この記事から分かること
- SBIVCトレードからMEXCへの送金方法
- SBIVCトレードから送金できない原因
- MEXCへのおすすめの送金方法
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
SBIVCトレードはSBIグループが運営する国内仮想通貨取引所です。安価な手数料で仮想通貨の取引・手数料無料で仮想通貨の入出金ができるだけでなく、様々な銘柄をステーキングやレンディングで運用できる特徴もあります。

2023年6月1日に国内の法改正に伴い必要になったトラベルルール対応により、SBIVCトレードの送金可能先は次の3つに限定されています。
- Sygnaを利用する暗号資産交換業者・電子決済手段等取引業者
- 通知対象国以外の暗号資産交換業者・電子決済手段等取引業者
- プライベートウォレット
参照:SBIVCトレード「出庫が可能な先」
さとう金融庁の通知対象国は以下の通りで、こちらに登録された海外取引所には送金できません。
金融庁指定の情報通知対象国
- アメリカ合衆国
- アラブ首長国連邦
- アルバニア
- イギリス
- イスラエル
- インド
- インドネシア
- エストニア
- カナダ
- ケイマン諸島
- ジブラルタル
- シンガポール
- スイス
- セルビア
- 大韓民国
- ドイツ
- ナイジェリア
- バハマ
- バミューダ諸島
- バーレーン
- フィリピン
- ベネズエラ
- ポルトガル
- 香港
- マレーシア
- モーリシャス
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルク
- アイルランド
- イタリア
- ウズベキスタン
- 英領バージン諸島
- オーストリア
- オランダ
- キプロス
- ギリシャ
- クロアチア
- ジャージー
- スウェーデン
- スペイン
- スロベニア
- スロバキア
- チェコ
- デンマーク
- トルコ
- ナミビア(暗号資産のみ)
- ハンガリー
- フィンランド
- フランス
- ブルガリア
- ベルギー
- ポーランド
- マルタ
- マン島
- 南アフリカ共和国
- ラトビア
- リトアニア
- ルーマニア
※青字は2025年8月1日より追加
MEXCは金融庁指定の通知対象国である「シンガポール」が主な拠点の1つですが、非公表ながら運営会社として考えらている「MX Global Ltd」は通知対象国外である「セーシェル」で設立されているので実態が複雑です。
結論、SBIVCトレードでMEXCの宛先を「シンガポール」で作成すると絶対送金できませんが、「セーシェル」で作成すると送金できる場合があります。


しかし、SBIVCトレードは送金可能な海外VASPをリスト化して公表しておらず、国内取引所の中でも送金の審査が厳しいので、基本的に海外VASPにSBIVCトレードから送金することはあまりオススメしません。



以下の3社は、主要な海外仮想通貨取引所を全て送金可能リストに含めているのでおすすめです。
各国内取引所の海外取引所への出金状況をまとめると、次の表の通りです。
ビットバンクは送金できる海外取引所のリストを公開しており「KuCoin」「Bitget」「MEXC」といった主要な海外取引所全てへの送金に問題なく対応しています。
- Bybit.com Global(バイビット グローバル)
- MEXC.com(エムイーエックスシー)
- Bitget.com
- OKX.com Global
- KuCoin.com(クーコイン)
- Bitrue.com
- XT.com
- FXGT.com
- CryptoGT.com
- VantageTradings.com
※出典:bitbank SUPPORT「暗号資産の直接送付が可能な暗号資産交換業者」 一部抜粋(2026年6月24日更新)
ビットバンクは送金能力に優れた「仮想通貨XRP」を0.12%(Taker)の安価な手数料で購入でき、送金手数料も0.1XRP(数十円程度)で済みます。



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※エントリー月の月末までに1万円以上入金が必要です。
※入金が完了した月の翌月にキャンペーンページより受け取れます。
※1万円の入金は複数回に分けて累計で達成しても問題ありません。
1000円受け取りまでの流れは下の記事でさらに詳しく解説しています。
ビットバンクから海外取引所に送金する方法は、下の記事で解説しています。
SBIVCトレードからMEXCに送金する方法


SBIVCトレードからMEXCに仮想通貨を送金する手順は次の通りです。
※審査が通るとは限りません。
①口座を開設して送金する銘柄を購入
こちらのリンクからSBIVCトレードの口座を開設します。やり方は下の記事で詳しく解説しています。


「お得な仮想通貨の購入方法」は、下の記事で詳しく解説しています。


②MEXCの送金アドレスを登録する
まずは、SBI VCトレードのスマホアプリを開き、下タブ「資産/入出金」より出金したい仮想通貨を選択して、アドレスの登録を行います。


例えばMEXCの場合、次のように設定するとアドレスを登録することができます。





以下のように設定するのがポイントです。
- 受取先:暗号資産交換業者等
- 暗号資産交換業者:その他
- 受取先の名称(漢字):海外取引所
- 受取先の名称(アルファベット):MEXC
- 受取交換業者の所在国:セーシェル
受取先の名称(漢字)は、漢字を入力しないと弾かれるため「海外取引所」と入力することで対応します。
MEXCの主要な拠点の1つである「シンガポール」は金融庁の通知対処国に該当するため、所在国はMEXCの運営企業とみなされている「MX Global Ltd」の登記先である「セーシェル」で対応します。
シンガポールにすると出庫できないので注意しましょう。





審査は厳しく、セーシェル設定でも送金できない場合もあります。
SBVCトレードからMEXCへの送金時間


SBIVCトレードの仮想通貨の出金時間について、ブロックチェーン「Ethereum Mainnet(イーサリアム)」を利用してMEXCに出金する場合を例に解説していきます。
SBIVCトレードで仮想通貨の出金申請を行ってから実際に出金先に入金が反映されるまでの時間は、次の3つの要素で変わります。
| 時間が掛かる工程 | 変わる理由 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| ①SBIVCトレード審査 | 出金内容 | 数時間から数日 |
| ②メンプール待機 | 混雑状況 | 20秒~30秒 |
| ③MEXCの入金反映 | リスク判断 | 192秒 |
SBIVCトレード 出金時間目安(例:Ethereum Mainnet)
結論、イーサリアムで出金を申請してからMEXCに入金が反映されるまでに掛かる時間は、ブロックチェーンが混雑していない場合、審査完了後に212秒から222秒くらい掛かるのが目安です。



ブロックチェーンが混在していなければ入金反映までは長くないので、基本的に審査時間が最も長い工程になります。
待機時間①:SBIVCトレードの出金審査
出金の申請を行うと、まず出金先・出金内容に問題がないか審査されます。
SNS等でも色々SBIVCトレードの出金の体験談が流れてくるので分かると思いますが、SBIVCトレードの出金時間は他の国内取引所と比べて長いです。
その日の内に出金審査が終わらず、数日掛かる場合もあります。
待機時間②:メンプールでの順番待ち
SBIVCトレードを含む国内取引所の仮想通貨出金のプロセスは次のように進みます。(イーサリアム例)


SBIVCトレードの「Ethereum Mainnet」を利用して送信された出金取引は、イーサリアムのノードが保有する取引処理の待機場所「メンプール」に保管されます。
メンプールに保管された取引は、設定された「ガス代」が多いほど優先的に処理されやすくなり、混雑しているほど競争が激しくなり取引処理が遅れます。
メンプールでの待機時間は混雑していなければ20秒~30秒で済みます。(The Merge後)



メンプールでの待機時間の秒数は、以下の文獻を参照しています。
>>Zhang, Luyao, & Zhang, Fan. (2023). Understand Waiting Time in Transaction Fee Mechanism: An Interdisciplinary Perspective
待機時間③:受取側の入金反映
「メンプール」で順番が来るとSBIVCトレードの出金取引が処理され(処理結果の状態が計算され)、他の取引と合わせた処理結果が一つの「ブロック」として提案されます。
この時点で「ブロック」はまだ未確定の段階となっており、偶然または攻撃により「ブロックチェーン」が何らかの原因で分岐した場合にブロックが無効になる可能性があります。
SBIVCトレードの出金取引が入った「ブロック」は、時間が経過し他のブロックが提案されるにつれ「アテステーション」と呼ばれる投票が入っていき、投票が集まれば集まるほど、ブロックは確定(Finalized)に近づく仕組みです。



従って、どの程度投票が集まった段階で入金を反映させるかどうかは、MEXCのリスク判断次第ということになります。
MEXCは入金アドレス画面の下に「仮取引」という欄があり、その右側に入金反映までに必要なブロック数が掛かれています。
例えば、MEXCのETH(Ethereum Mainnet)の入金反映までのブロック数は16ブロックであることが分かります。
イーサリアム(Ethereum Mainnet)は1ブロック12秒で生成されるため、16ブロック×12秒=192秒が入金反映までに掛かる計算になります。
16ブロックは他の取引所の入金反映と比較すると平均的な水準です。


【補足】入金反映後に出金可能になるまでの流れ
補足として、どの取引所も入金反映は短ければ6ブロック、長くても32ブロックですが、外部に出金したり、決済に利用したりするためには完全な確定(Finalized)を待つ必要があります。
※取引所内での取引には確定していなくても利用できます。
イーサリアムでは、次の2つの段階を経て取引が完全に確定します。(無効になり覆る可能性がゼロになる)
- Justified(正当化)
- Finalized(確定)
イーサリアムは32ブロックを1まとまりとした「エポック」という単位があり、この32ブロック×12秒=384秒でエポックが終わります。



あなたのSBIVCトレードの出金取引が「エポックA」の「A16ブロック」に含まれた場合を例に挙げます。


各エポックの最初のブロックは「チェックポイント」と呼ばれ、それより前の全てのブロックに対する投票ポイントを意味しており、チェックポイントBが「Finalized」になれば、A16ブロックも「Finalized」になります。
まずチェックポイントBに対する投票が2/3以上集まると、まずそのチェックポイントBは「Justified」になります。
エポックCでも同様にチェックポイントCに2/3以上の投票が集まると、チェックポイントCは「Justified」となり、それより前の「Justified」となっていたチェックポイントBは「Finalized」にさらに段階が進む仕組みです。
そして、SBIVCトレードの出金取引があるA16を含むエポックA全体が「Finalized」となり完全確定し、入金反映された仮想通貨を外部に出金したり、決済に利用したりできるようになります。
チェックポイントCに投票が2/3集まるのは、投票が問題なく行われればC32×2/3=C22ブロックとなります。
従って、A16の取引が確定(Finalized)となるまでに(16+32+22)×12秒=840秒掛かる計算です。
MEXCはETH(Ethereum Mainnet)は出金許可が96ブロックなっており、A1ブロックに出金が取引が含まれた場合(最も時間が掛かるケース)を想定した32×3=96ブロックとなっています。
※ブロックチェーンの世界ではこのような二段階の投票プロセスを基本としています。1段階目の「Justified」に至る投票は、純粋にそのチェックポイントに対する各「バリデーター」自身の妥当性判断です。2段階目では、他のバリデーターの投票状況が分かり、自身の投票が全体と一致していることを確認したことに対して行う投票です。このように、全体で合意を形成してい取引を処理するのがブロックチェーンの基本です。



イーサリアムの投票プロセスは以下の文獻を参照しています。
>> ethos.dev “The Beacon Chain Ethereum 2.0 explainer you need to read first“
【補足】他のチェーンを利用した場合の出金時間
結論、SBIVCトレードからMEXCにイーサリアムで出金を申請してから入金が反映されるまでに掛かる時間は審査完了後に212秒から222秒くらい掛かるのが目安ですが、他のほぼ全てのブロックチェーンはこれより短くなります。



イーサリアムは「セキュリティ」と「分散性」を重視した設計になっており、取引処理が完全に確定(Finalized)するまでが長い部類です。


他のブロックチェーンを利用したSBIVCトレードからの出金は、Ethereumよりは短くなると考えて問題ありません。
唯一の例外はビットコインで、ビットコインは一つのブロックの生成だけで10分掛かり、その後さらに受け取り側での確認ブロック数が1ブロック程度発生するので、20分以上は掛かります。
まとめ:出来るが場合があるが審査は厳しめ


SBIVCトレードは仮想通貨の送金手数料が無料なので、基本的には外部出金に適した国内取引所です。
| 入出金対応銘柄 | ネットワーク | 送金手数料 |
|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | Bitcoin | 無料 |
| イーサリアム(ETH) | Ethereum | 無料 |
| エックスアールピー(XRP) | XRP Ledger | 無料 |
| ライトコイン(LTC) | Litecoin | 無料 |
| ビットコインキャッシュ(BCH) | Bitcoin Cash | 無料 |
| ポルカドット(DOT) | Asset Hub Chain | 無料 |
| チェーンリンク(LINK) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| カルダノ(ADA) | Cardano | 無料 |
| ドージコイン(DOGE) | Dogecoin | 無料 |
| ステラルーメン(XLM) | Stellar Lumens | 無料 |
| テゾス(XTZ) | Tezos | 無料 |
| ソラナ(SOL) | Solana | 無料 |
| アバランチ(AVAX) | Avalanche Network C-Chain | 無料 |
| ポリゴン(POL) | Polygon | 無料 |
| フレア(FLR) | Flare | 無料 |
| オアシス(OAS) | Oasys | 無料 |
| エックスディーシー(XDC) | XinFin Network | 無料 |
| シバイヌ(SHIB) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| ダイ(DAI) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| コスモス(ATOM) | Cosmos Hub | 無料 |
| アプトス(APT) | Aptos blockchain | 無料 |
| ヘデラ(HBAR) | the Hedera network | 無料 |
| ジパングコイン(ZPG) | Miyabi | 無料 |
| ニアー(NEAR) | NEAR Network | 無料 |
| ユーエスディーシー(USDC) | Ethereum | 無料 |
| アルゴランド(ALGO) | Algorand | 無料 |
| イーサリアムクラシック(ETC) | Ethereum Classic | 無料 |
| トロン(TRX) | TRON Protocol | 無料 |
| メイカー(MKR) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| トンコイン(TON) | Telegram Open Network | 無料 |
| スイ(SUI) | Sui Network | 無料 |
| カントンコイン(CANTON) | Canton Network | 無料 |
| ベラ(BERA) | Berachain | 無料 |
| ニッポンアイドルトークン(NIDT) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| チリーズ(CHZ) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| サンドボックス(SAND) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| アクシーインフィニティ(AXS) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| ベーシックアテンショントークン(BAT) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| エイプコイン(APE) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| オーエムジー(OMG) | Ethereum(ERC20) | 無料 |
| アールエルユーエスディー(RLUSD) | Ethereum | 無料 |
SBIVCトレード 入出金対応表
しかし、SBIVCトレードは送金可能な海外VASPをリスト化して公表しておらず、国内取引所の中でも送金の審査が厳しいので、海外VASPにSBIVCトレードから送金することはあまりオススメしません。



以下の3社は、主要な海外仮想通貨取引所を全て送金可能リストに含めているのでおすすめです。


「SBIVCトレードの口座」は、下のリンクから開設できます。




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その他仮想通貨に関する注意喚起について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
| 金融庁 | 暗号資産の利用者のみなさまへ |
| 警察庁 | 暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください! |
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