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この記事から分かること
- パンケーキスワップは儲かるのか
- パンケーキスワップの手数料負けとは
- パンケーキスワップのお勧め運用方法
パンケーキスワップ(PancakeSwap)のような分散型取引所では、仮想通貨をペアで預けて放置しておくと仮想通貨を稼いで儲けることができます。
結論、2024年のパンケーキスワップで儲けることができる年間の利率(APR)は、概ね以下の通りです。
リスク区分 | ペア例 | 利率例 |
---|---|---|
低リスク | ステーブルコイン同士 (e.g. USDT-USDC) | 1%~10% |
中リスク | 時価の大きい通貨同士 (e.g. BTC-ETH) | 11%~30% |
高リスク | マイナーコインを含む (e.g. PNP-BNB) | 31%~1000% |
価格変動がないステーブルコインと呼ばれる仮想通貨をペアで預けると、多くのリスクを避けて安全に資産を増やせるので、分散型取引所やパンケーキスワップが初めての方におすすめです。
【タップで開きます】ステーブルコインとは?
ステーブルコインとは、法定通貨の価格に連動して価値が変わらない特別な仮想通貨です。
ステーブルコインを発行している会社が、法定通貨や国債といった低リスク資産をステーブルコインの発行量と同額を裏付け資産として保有しているため、価格が連動します。
例えば年間利率10%で10万円分のステーブルコインを運用すると、毎月830円の利息を儲け続けることができます。
手数料については、パンケーキスワップは手数料が一回の取引で数円~数十円しか発生しないため、手数料負けすることはまずありません。
※BNB Smart Chainの場合
この記事を最後まで読むことで、仮想通貨初心者の方でもパンケーキスワップでリスクを出来るだけ抑えて資産を増やせる方法が分かります。
パンケーキスワップの関連記事はこちら | |
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使い方・始め方のまとめ | スワップのやり方 |
ステーキングのやり方 | 草コインの買い方 |
ポジションマネージャー | メタマスクを接続できない |
シンプルステーキング | 報酬の収穫タイミング |
儲け方・手数料負けしない方法 | V3とV2の違い |
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
【2024年最新】パンケーキスワップは儲かる
結論、2024年もパンケーキスワップは儲かります。
パンケーキスワップで仮想通貨を運用したときの主な収入源は、パンケーキスワップの仮想通貨の交換(スワップ)を行う人が支払う手数料です。
パンケーキスワップを使う人が多ければ多いほど、運用したときに儲けやすくなります。
パンケーキスワップは「BNB Smart Chain」と呼ばれる主要なブロックチェーンで最も利用される分散型取引所で、2024年もその傾向は変わっていません。
2024年のパンケーキスワップで儲けることができる年間の利率(APR)は、概ね以下の通りです。
リスク区分 | ペア例 | 利率例 |
---|---|---|
低リスク | ステーブルコイン同士 (e.g. USDT–USDC) | 1%~10% |
中リスク | 時価の大きい通貨同士 (e.g. BTC–ETH) | 11%~30% |
高リスク | マイナーコインを含む (e.g. PNP-BNB) | 31%~1000% |
価格変動がないリスクが小さいステーブルコインでも、数万円パンケーキスワップに置いておくだけで十分儲けることができるでしょう。
ビットコインやイーサリアムといった主要な仮想通貨を含むペアで預ければ、利率30%前後の超高利回りで運用することもできます。
パンケーキスワップの高い年間利率(APR)がどのように計算されているか知りたい方は、下のボックスをご覧下さい。(※上級者向け)
仕組み①:ユーザーのスワップ手数料で儲かる
スワップ手数料分の報酬は、2段階に分けて計算されていきます。
まずはあなたが設定した価格範囲で発生する7日間合計手数料を、過去7日間のデータから次の式で計算します。
\(7日間手数料合計=f_{t}×V_{7d}×\frac{T_{in}}{T_{7d}}\)
- ft:手数料パーセンテージ
- V7d:過去7日間の総取引金額
- Tin:過去7日間で設定範囲に留まった秒数
- T7d:過去7日間の秒数合計
7日間の手数料合計をfeeinとすると、あなたの7日間換算の利回りは次の式で計算されます。
\(7日間の利回り=fee_{in}×\frac{ΔL}{L_{in}+ΔL}\)
- ΔL:あなたの流動性提供金額
- Lin:設定した価格範囲に該当する流動性合計
7日間の手数料合計のうち、あなたが占める割合を計算しているイメージです。
これを年換算したものがあなたのAPRになります。
下の記事でも詳しく解説しています。
仕組み②:CAKEの特別割り当て分で儲かる
パンケーキスワップでは、スワップ手数料だけでなく仮想通貨CAKEも追加で報酬として割り当てられることがあります。(どの銘柄に割り当てられるかはガバナンスの方針次第)
仮想通貨CAKEの新規発行分の報酬は、次の式で計算されます。
\(APR=\frac{USD_{r}}{L_{lm}}×\frac{L_{p}}{USD_{p}}\)
- USDr=年間のCAKE報酬金額(乗数によるプール割り当て分)
- Llm=現在価格を含んでいる全アクティブ流動性金額
- Lp=自分の提供している流動性金額
- USDp=自分が設定した価格範囲全ての流動性金額
前半の分数部分で全体のAPRを計算し、その後自分が設定した価格範囲における自分の割り当て分を計算してるイメージです。
下の記事でも詳しく解説しています。
パンケーキスワップで手数料負けはまずない
結論、分散型取引所で取引を行うと「ガス代」と呼ばれる手数料が必ず発生しますが、パンケーキスワップでは1回数円~数十円のため、手数料負けすることはまずありません。
パンケーキスワップは、主に「BNB Smart Chain」と呼ばれるブロックチェーンで利用します。
BNB Smart Chainの取引を処理する仕組みは「Delegated Proof of Stake」と呼ばれ、ビットコインの「Proof of Work」といった仕組みと比べて取引処理が早いです。
ネットワークが混雑しにくいため手数料が高騰しづらく、そもそも取引処理に掛かるコストが少ないので、ユーザーから手数料を多く取る必要がない訳です。
お勧めのパンケーキスワップの資産運用方法
パンケーキスワップには3つの資産運用のやり方がありますが、初めての方は「ポジションマネージャー」を使った資産の運用が一番おすすめです。
パンケーキスワップを含む主な分散型取引所では、2023年に大型アップデートが行われ、仮想通貨を運用する際に「価格範囲の設定」が必要になりました。
あなたが預ける仮想通貨はユーザーがスワップする際の流動性として使われることになりますが、どの価格で流動性として機能するのかを事前に決める必要があります。
難しいね・・・
そこで開発されたのが、パンケーキスワップ独自の機能である「ポジションマネージャー」です。
ポジションマネージャーでは、パンケーキスワップに登録されている専門の運用プラットフォームに代わりに面倒な価格範囲の設定をやってもらうことができます。
ポジションマネージャーは仮想通貨の運用やパンケーキスワップの利用が初めての方でも、価格範囲の設定でつまづくことなく運用ができるようになります。
ポジションマネージャーのやり方は、下の記事で初心者向けに分かりやすく解説しています。
【参考】パンケーキスワップで儲からない事例集
本記事で紹介したパンケーキスワップのステーブルコインを使った運用ではまずありませんが、使い方を間違えると儲からない場合があります。
下のボックスを開くと、各事例の詳細が表示されます。
事例①:運用通貨の価格下落
パンケーキスワップで儲からない1つ目の事例は、運用している仮想通貨の価格が下落することです。
パンケーキスワップで運用している間も、常に仮想通貨の価格は変動するため、価格が下がれば損をします。
稼いだ利息分が下落による損より大きければ良いですが、運用してすぐの下落では難しいでしょう。
本記事で紹介したステーブルコインなら価格変動リスクが減るので、分散型取引所の運用に慣れていない方にオススメできる銘柄です。
事例②:設定した価格範囲を外れる
パンケーキスワップで儲からない2つ目の事例は、事前に設定した価格範囲の設定を外れてしまうことです。
パンケーキスワップを含む主な分散型取引所では、2023年に大型アップデートが行われ、仮想通貨を運用する際に「価格範囲の設定」が必要になりました。
現在の価格が価格範囲を外れてしまうと流動性として機能しなくなり、スワップ手数料を一切稼げない仕組みになっています。
価格範囲を外れると後述のインパーマネントロスも発生するため、儲からない可能性が高くなります。
分散型取引所やパンケーキスワップの利用が初めての方は、本記事で紹介した「ポジションマネージャー」を利用するのがオススメです。
事例③:インパーマネントロスが発生
パンケーキスワップで儲からない3つ目の事例は、インパーマネントロスが発生することです。
パンケーキスワップを含む分散型取引所を利用すると、「インパーマネントロス」と呼ばれる特有の損失が発生する場合があります。
パンケーキスワップに流動性を提供して資産を運用するということは、あなたの仮想通貨が市場に出品されることを意味しています。
BTC-USDTのペアなら、あなたがBTCとUSDTを「パンケーキスワップ市場」に商品として並べている訳です。
このとき、USDTを支払ってBTCがたくさん買われて価格が上がった場合を考えてみましょう。
あなたの手元からBTCが少なくなり、代金としてもらったUSDTが手元に多く残ります。
これにより、あなたはBTCの価格上昇の恩恵を受けづらくなってしまい、この分がまさに「インパーマネントロス(変動損失)」です。
パンケーキスワップを含む分散型取引所では、常に投資家は「利回り>インパーマネントロス」を目指して常に仮想通貨を運用しています。
実はポジションマネージャーを使うと、このインパーマネントロスも発生しづらい方法で運用してくれるので、オススメです。
インパーマネントロスについてもっと詳しく知りたい方は、下の記事をご覧ください。
まとめ:最初はリスクを抑えて運用しよう
結論、2024年もパンケーキスワップは儲かります。
運用する各仮想通貨ペア毎の年間利率(APR)の大まかな目安は、以下の通りです。
リスク区分 | ペア例 | 利率例 |
---|---|---|
低リスク | ステーブルコイン同士 (e.g. USDT-USDC) | 1%~10% |
中リスク | 時価の大きい通貨同士 (e.g. BTC-ETH) | 11%~30% |
高リスク | マイナーコインを含む (e.g. PNP-BNB) | 31%~1000% |
パンケーキスワップを含む主な分散型取引所では、2023年に大型アップデートが行われ、仮想通貨を運用する際に「価格範囲の設定」が必要になりました。
分散型取引所の利用が初めての場合、自分で価格範囲を設定して運用するのはおすすめしません、
ポジションマネージャーを利用すれば、インパーマネントロス等のリスクを抑えて仮想通貨を運用できるのでおすすめです。
パンケーキスワップの関連記事はこちら | |
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使い方・始め方のまとめ | スワップのやり方 |
ステーキングのやり方 | 草コインの買い方 |
ポジションマネージャー | メタマスクを接続できない |
シンプルステーキング | 報酬の収穫タイミング |
儲け方・手数料負けしない方法 | V3とV2の違い |
仮想通貨に関する注意喚起
仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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