この記事から分かること
- 仮想通貨のバリデーターとは
- 仮想通貨のバリデーターになるには
- 仮想通貨のバリデーターの報酬
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
仮想通貨における「バリデーター」とは、ブロックチェーンにおける取引の正当性を検証し、新しいブロックを生成する企業・組織・個人を指す用語です。
※「validator」は英語の動詞 validate(有効にする・正当性を確認する・検証する) から来た名詞

さとう検証作業は「ノード」と呼ばれる要件を満たした端末で行われるため、「バリデーターノード」とも呼ばれます。
特にイーサリアム等で主に採用されている取引承認の際の合意形成の仕組み「プルーフオブステーク」におけるノードがバリデーターと呼ばれます。
プルーフオブステークでは「ステーキングした仮想通貨を担保にして提案されたブロックの正当性を確認・承認して報酬をもらう」ことが主なバリデーターの仕事になるからです。


ビットコインのブロックチェーンの場合は、電力・ハードウェアを犠牲に膨大な計算作業を行うことから「Validate」のニュアンスには乏しく、代わりに「マイナー」と呼ばれます。
自分でステーキングを行ってバリデーターノードを動かして報酬をもらうハードルは高いので、国内取引所経由でステーキングしたり、リキッドステーキングを活用するのが基本です。
国内取引所やリキッドステーキングを活用すると、バリデーターの運用は第三者が行い、第三者がもらう報酬の一部を私たちが間接的に受け取ることができます。
おすすめの国内取引所のステーキングのやり方は、下の記事で詳しく解説しています。


バリデーター・マイナーになるには


イーサリアムのバリデーターになるには
イーサリアムのバリデーターは、プルーフオブステークと呼ばれる取引承認の合意形成アルゴリズムのもとで、ブロックチェーンの取引を検証・承認します。
イーサリアムで発行される大量の仮想通貨ETH(最低32枚)をステーキングすることで初めてブロックを生成して検証するバリデーターになることができます。





そして、ブロックチェーンのルールに反する検証を行うと、預けた仮想通貨の一部が没収される「スラッシング」リスクを負います。


イーサリアムの現在のバリデーター報酬(年間利率)と、過去の推移はbeconcha.inのETH.STOREより確認でき、本記事更新時点の年間利率は約2.59%です。


イーサリアムのバリデーター報酬は以下の8つの要素の合計で計算されており、ブロックの提案者に選ばれる回数や投票までの速度などで変動はありますが、概ね3%前後で推移しています。
- ブロックの提案
- 提案されたブロックへの投票(source)
- 提案されたブロックへの投票(target)
- 提案されたブロックへの投票(chain)
- 迅速なブロックへの投票
- 同期委員会への参加
- 優先手数料が設定された取引の処理
- 取引順序からのMEV抽出
自分でバリデーターを稼働させる「ソロステーキング」は最低32ETHのステーキングとルールに遵守するためのブロックチェーンに関する一定の知識が必要になるので難易度が高いです。


国内取引所を利用したりリキッドステーキングプロトコルを活用したりすることで、バリデーターの稼働を外部に任せて報酬を間接的に受け取れるのでオススメです。
仮想通貨ETHのおすすめのステーキング方法は、下の記事で詳しく解説しています。


リキッドステーキングのやり方は、下の記事で詳しく解説しています。


ビットコインのマイナーになるには
ビットコインでは、プルーフオブワーク(Proof of Work)と呼ばれる取引承認の合意形成アルゴリズムのもとで、ブロックチェーンの取引を検証・承認します。


プルーフオブワークでは、マイナーとなって計算競争に勝ってブロックの承認に成功すると仮想通貨を報酬としてもらえるため、膨大なで電気や設備コストを支払って多くのマイナーがブロックチェーンの運営に貢献しています。
2024年4月以降の1ブロック承認あたりの報酬は、3.125BTCです。(約3500万円)
| 半減期 | 年 | ブロック報酬 |
|---|---|---|
| Genesis | 2009年1月 | 50BTC |
| 1回目 | 2012年11月 | 25BTC |
| 2回目 | 2016年7月 | 12.5BTC |
| 3回目 | 2020年5月 | 6.25BTC |
| 4回目 | 2024年4月 | 3.125BTC |
結論、ビットコインのブロックチェーンのマイナーとなって報酬を得るには、以下のようなマイニング専用の「ASIC」と呼ばれるマシンを用意し、工場規模レベルまで設備を拡大させる必要があります。



個人規模でも始めること自体はできますが、巨大な設備を備えた工場には勝てず、電気コストやハードのコストで赤字になってしまいます。
個人がビットコインのマイニングに挑戦してBTCを稼ぐ場合は、マイニングプールやクラウドマイニングを活用するのがおすすめです。


マイニングプールは複数ユーザーで協力してマイニングを行い、計算競争で得た報酬は全員に分配される仕組みです。
マイニングプールの場合は工場規模のASICは必要ないですが、それでもそれなりのスペック機材を用意して相応の電気コストを払う必要があります。
おすすめは、企業の計算能力をNFT等の形式で購入してBTCをマイニングできる「クラウドマイニング」です。



中でも「GoMining」は実際の企業の工場も公開されており、透明性や実績に優れるのでおすすめです。
※上に掲載した工場はGoMiningの工場です。


GoMiningでデジタルマイナー(NFT)を購入すると、GoMiningの計算能力の一部を所有でき、GoMiningのマイニング報酬の一部があなたに自動付与されるようになります。


「GoMiningの仕組み・始め方」は、下の記事で詳しく解説しています。


第1回:ビットコインってそもそも何?
第2回:ブロックチェーンって何?
第3回:仮想通貨のバリデーターとは?(今ここ)
第4回:仮想通貨を実際に買ってみよう
第5回:ビットコイン以外も知ろう
第6回:仮想通貨ウォレットって何?
第7回:仮想通貨の手数料ガス代とは
第8回:分散型取引所で投資してみよう
第9回:色々な仮想通貨取引所を知ろう
第10回:仮想通貨の運用に挑戦しよう

ご覧いただきありがとうございました。
本記事に関するご質問・ご感想はコメント欄か下記のお問い合わせページ・XのDMよりお送り下さい。丁寧に回答させていただきます。
メールアドレスはこちら:contact@pandacrypto.xsrv.jp

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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。
仮想通貨に関する注意喚起

仮想通貨の価格は日々変動しており、保有する仮想通貨の価格が急激に下落する場合があります。購入時の価格を下回ったり、無価値になってしまうことで大きな損失が発生する恐れがあります。
仮想通貨の信用取引は、価格変動により保証金を上回る損失が発生する場合があります。
その他仮想通貨に関する注意喚起について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
| 金融庁 | 暗号資産の利用者のみなさまへ |
| 警察庁 | 暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください! |
| 消費者庁 | 投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について |
| 国税庁 | 仮想通貨の税務上の取扱い-現状と課題- |
| 政府広報オンライン | 暗号資産の「必ずもうかる」に要注意! |
| 日本暗号資産取引業協会 | 暗号資産に関するトラブルにご注意ください! |
| 国民生活センター | 暗号資産に関する消費者トラブル |






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