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仮想通貨SUI(スイ)とは?どこで買える?買い方・特徴・仕組みを解説!

この記事から分かること

  • 仮想通貨SUIを買える取引所
  • 仮想通貨SUIのお得な買い方
  • Sui Networkの特徴&仕組み
この記事を書いた人

※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。

仮想通貨SUI(スイ)とは、Facebookのブロックチェーンプロジェクト「Diem」のメンバーによって設立された「Mysten Labs」が開発を行っている、使いやすさ・処理能力に優れたL1ブロックチェーン「Sui」のトークンです。

仮想通貨SUIは「PoSメカニズムへの参加」「オンチェーン投票への参加」「ガス代の支払い」「様々なSuiアプリケーションで使える汎用資産」の4つに使用できます。

Sui Networkは秒間30万件から40万件の取引処理が可能で他のブロックチェーンと比べて処理能力で特に優れており、Web3ゲームや決済といった大量取引・低遅延が求められるユースケースに適しています。

※取引処理能力参照 “MYSTICETI: Reaching the Latency Limits with Uncertified DAGs

チェーンTPS(秒間処理)コンセンサスバリデータ数
Sui約30万PoS約130
Ethereum約15PoS約100万
BNB Chain約100PoA45
Avalanche約4,500PoS約800
Solana約65,000PoH約800
さとう

高い処理能力は次のSuiの技術で実現しています。

  • オブジェクトモデルを採用
  • 所有オブジェクト取引の即時処理
  • DAG構造による早い合意形成

Suiは「Ethereum」等の代表的なブロックチェーンが採用するアカウントモデルと異なり、オブジェクトモデルを採用しています。

従来のアカウントモデルでは各アドレスの残高は1つのスマートコントラクト内の各残高情報の更新で行われ、バリデーター全体で合意を形成して取引を処理する必要がありました。

Suiのオブジェクトモデルでは各仮想通貨の残高は「オブジェクト」として各アドレスに紐づいており、スマートコントラクトの更新なしでオブジェクトの転送・受信が行われます。

所有オブジェクトのみの取引群内では取引順序を決める必要がなく、合意形成を行う「コンセンサスレイヤー」をスキップできます。各取引を並列処理することもできるため、他チェーンと比べて高い処理能力を出せる訳です。

さとう

この記事を最後まで読むことでSuiの特徴・仕組み・将来性が分かり、今日からお得にSUIに投資ができるようになります。

目次

仮想通貨SUI(スイ)はどこの取引所で買える?

仮想通貨SUI(スイ)は次の国内取引所に上場しています。

SUI上場取引所取引手数料
(Taker/Maker)
出金対応ステーキング
ビットポイント無料/無料出金不可非対応
オーケージェー0.14%/0.07%出金可能対応
ビットバンク0.12%/-0.02%出金可能非対応

おすすめは、購入したSUIを年間利率3%以上の「ステーキング」で自動で増やすことができ、SUIの外部送金にも対応している「オーケージェー」です。

※他の日本の取引所はSUIのステーキング運用に対応していません。

出典:オーケージェー 公式サイト

Suiは委任型の「プルーフオブステーク」を採用しているブロックチェーンとなっており、取引を処理する「バリデーター」に仮想通貨SUIをステーキングすることで、バリデーターの報酬の一部が分配されます。

さとう

オーケージェーに仮想通貨SUIを預けることで代わりにステーキングをしてもらうことができ、SUIを報酬としてもらえます。

オーケージェーならSUIを外部に送金することもできるので、自分でウォレットにSUIを入れてDeFiで運用したくなっても対応できます。

オーケージェーの口座は下のリンクから解説できます。

・特徴①:国内でスプレッドが最狭水準

・特徴②:初心者にも使いやすい

・特徴③:仮想通貨の取引手数料が安い

・特徴④:珍しい銘柄が多数取り扱いあり

・特徴⑤:ステーキング運用ができる

OKJの口座開設の解説はこちら

OKJの仮想通貨の買い方解説はこちら

仮想通貨の積立スプレッドが業界で最狭水準

🐼 オーケージェー公式サイト:https://www.okcoin.jp/

出典:OKJ(オーケージェイ)公式サイト

仮想通貨SUI(スイ)の買い方

国内取引所オーケージェーを使った仮想通貨SUI(スイ)の買い方は、次の通りです。

①オーケージェーの口座を開設

まずは「こちらのリンク」からオーケージェーの口座を開設します。

下の別記事で口座開設のやり方を解説しています。

②オーケージェーに日本円を入金

OKJのスマホアプリ下タブ「資産」より「日本円入金」に進み、表示された口座に日本円を振り込みます。

※振込先銀行はGMOあおぞらネット銀行になっていますが、振込元として利用する銀行はどこでも大丈夫です。

どの銀行を利用しても、OKJ側で日本円の入金手数料が掛かることはありません。

③オーケージェーでSUIを購入

オーケージェーの取引所で使う日本円は必ず「取引口座」に入っている必要があります。

日本円を銀行から振り込んだ際は「入出金口座」に着金するため、「取引口座」に振り替える必要があります。

OKJのスマホアプリ下タブ「資産」より、入出金口座の「振替」をタップして取引口座に振り替えましょう。

取引口座に日本円を用意できたら、画面下「取引所」に進み「SUI/JPY」を選択します。

今すぐ購入する場合は「成行注文」、指定した価格で取引したい場合は「指値注文」を選びましょう。

成行注文の場合、現時点で注文板に並ぶ最も安い注文から順番に買い上がっていきます。

指値注文の場合、指定した価格(または指定した価格より有利な条件)でのみ取引が約定するため、不利な場合は約定しません。

仮想通貨SUI(スイ)・Sui Networkとは

仮想通貨SUI(スイ)とは、Facebookのブロックチェーンプロジェクトのメンバーによって設立された「Mysten Labs」が開発を行っている、ユーザーの使いやすさ・処理能力に優れたL1ブロックチェーン「Sui」のトークンです。

仮想通貨SUIは「PoSメカニズムへの参加」「オンチェーン投票への参加」「ガス代の支払い」「様々なSuiアプリケーションで使える汎用資産」の4つに使用できます。

項目内容
名称Sui
シンボルSUI
価格最新のSUIの価格・チャート
発行月2023年5月
コンセンサスメカニズム委任型プルーフオブステーク
コントラクト0x2::sui::SUI
外部監査結果CertiK
公式サイトhttps://sui.io/#
エクスプローラーhttps://suiexplorer.com/
公式WPhttps://docs.sui.io/
公式Twitterhttps://twitter.com/SuiNetwork
公式Discordhttps://discord.gg/sui

Sui Network 概要表

出典:sui.io

Suiはオブジェクトモデル採用

Suiではスマートコントラクト・オンチェーンアドレス・仮想通貨といったものは全て「オブジェクト」として定義されています。オブジェクトの分類は次の通りです。

オブジェクトの分類オブジェクトの例
①所有オブジェクト仮想通貨やNFT
②共有オブジェクトDEXの流動性プール
③他の所有オブジェクトあるNFTに帰属するNFT
④不変オブジェクトSuiの言語「Move」

この中で私たちユーザーが主に利用するのは「所有オブジェクト」と「共有オブジェクト」です。

所有オブジェクトは単位のユーザー(アドレス)に紐づいているオブジェクトで、スマートコントラクトなしで送受信が可能になっています。

さとう

AさんとBさんが所有する仮想通貨SUI(所有オブジェクト)の送金を例に挙げると、次の通りです。

一部送金すれば新たにオブジェクトが生成され、全て送金すればオブジェクトごと移動し、既に存在しているオブジェクトであれば統合されます。

例えばAさんBさんの最初の送金取引は別個のオブジェクトを対象としているため並列で同時に処理でき、取引順序を決めるために「バリデーター」間で合意を取る必要がないので高速処理されます。

一方「Ethereum」の場合は各ユーザー毎の所有オブジェクトで分けて管理しておらず、あるトークンの各ユーザー毎の残高情報は1つのスマートコントラクトで管理されます。

さとう

どの取引同士を並列で処理しても矛盾しないかを処理前に判別できないため、全体で取引順序を決めている訳です。

Sui Networkの取引処理の全体像

レイヤー1ブロックチェーン「Sui Network」の取引処理の流れは次の通りです。

所有オブジェクトの取引処理の流れ
  • ユーザーが取引送信&SUIガス代支払い
  • バリデーターが取引の有効性検証&署名
  • 2/3の署名を集め取引証明書を作成
  • 取引証明書をバリデーターに送信
  • 取引証明書の検証後に取引を実行

参照:docs.sui.io “Life of a Transaction

共有オブジェクトを伴う取引処理の流れは次の通りです。

共有オブジェクトを伴う取引の処理の流れ
  • ユーザーが取引送信&SUIガス代支払い
  • バリデーターが取引の有効性検証&署名
  • 2/3の署名を集め取引証明書を作成
  • 取引証明書をバリデーターに送信
  • 順序を決めて証明書を検証・実行
  • 取引決済の証拠「エフェクト証明書」生成

参照:docs.sui.io “Life of a Transaction

Suiの取引処理は所有オブジェクト完結の取引か、共有オブジェクトが関係する取引かどうかで変わります。

さとう

例えば分散型取引所の流動性プールといっな共有オブジェクトを伴う取引処理する順序を決める必要があるからです。

ユーザーはまず自身が実行したい取引に署名を行い、フルノードを介して「バリデーター」に送信します。

※フルノードは取引を検証したり保存したりできるが、署名はできないため合意に参加できない。バリデーターはSUIステーキングでのみ担当でき合意に参加する。

バリデーター取引の有効性・安全性をチェックし署名した後にフルノードに返します。Ethereumのようにバリデータ間で取引を互いに伝播する必要はなく、フルノードが収集を担当します。

2/3の署名を収集すると取引の有効性は証明済みとなり、フルノードは「取引証明書」を生成し、証明書をバリデーターに送信します。

所有オブジェクトの取引の場合、バリデーターは取引証明書の署名を確認して問題なければすぐに取引を実行するため、ユーザーは一瞬で取引が実行される感覚になります。

共有オブジェクトを伴う取引はここから取引を「コンセンサスレイヤー」に送信し、同じ共有オブジェクトを使用するほかの取引との順序付け&合意を行ってから実行します。

Suiではいわゆるブロックが分岐なしで一本で連なる「ブロックチェーン」の仕組みではなく、DAG(Directed Acyclic Graph:有向非巡回グラフ)と呼ばれる仕組みで取引順序を確定さています。

さとう

Suiのコンセンサスレイヤーでの順序決めは次の2工程です。

  • Narwhal:DAGの作成(取引順の作成)
  • Bullshark:DAGの合意(取引順の合意)

参照:”Bullshark: DAG BFT Protocols Made Practical

取引順序の合意に達するために投票を行う必要があり数秒掛かってしまうため、共有オブジェクトが関係する取引の処理はSuiでも一瞬で取引が成立する訳ではありません。

現在は2024年7月24日にロールアウトした最新の「Mysticeti」と呼ばれる新しいコンセンサスが導入され、DAG構造を見て解釈するだけで合意に至って取引を実行できるようになり、共有オブジェクトの処理時間が改善しています。

>>参照:MYSTICETI: Reaching the Latency Limits with Uncertified DAGs

Programmable Transaction Blocks

Sui Networkではプログラマブルトランザクションブロック(Programmable Transaction Blocks)と呼ばれる、複数の取引を一度に実行できる仕組みがあります。(最大1024個分のコントラクト呼び出しが可能)

プログラマブルトランザクションブロックは複数のコマンドで構成され、1つの取引実行でコマンドが定義された順番に全て実行されます。

これにより、例えば100個のNFT発行、DeFi・Web3ゲームでの連続した操作も1回の取引実行で行うことができ、ガス代の支払いも効率化されます。

代表的な実例としては、複数のDeFiプロトコルの流動性プールを横断して最良価格でトークンスワップを行うDeFiアグリゲーターが挙げられます。

参照:docs.sui.io “Programmable Transaction Blocks

仮想通貨SUI(スイ)のステーキング

Suiは委任型のプルーフオブステーク(Delegated Proof of Stake)を採用しており、仮想通貨SUIをバリデーターに預ける(ステーキング)することで、バリデーターが取引を処理して稼いだSUIの一部を受け取れます。

私たちがバリデーターに委任したSUIとバリデーター自身がステーキングするSUIの合計を用いた以下の式で「投票パワー」が計算されます。

さとう

バリデーターに委任した仮想通貨SUIは、バリデーターが自身でステーキングする分と合わせて「投票パワー」になります。

全体を10000とした時の投票パワーが3以上でバリデーターとして活動でき、報酬が付与される仕組みです。

\[ \small \boldsymbol{ \frac{\text{バリデータのステーク量}}{\text{バリデータのステーク量}+\text{全体ステーク量}} > \frac{3}{10000} } \]

参照:docs.sui.io “Validator rewards

従って、ある程度分散性を意識して投票しつつも、基本的には既に投票数が多く信頼できる候補バリデーターに仮想通貨SUIをステーキング(委任)することになります。

あなたがステーキング先として選択するバリデーターにより変わりますが、本記事更新時点では年間利率(APY)で約2.0%でSUIを運用できます。

出典:SuiVision バリデーターリスト
さとう

SUIのステーキングでもらえる報酬は次の3つです。

  • ガス代として支払われる「計算手数料」
  • ガス代として支払われる「ストレージ手数料」
  • SUIの新規供給「ステーキング補助金」

参照:Sui Foundation “Understanding Staking and SUI’s Emission Schedule

仮想通貨SUIのステーキングの仕組み・お得なやり方」は、下の別記事で詳しく解説しています。

仮想通貨SUI(スイ)のトークノミクス

仮想通貨SUIは100億枚が供給上限として設定されており、2023年5月3日にSuiのMainnetが稼働した段階では約5%が流通しました。

残りは以下のスケジュールに従い段階的に供給される仕組みになっており、現在は2030年までの見通しがSuiの公式サイト上で公開されています。

出店:sui.io “SUI Circulating Supply

上から順に解説すると「Series A」と「Series B」はベンチャーキャピタルとなっています。Series Aはすべてアンロック済みとなっている一方、Series Bは僅かにロック分が残っており、これから市場に供給されます。

「Mysten Labs Treasury」はSuiのコードを作成した開発者の報酬分で、徐々にアンロックされていきます。

「Community Reserve」は次の3つのコミュニティプログラムに使用される分です。

  • 委任プログラム:バリデータ立ち上げ支援
  • 助成プログラム:教育者・開発者支援
  • 研究開発:プロトコルのさらなる開発支援

「Community Access Program」はSUIエコシステムの初期貢献者に対して、SUI購入の機会を提供した分です。

「Stake Subsidies」は本記事でも解説したステーキングの補助金となっており、約24時間単位の「エポック」毎に一定量がステーキング報酬としてバリデーターに供給されます。

さとう

各計画項目の現時点におけるSUI供給枚数や今後の供給枚数は、「DeFiLlama」より詳しく確認できます。

出典:DeFiLlama

まとめ:SUIの購入はOKJがおすすめ

Sui Networkの特徴は次の通りです。

  • オブジェクトモデルを採用
  • 所有と共有オブジェクトの明確な区別
  • 所有オブジェクトの即時処理の実現
  • ブロックチェーンに適したMove言語
  • DAG構造のコンセンサスで高速合意形成
  • Web2に近い低レイテンシのユーザー体験

仮想通貨SUIは年間利率3%以上の「ステーキング」で自動で増やすことができ、SUIの外部送金にも対応している「オーケージェー」で購入するのがおすすめです。

※他の日本の取引所はSUIのステーキング運用に対応していません。

出典:オーケージェー 公式サイト

オーケージェーならSUIを外部に送金することもできるので、自分でウォレットにSUIを入れてDeFiで運用したくなっても対応できます。

さとう

オーケージェーの口座は下のリンクから解説できます。

・特徴①:国内でスプレッドが最狭水準

・特徴②:初心者にも使いやすい

・特徴③:仮想通貨の取引手数料が安い

・特徴④:珍しい銘柄が多数取り扱いあり

・特徴⑤:ステーキング運用ができる

OKJの口座開設の解説はこちら

OKJの仮想通貨の買い方解説はこちら

仮想通貨の積立スプレッドが業界で最狭水準

🐼 オーケージェー公式サイト:https://www.okcoin.jp/

出典:OKJ(オーケージェイ)公式サイト
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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。

仮想通貨に関する注意喚起

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仮想通貨の信用取引は、価格変動により保証金を上回る損失が発生する場合があります。

その他仮想通貨に関する注意喚起について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。

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