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この記事から分かること
- Coincheckステーキングの手数料
- Coincheckステーキングの報酬
- Coincheckステーキングのやり方
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
「Coincheckステーキング」とは、2025年1月31日にコインチェックが提供を開始した、対応する仮想通貨を預け入れることで自動でステーキングされ報酬をもらえる機能のことです。
現時点では仮想通貨ETH(イーサリアム)のみがCoincheckステーキングに対応しており、ETHを口座に預け入れておくだけで自動で増えます。


Coincheckステーキングのサービス概要は以下の通りです。
- 対象銘柄:ETH(将来的に対応数を拡大)
- 報酬付与頻度:28日周期
- 手数料:30%
- ロック:不要
- 申し込み:不要
参照:「ステーキング手数料」&「Coincheck ステーキング」 サービス詳細のお知らせ」


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本記事作成の参照ページ
Coincheckステーキングの報酬と手数料


Coincheckステーキングの手数料
あなたが受け取る「Coincheckステーキング」の報酬は、次の式で計算されます。



「Coincheckステーキング」の仕様に手数料~%という記載はないです。
しかし、コインチェックがプロトコルから受け取る報酬に必ず70%が掛けられるため、「Coincheckステーキング」のステーキング手数料は実質的に30%といえます。
CoincheckのETHステーキングの報酬・利率
CoincheckのETHステーキングの利率は特に決まっておらず、以下の要素で常に変動します。
- Coincheckが選択する委任先バリデーター
- 委任先バリデーターの活動状況
- Ethereumの取引量(優先手数料の多さ)…etc
委任先バリデーターがブロックチェーンのルールに則り正しく取引の処理作業を行った場合の利率は、過去の全バリデーターの平均利率実績が参考になります。



バリデーターの平均利率実績を参照できるサイトは色々ありますが、「beacpncha.in」が分かりやすいのでオススメです。


上記は2025年7月18日(直近の報酬付与測定日)の年間利率が2.947%であることを示しています。
下のグラフのオレンジの推移は過去の年間利率の推移を示しています。
直近の年間利率の実績から30%の手数料を差し引くことで、おおよその年間利率の目安になります。



上記の2.947%の例であれば、70%を掛けて約2%がCoincheckのETHステーキングの年間利率の目安です。
※コインチェックの委任先バリデーターの処理状況や、Ethereum上の取引量によって利率は大きく変化するのであくまでも目安となります。
ステーキング対応のおすすめ国内取引所


「Coincheckステーキング」は対象銘柄が自動で運用され便利ですが、ステーキング対象の銘柄が少なく、ステーキング手数料も高いため、本格的にステーキングで稼ぎたい方は別の取引所を利用する必要があります。
ステーキングができる国内取引所一覧
仮想通貨のステーキングに対応している国内取引所は、次の通りです。
取引所 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
ロック | 不要 | 不要 | 2か月 | 選べる | 不要 |
手数料 | 無料 | 28% | 非公開 | 非公開 | 25% |
申込 | 不要 | 不要 | 必要 | 必要 | 不要 |
申込枠 | なし | なし | なし | 上限あり | なし |
運用割合 | 非公開 | 銘柄により異なる (40-100%) | 非公開 | 非公開 | 銘柄により異なる |
報酬頻度 | 月1回 | 月1回 | 月1回 | 毎日 | 月1回 |
2025年最新 国内取引所5社 ステーキングサービス概要
おすすめは手数料無料のビットポイント
各国内取引所の最新のステーキング年間利率(APR)は次の表の通りです。
国内取引所5社 2025年6月実績 ステーキング利率一覧(赤字最高利率)
上記の表は手数料を差し引いた利率となっており、唯一国内で手数料無料のステーキングサービスを提供している「ビットポイント」の利率が最も高くおすすめです。





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「仮想通貨のステーキング機能の比較」は、下の記事で詳しく行っています。


国内取引所のステーキングの仕組み
仮想通貨のステーキングとは、ブロックチェーンに仮想通貨を預け入れることでセキュリティに貢献する「バリデーター」となり、その見返りとして仮想通貨を報酬としてもらうことを指します。
このように、仮想通貨の預け入れによりセキュリティが強化されるブロックチェーン仕組みは「プルーフオブステーク(PoS)」と呼ばれます。


基本的に「バリデーター」となるには多額の仮想通貨を預け入れ、取引を処理する高性能なマシンを保有している必要があります。
しかし、マシンを保有していなくても仮想通貨を「委任」することでバリデーターになることができるブロックチェーンがトレンドになっています。(誰でもセキュリティに貢献できる分散型の仕組み)



国内取引所は代わりに仮想通貨の「委任」を行ってくれます。


委任された仮想通貨を活用して「バリデーター」が取引処理を行い、報酬の一部が国内取引所に還元され、さらにその一部が私たちユーザーの手元まで届く構造です。
Coincheckステーキングのやり方


「Coincheckステーキング」は対象銘柄(現在はETHのみ)を保有していれば自動でステーキングされ、勝手に報酬が付与されるので特に手順や設定はありません。
コインチェックの口座を開設して、仮想通貨ETHを購入するだけです。(取引アカウント・貸暗号資産アカウントどちらで保有しても報酬は付与されます)
コインチェックの口座を開設
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仮想通貨ETHを購入して放置
後は日本円を入金して仮想通貨ETHを買って放置するだけです。





報酬の付与は28日間隔で行われます。(28日周期)
例えば2025年3月3日に報酬が付与された場合、次の報酬付与日は28日後の2025年3月31日となります。
コインチェックでステーキング付与が行われた日付は、公式サイトの「お知らせ」で確認できます。


Coincheckステーキングの停止方法


Coincheckステーキングの報酬停止のやり方
「Coincheckステーキング」では、「報酬がもらえる」と書かれている仮想通貨(現在はETHのみ)は自動で報酬が付与される初期設定になっています。
従って、報酬が要らない場合は「設定」より受け取りを拒否する必要があります。


報酬の受け取りを拒否するには、まず画面下「ウォレット」をタップして右上の人のアイコンをタップします。
次に「ステーキング設定」をタップします。


初期設定では「報酬を受け取る」となっているので、「報酬を受け取らない」に変更しましょう。


これで以降報酬が付与されることはありません。
ちなみに現在はETHしかCoincheckステーキングの対象はありませんが、「ステーキング設定」の画面を見る限りでは対象銘柄毎の設定になる可能性が高いです。



新しく対応銘柄が増えた場合は報酬が自動付与される可能性が高いため、要らない方は再度設定画面を確認しましょう。
【補足】報酬停止してもステーキングはされる
ちなみに「Coincheckステーキング」は報酬を拒否してもあなたの資産をステーキングする場合があります。
当社は、オプトアウトユーザーがユーザー口座において保有するステーキングサービス対象暗号資産についてもステーキングのプロセスの対象とすることがあります。
出典:「Coincheck 暗号資産取引説明書」
※オプトアウト:あるサービスや活動への参加を、自ら選択して拒否すること。
例えばイーサリアムのステーキングは32ETH単位で行うことが原則なため、報酬を希望する人のステーキング量だけは32ETHの単位に満たない場合もあるでしょう。
または単純にコインチェックがより多くのステーキング報酬を獲得することを目的に、ステーキングを行う可能性もあるかもしれません。
受け取りを拒否しているユーザーの報酬分は全てコインチェックの利益になるからです。
Coincheckステーキングのリスク


①ステーキング銘柄の価格変動リスク
コインチェックでステーキング中の仮想通貨の価格は当然変動します。
ステーキングの利回りより価格変動の損失の方が大きく、合計で損失となる可能性はあります。



コインチェックのステーキングはロックされる訳ではないため、価格変動に対して売却を行う等の対応は可能です。
②利率の変動・報酬を貰えないリスク
コインチェックのステーキングに限らず、仮想通貨のステーキングの利率はバリデーターの活動状況や、ブロックチェーン上の取引量で大きく変動します。
仮想通貨ETHのステーキングであれば、委任先のバリデーターが取引処理を正しく行わなかったり、Ethereum上での取引量が減ったりすれば利率は下がります。
また、Ethereumのブロックチェーンがなんらかの障害で停止すれば、そもそもブロックが生成されず取引も処理されないため、報酬は一切発生しません。
【補足】スラッシングによる損失リスクはない
ステーキングでセキュリティに貢献することで報酬を貰える「プルーフオブステーク」のブロックチェーンの中には、バリデーターのスラッシングと呼ばれるペナルティが委任側にも及ぶものがあります。
※スラッシング(Slashing):バリデーターがブロックチェーンのルールに則らない取引処理を行った場合、ステーキングしている仮想通貨を没収するペナルティのこと。(没収したペナルティは他のバリデーターに分配されたりする)
コインチェックではスラッシング等のペナルティによりユーザーの仮想通貨が毀損した場合、ユーザーの仮想通貨が減少しないように補填することになっています。
ステーキング中のETHにつき、バリデーター(ブロックチェーン上の取引を検証・承認する者をいいます。)の業務遂行状況等に起因して、一定のスラッシング、ペナルティが発生する場合があります。
そのため、お客様がユーザー口座において保有するETHのうち、当社がステーキングのプロセスの対象としたものについては、毀損が生じる可能性があります。ただし、当該毀損が発生した場合、当社は、お客様
がユーザー口座において保有するETHの数量が減少することがないように、その毀損分について補填を行います。
まとめ:とりあえずONにしておくとお得


Coincheckステーキングはロックなしで自動放置で仮想通貨が増えるので、とりあえず報酬は貰っておきましょう。
- 対象銘柄:ETH(将来的に対応数を拡大)
- 報酬付与頻度:28日周期
- 手数料:30%
- ロック:不要
- 申し込み:不要
参照:「ステーキング手数料」&「Coincheck ステーキング」 サービス詳細のお知らせ」
ステーキング手数料は他の取引所より高く利率が低めなので、本格的にステーキングで仮想通貨を増やしたい場合は、他の取引所を利用するのがおすすめです。
「おすすめのステーキング対応取引所」は、下の記事で詳しく解説しています。


本記事作成の参照ページ


・特徴①:最短5分で口座開設申込み完了
・特徴②:初心者にも使いやすい
・特徴③:ビットコインの取引所手数料無料
・特徴④:国内で唯一自動の積立投資が可能
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🐼 コインチェック公式サイト:https://coincheck.com/ja/




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