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【初心者向け】分散型取引所とは?仕組み・使い方・稼ぎ方を解説!

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この記事から分かること

  • 分散型取引所の仕組み
  • 分散型取引所の使い方
  • 分散型取引所の稼ぎ方
この記事を書いた人

※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。

分散型取引所(Decentralized Exchange)とは、企業の仲介なしに主にコミュニティ・利用者によってのみ運営される、ブロックチェーン技術を活用した取引所のことです。

コインチェックといった「中央集権取引所」とは異なり、アカウントの作成や資産の入金も不要で、「メタマスク」等のあなたのウォレットを接続するだけで利用できます。

分散型取引所とは

分散型取引所では「ミームコイン」といった、中央集権取引所では取引できない銘柄も上場しています。

さとう

中央集権取引所へのリスティング料金の支払いといった、上場に必要なハードルが分散型取引所にはないからです。

分散型取引所の市場(流動性)は、利用者の預ける仮想通貨で作られています。

仮想通貨を預ける「流動性マイニング」を行うことで、利用者のスワップ手数料を稼ぐことも可能です。

分散型取引所の仕組み・全体像

ガス代の掛かりづらい「パンケーキスワップ」を利用すれば、年間利率10%程度で安定した運用ができます。

パンケーキスワップで儲かるイメージ
分散型取引所の関連記事はこちら
分散型取引所とはインパーマネントロスとは
プライスインパクトとはスリッページとは
流動性マイニングとはイールドファーミングとは
パンケーキスワップとはユニスワップとは
目次

※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。

暗号資産に関する注意事項は、金融庁消費者庁警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。

分散型取引所の仕組み

中央集権的な管理者がいない

分散型取引所は一企業が運営している訳ではなく、主にコミュニティ・利用者によって運営されます。

従来の中央集権型金融(CeFi)では全ての取引に金融機関が仲介しており、状況によっては一方的に資金を凍結されたり、取引を拒否されたりするリスクがありました。

分散型取引所は「ブロックチェーン」上で構築されており、ブロックチェーン上で起きた取引は「バリデーター」と呼ばれる世界中から自由に参加している匿名の取引承認者によって処理されます。

さとう

分散型取引所の運営方針も「DAO」と呼ばれる、管理者がいない分散型自律組織の投票で決定されます。

市場は利用者で作る流動性プール

分散型取引所には取引板が存在せず、「注文」や「取引相手」という概念が存在しません。

分散型取引所では「流動性プール」と呼ばれる、流動性提供者が預ける仮想通貨で運営される市場で仮想通貨の売り買い(スワップ)を行います。

分散型取引所の流動性プールとは

例えば、BTCとUSDTをペアとして流動性が提供されて初めて、その分散型取引所ではBTCとUSDTのスワップできるようになります。

※ぺアで提供する必要がある理由は後述

提供した流動性がスワップに利用されると、スワップ利用者が支払う手数料を報酬として受け取れる仕組みです。

さとう

このように流動性さえ提供されればどんな銘柄でも市場を作れる点が、分散型取引所で様々な銘柄が取り扱われている理由です。

流動性プール毎に価格も決まる

分散型取引所では取引板が存在しないため、各流動性プールの仮想通貨ペアの枚数比で価格を自動計算します。

BTCのUSDT建て価格は、「USDT&BTC」の流動性プールの単純な割り算「USDT枚数/BTC枚数」で計算できます。

さとう

ETHのBTC建て価格なら、「ETH枚数/BTC枚数」です。

※実際にスワップするときの価格は各分散型取引所のスワップ手数料やプライスインパクトの影響を受けるので、もう少し複雑です。上は大まかなイメージです。

利用者がスワップを行うと流動性プール内の枚数比は変わるため、スワップ価格も変わります。

※実際に再計算されるときの価格は「プライスインパクト」の影響を受けるので、もう少し複雑です。上は大まかなイメージです。

このように、取引板がなくても自動で仮想通貨の価格が計算される仕組みをAMM(Automated Market Maker、自動マーケットメイカー)と呼びます。

さとう

実際にはAMMには様々な種類があり、上記は最も有名な「Uniswap V2」で利用されているAMM「Constant Product」です。

分散型取引所の使い方

各ブロックチェーン毎に、最も利用される代表的な分散型取引所が存在します。

ブロックチェーン主な分散型取引所
BNB Smart ChainPancakeSwap
Ethereum NetworkUniswap
PolygonUniswap
SolanaRaydium
AvalancheTrader Joe

上表は各ブロックチェーンで最も流動性が多く提供され、取引ボリュームが多い分散型取引所です。次の理由から、こういった一番有名な取引所を利用するのがおすすめです。

さとう

他の取引所と比べて損しづらく、使いやすいということです。

パンケーキスワップの使い方・概要は、下の関連記事で解説しています。

パンケーキスワップの関連記事はこちら
使い方・始め方のまとめスワップのやり方
ステーキングのやり方草コインの買い方
ポジションマネージャーメタマスクを接続できない
シンプルステーキング報酬の収穫タイミング
儲け方・手数料負けしない方法V3とV2の違い

分散型取引所で稼ぐ方法

分散型取引所で流動性を提供して仮想通貨を稼ぐことを「流動性マイニング」と呼びます。

手数料とリスクが小さい「パンケーキスワップ」のステーブルコインを活用した流動性マイニングであれば、年間利率5%程度の安定した運用ができます。

流動性マイニングの運用のイメージ
分散型取引所パンケーキスワップの流動性マイニングの例
さとう

下の記事でやり方を解説しています。

流動性マイニングの関連記事はこちら
流動性マイニングの始め方流動性マイニングのリスク
ステーキングとの違いイールドファーミングとの違い

まとめ:インパーマネントロスには注意

本記事では、分散型取引所の概要と使い方をご紹介しました。

中央集権取引所とは違い、板取引なしでブロックチェーンで全ての取り引きが完結する革新的な取引所です。

さとう

中央集権取引所で取引できない「ミームコイン」を買いたい場合や、仮想通貨を運用したい場合に重宝します。

本記事では割愛しましたが、分散型取引所で仮想通貨の運用を行うと「インパーマネントロス」と呼ばれる特有の損失が発生する場合があります。

下の記事で詳しく解説しているので、本格的に分散型取引所で流動性マイニングを行う場合はご覧下さい。

仮想通貨に関する注意喚起

さとう

仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。

消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。

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