この記事から分かること
- 仮想通貨MNTを買える取引所
- 仮想通貨MNT(Mantle)の買い方
- 仮想通貨MNT(Mantle)の特徴
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
仮想通貨MNT(マントル)とは、イーサリアムレイヤー2「Mantle Network」が発行しているトークンです。
MNTを保有することでBybitのローンチパッドで仮想通貨をもらえたり、Mantle Networkのガバナンスに参加できたりします。

仮想通貨MNTは、2023年5月に仮想通貨BITから移行されて誕生したトークンです。
以前のガバナンス「BitDAO」、サービス「Mantle」の1トークン2ブランド体制が複雑化しシナジーを生みづらい体制だったため、BitDAOでリブランディング提案「BIP-21」が出され可決されました。

さとう現在はMantleに完全に統合されています。
Mantle Networkは海外取引所「Bybit」から公式に支援を受けているプロジェクトとなっており、Bybitが資金提供やエコシステムの成長支援を行っています。
また、MNTはBybitの公式トークンとなっており、Bybitのローンチパッド等はMNTを保有することで参加できます。





本記事を最後まで読むことで、仮想通貨MNTの特徴・お得な買い方が分かり、今日からMNTに投資ができるようになります。
本記事の参考文献
- https://docs-v2.mantle.xyz/
- https://docs.mantle.xyz/meth
- https://www.mantle.xyz/blog/announcements/mantle-a-new-approach-to-scaling-ethereum
- https://snapshot.org/#/bitdao.eth/proposal/0xe81f852d90ba80929b1f19683da14b334d63b31cb94e53249b8caed715475693
- https://www.blog.eigenlayer.xyz/intro-to-eigenda-hyperscale-data-availability-for-rollups/
仮想通貨MNTはどこの取引所で買える?


仮想通貨MNT(Mantle)は日本の取引所では買えないため、海外取引所を利用する必要があります。
仮想通貨MNT(Mantle)が上場している海外取引所は次の3か所です。
本記事ではBybitで購入する方法を参考として掲載いたします。(ローンチプール等で運用するならBybit)


下のリンクからBybitの口座は開設できます。
海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。
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仮想通貨MNT(Mantle)の買い方


仮想通貨MNT(Mantle)の買い方は、次の通りです。
手順①:国内取引所の口座を開設
国内取引所で上場していない仮想通貨MNTを買う場合、国内取引所から仮想通貨を使って入金し、その入金した仮想通貨で買うことになります。


Bybitへの送金に使うおすすめの国内取引所は「ビットバンク」です。
Bybitへの送金が制限されておらず、送金能力に優れた仮想通貨XRPを取引手数料0.12%で買うことができます。
※ビットバンクの取引手数料:Takerは0.12%、Makerは-0.02%(一部銘柄を除く)




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1000円受け取りまでの流れは下の記事でさらに詳しく解説しています。
手順②:海外取引所Bybitの口座を開設
下のリンクからBybitの口座は開設できます。
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海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。
手順③:国内取引所からXRPを送金
次に、国内取引所ビットバンクから仮想通貨XRPをBybitに送金します。
Bybitアプリを開いて、XRP(リップル)の入金先のアドレスを確認しにいきます。
下タブ「資産」より「入金」をタップして、XRPを選択します。


表示されたアドレスとタグを両方コピーしましょう。


次に、ビットバンクのスマホアプリを開いて、BybitにXRPを送金します。
下タブ「メニュー」より「出金」をタップし、XRPを選びます。


アドレス一覧をタップし、新規追加をタップします。


アドレスの追加画面が表示されるので、Bybitアプリでコピーしたアドレスとタグを貼り付けます。


アドレスが作成できたら、XRP引出画面でアドレスを選択し、出金数量を入れてBybitに送金します。



XRPは送金能力が高い仮想通貨なので、すぐに着金されるはずです。
手順④:BybitでXRPをUSDTに売却
仮想通貨MNTはUSDTと呼ばれる仮想通貨で買うことができるので、着金したXRPをUSDTに売却しましょう。
Bybitアプリを開いて、ホーム画面上で「XRP」で検索し、XRP/USDT(現物)を選びます。
成行注文で売却することで、XRPをUSDTにできます。


手順⑤:売却したUSDTでMNTを購入
アプリ上部の検索バーで「MNT」と検索し、MNT/USDT(現物)を選びます。





成行注文を選び、購入に使うUSDTの枚数を設定したら、MNT(Mantle)の購入を実行しましょう。
仮想通貨MNT(Mantle)とは?


仮想通貨MNT(マントル)とは、イーサリアムレイヤー2「Mantle Network」が発行しているトークンです。
MNTを保有することでBybitのローンチパッドで仮想通貨をもらえたり、Mantle Networkのガバナンスに参加できたりします。


海外取引所Bybitが支援していたBitDAOというプロジェクトがMantleとは別に存在していましたが、2023年5月にリブランディングとして統合され、ガバナンストークンがMNTに統一されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通貨名称 | Mantle |
| シンボル | MNT |
| 価格 | 最新のMNTの価格・チャート |
| 発行月 | 2023年7月17日 |
| チェーン | Mantle |
| アドレス | 0x3c3a81e81dc49a522a592e7622a7e711c06bf354 |
| 外部監査結果 | CertiK |
| 公式サイト | https://www.mantle.xyz/ |
| 公式WP | https://docs.mantle.xyz/network/introduction/overview |
| 公式Twitter | https://twitter.com/0xMantle |
| 公式Discord | https://discord.com/invite/0xMantle |
| 公式Telegram | https://t.me/mantlenetwork |
仮想通貨MNT(Mantle)概要表


Mantle Networkはイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するソリューション「レイヤー2」の1種で、主に「Optimistic Rollup」で取引処理を効率化しています。


モジュール型のレイヤー2を採用
Mantle Network(マントルネットワーク)は、従来のOptimismやArbitrumとは異なり、モジュール型のレイヤー2を採用しています。
例えばOptimismやArbitrumは、取引をまとめる「ロールアップ」等の処理を行う実行レイヤーで独自の技術を活用する一方、その他のレイヤーでは既存のイーサリアムに頼っていました。



データ可用性レイヤーを既存のEthereumに頼る場合、イーサリアムユーザーと競合してしまうため、高いガス代が発生する原因となります。


Mantle Networkは「データ可用性レイヤー」を分離させ、EigenLayerの技術を活用し承認を得ている「MantleDA」を活用しています。
※将来的には完全にEigenDAに切り替える予定
【かんたん解説】データ可用性・EigenLayer
データ可用性(Data Availability)とは、新たに発生した取引データが全て公開され有効性の検証に利用可能である性質を指します。



全てのブロックチェーンに備わっている必須の性質です。


データ可用性に優れていると取引の有効性検証が効率的になるため、利用コストが安くなったり、取引承認時間が短くなったりといったメリットがあります。
優れたデータ可用性を提供する代表的なソリューションの1つが「EigenLayer(アイゲンレイヤー)」です。


仮想通貨ETHステーキングを行い、Ethereumネットワーク内で検証作業を行うバリデーターは仮想通貨ETHを再度二重でEigenLayerにステーキングする「リステーキング」を行えます。



追加のリスクを負ってETHを担保とすることで、EigenLayer内の登録されている様々なサービスを稼働させます。
委任者としてオぺレーターに仮想通貨をステーキングすることもでき、AVSオペレーターが稼ぐ報酬を分配してもらうことができます。
※スラッシングリスクも一部負担することになるが、現時点では未実装
EigenLayer内の主要なサービス(AVS)の1つであるEigenDAはデータ可用性性層として機能することで、取引の有効性を検証するためのデータ公開を効率化しています。
Mantle Networkは「MantleDA(EigenDA)」の採用により、他レイヤー2と比べて大幅なコスト削減に成功しています。
MantleはBybit公式支援のプロジェクト
Mantle Network(マントルネットワーク)は、海外取引所「Bybit」が公式に支援を行っているプロジェクトです。
以前のBitDAOとMantleの2ブランド体制だった時から、バイビットはBitDAOへの資金提供とMantleのエコシステムの成長支援を行っていました。


Mantleに統合される際もBybitがMNTへの移行をサポートしており、現在もMantle Networkに様々な支援を行い、共同で新しい技術を開発する関係となっています。





例えば、Bybitのローンチパッドは全てMNTで参加できるようになっていたり、少額資産の一括返還先もMNTになっていたりします。


Mantle LSPによるイーサリアム運用
Mantle Networkでは、ETHをEthereum上から「Mantle LSP」にステーキングすることで運用ができます。
※LSP:Liquid Staking Protocol
同時に債権としてmETHが発行され、mETHも再度別のプロトコルで運用ができます。


ステーキングしたETHは「stake.fish」や「Blockdaemon」等のEthereumのノードオペレーターが運用することになり、その報酬の一部が還元される形でmETHの償還価値が高まっていく仕組みです。
ETHをMantleの運用手順は次の通りです。
- ETHをEthereumネットワークで入金
- MantleLSPにウォレット接続
- ステーキング実行
受け取るmETHは「Bridge to L2 after Staking」をONにすることで、Mantle Network上で受け取れます。


mETHの運用先に対応するネットワークでmETHを受け取りましょう。



ちなみに、仮想通貨MNT(マントル)はMantle Networkではガバナンスとして機能するため、運用ができる訳ではありません。
Mantle公式の「Delegate Voting Power」にて、自分または他のアドレスにMNTを委任(Delegate)」することで、Mantleの運営に関する投票に参加できるようになります。


仮想通貨MNTの保有で収益を得たい場合は、Bybitのローンチパッドや「ローンチプール」に預け入れ、新規通貨の発行分を受け取るのがオススメです。
仮想通貨MNT(Mantle)のトーケノミクス


仮想通貨MNTが初めてリリースされた2023年7月時点での配布割合は、以下の通りとなっています。
| 区分 | 枚数 | 割合 |
|---|---|---|
| Mantleトレジャリー | 3,046,328,614 | 49.0% |
| 市場循環 | 3,172,988,154 | 51.0% |
| 合計 | 6,219,316,768 | 100.0% |


トレジャリーからの分配は、Mantleのガバナンスプロセスに従って行われます。
仮想通貨MNT(Mantle)の購入リスク


仮想通貨MNT(Mantle)の購入には、次の3つのリスクがあります。
リスク①:競合レイヤー2のリスク
仮想通貨MNTを購入するリスクの1つ目は、競合レイヤー2のリスクです。
Ethereumには既存の「レイヤー2ソリューション」が多く存在しており、飽和状態になっています。


今後Mantle Network上で様々なアプリケーションが構築され、Mantleが積極的に利用される環境になれない場合、ネイティブトークンであるMNTの需要にも影響が出るため注意が必要です。
リスク②:海外取引所を利用するリスク
仮想通貨MNTを購入するリスクの2つ目は、海外取引所を利用するリスクです。
海外取引所は金融庁に「暗号資産交換業者」として認可されていません。


海外取引所は上場銘柄・レバレッジ・資産の管理方法などが国内基準ではなく、資金決済法に準拠できないからです。
国内の規則に従って運営が行われていないため、この点で厳重な注意が必要です。



例えば海外取引所と金融庁認可の国内取引所で異なるのは、顧客資産の分別管理とその証明方法です。
国内取引所では顧客から預かっている金銭は信託会社に信託する決まりになっており、仮に運営会社が破綻しても信託分は影響を受けず、優先して返還される仕組みになっています。
※返還が保証されている訳ではありません。


海外取引所で「プルーフオブリザーブ」と呼ばれる仕組みで、顧客から預かっている仮想通貨を含む全ての総負債より、保有している準備金が多いことをオンチェーンで証明しています。


どちらが安全等の優劣はないですが、いずれにせよ国内の規則に準拠したものではないため、注意が必要です。
リスク③:MNTの価格変動リスク
仮想通貨MNTを購入するリスクの3つ目は、MNTの価格変動リスクです。
注目を集めているアルトコインには投機的な資金が一時的に集中して価格が上がったり、大口の売却により暴落を引き起こしたり、ボラティリティが高くなる傾向があります。
仮想通貨MNTは時価総額・取引ボリューム共にアルトコインの中では上位の方ですが、ビットコインやイーサリアムと比べると価格変動は大きいので注意が必要です。



投資の際はリスク管理と十分な情報収集を行うことをおすすめします。
まとめ:MNTは国内取引所では未上場


仮想通貨MNT(Mantle)が上場している海外取引所は次の3か所です。
下のリンクからBybitの口座は開設できます。
海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。
紹介コード:63694
「メタマスクにMNTを送金する方法」は、下の記事で詳しく解説しています。



ご覧いただきありがとうございました。
本記事に関するご質問・ご感想はコメント欄か下記のお問い合わせページ・XのDMよりお送り下さい。丁寧に回答させていただきます。
メールアドレスはこちら:contact@pandacrypto.xsrv.jp

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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。
仮想通貨に関する注意喚起

仮想通貨の価格は日々変動しており、保有する仮想通貨の価格が急激に下落する場合があります。購入時の価格を下回ったり、無価値になってしまうことで大きな損失が発生する恐れがあります。
仮想通貨の信用取引は、価格変動により保証金を上回る損失が発生する場合があります。
その他仮想通貨に関する注意喚起について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
| 金融庁 | 暗号資産の利用者のみなさまへ |
| 警察庁 | 暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください! |
| 消費者庁 | 投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について |
| 国税庁 | 仮想通貨の税務上の取扱い-現状と課題- |
| 政府広報オンライン | 暗号資産の「必ずもうかる」に要注意! |
| 日本暗号資産取引業協会 | 暗号資産に関するトラブルにご注意ください! |
| 国民生活センター | 暗号資産に関する消費者トラブル |









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