引所を自動で参照して一番安いところでスワップを代わりに行ってくれるイメージです。
トラストウォレット自体はマルチコインウォレットですが、異なるブロックチェーン間をまたいでスワップすることはできないので、同じチェーン同士でのスワップが基本です。
BNB Smart ChainとBNB Beacon Chainについては公式ウォレットということもあり、跨いでスワップすることができます。
使い方⑤:仮想通貨のステーキング
トラストウォレット(Trust Wallet)の5つ目の使い方は、仮想通貨のステーキングです。
トラストウォレットは、仮想通貨をアプリ上で簡単にステーキングできます。
取引所に預けて代わりにステーキングするような形式ではなく、ブロックチェーンに直接預け入れてステーキングすることになるため、利率が高いという特徴があります。
「トラストウォレットを使ったステーキング」のやり方は、下の記事で詳しく解説しています。
使い方⑥:DEX等のDAppsへの接続
トラストウォレット(Trust Wallet)の6つ目の使い方は、分散型取引所等のDAppsへの接続です。
トラストウォレットのアプリ内から分散型取引所等のサービスに直接アクセスして、トラストウォレットをそのまま接続できます。
下は分散型取引所パンケーキスワップにアクセスしている例です。
メタマスクと同じように、簡単にDAppsに接続してトラストウォレット内の仮想通貨を利用できます。
トラストウォレット(Trust Wallet)の評判
トラストウォレット(Trust Wallet)の良い評判と悪い評判について、順番にご紹介します。
トラストウォレットの良い評判・口コミ
トラストウォレットに関する良い評判は次の2点が多いです。
- 仮想通貨をステーキングで運用できる
- ウォレットとして使いやすい
トラストウォレットは基本的なウォレットとしての機能を全て兼ね備えながら、高利回りのステーキングができるウォレットであり、初心者にも使いやすいです。
トラストウォレットの悪い評判・口コミ
トラストウォレットの悪い評判は次の2点がよく挙がっています。
- 怪しい・不具合が多い
- ハッキング事例がある
トラストウォレットは世界最大の取引所であるバイナンスが公式に発行しているウォレットですが、怪しい・詐欺・ハッキングといったネガティブワードもSNS上では見受けられます。
私はトラストウォレットとメタマスクを愛用していますが、特にメタマスクと比べても使用感に大きな違いはなく、1年間利用した範囲では不具合も確認されませんでした。
ハッキングを不安視する声も多いですが、これについてはこのすぐ下で詳しく解説しています。
トラストウォレットのハッキング事例とは
トラストウォレット(Trust Wallet)では、2023年2月に$400万が盗まれるという大型の資金盗難被害が発生しました。
こちらが被害者の状況説明の原文です。(TwitterにGoogle Documentリンク有)
こちらがTrustWalletの公式見解の原文です。(Twitter)
結論、トラストウォレット側にセキュリティ面で脆弱性があった訳ではなく、被害者が大規模な犯罪組織に狙われてしまい、典型的な詐欺被害に遭ってしまいました。
以下は、盗難の流れを私が要約したものになります。
- 被害者はメタバース事業を行うスタートアップ会社で、大型の投資案件の提案をある弁護士から持ち掛けられた。本人確認書類と秘密保持契約を提供され、本人であることが確認できた。
- 大型の投資案件だったので、実際に弁護士と会うことにした。その際、弁護士は事業の証明として「資金証明」を行って欲しいと持ち掛けてきた。
- その弁護士は仮想通貨にそこまで詳しくなかったが、トラストウォレットは使ったことがあり、トラストウォレットに資産が入っていることを確認できれば信頼できると言った。
- そこで被害者はトラストウォレットのアカウントを新規で作成し、そこに400万ドルのUSDCを送金した。
- 弁護士は400万ドルの資金が入ったことを確認できる画面を写真で撮った。
- その弁護士が少し席を外すと、トラストウォレットから資産が盗まれていた。
被害者の説明分の原文を要約すると上のような流れになっていました。
写真でトラストウォレットの画面を撮影したというのは、リカバリーシードフレーズを撮影した訳ではないとのことです。
なんでこれで盗まれるの?
トラストウォレット公式見解は、本人確認と秘密保持契約をファイルで受け取った時にウイルスが入っていたのではないかということです。
上の盗難の流れの要約分の黄色太字の場面です。
総じて言えるのはトラストウォレット自体のセキュリティに脆弱性があった訳ではないということです。
今回の盗難事例を受けて、トラストウォレット公式はユーザーに以下の点に注意するように呼び掛けています。
- 外出先では信頼できるWi-Fi以外は利用しない
- フリーアクセスポイントでも似た名前で騙すことがあるので注意
- httpではなくhttpsのサイトを利用する。できればVPNの利用が望ましい
- 怪しいリンクやファイルを開かない。事前にマルウェアチェックをする
トラストウォレットに関するFAQ
まとめ:マルチチェーンのお勧めウォレット
本記事では、トラストウォレットの6つの基本的な使い方について解説してきました。
- 通貨・チェーンの追加
- 仮想通貨の入金
- 仮想通貨の送金
- 仮想通貨のスワップ
- 仮想通貨のステーキング
- DEX等のDAppsへの接続
トラストウォレットを使いこなせれば、あらゆる仮想通貨を1つのウォレット上で管理・運用できるようになります。
- Google Play(Androidの方はこちら)
- Apple Store(iosの方はこちら)
- Google Chrome(PCの方はこちら)
Trust Walletのステーキングを知りたい人向け!
仮想通貨に関する注意喚起
仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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