この記事から分かること
- 仮想通貨PYTHを買える取引所
- 仮想通貨PYTH(Pyth Network)の買い方
- 仮想通貨PYTH(Pyth Network)の特徴
※本記事へのコメント・質問等は私のX(旧ツイッター)にDMで送っていただいても大丈夫です。丁寧に回答させていただきます。
仮想通貨PYTH(Pyth Network)とは、市場の価格データ等をブロックチェーン内に提供するオラクル「Pyth Network」のガバナンストークンです。
PYTHソラナチェーンで発行されており、保有することでPyth Networkのガバナンスの投票に参加できます。

Pyth Networkは完全なオンチェーンで価格情報を提供するオラクルであり、誰でも閲覧できる透明性の高い形でデータの信頼性が確保されるという特徴があります。

また、情報提供企業はPYTHを必ず保有しており、明らかに他の企業と異なる情報を提供するとSlashingと呼ばれるペナルティを受けることになるため、正しい情報を提供するインセンティブがある仕組みです。
さとう本記事を最後まで読むことで、仮想通貨PYTHの特徴・お得な買い方が分かり、今日からPYTHに投資ができるようになります。
仮想通貨PYTHはどこの取引所で買える?


仮想通貨PYTH(Pyth Network)は日本の取引所では買えないため、海外取引所を利用する必要があります。
仮想通貨PYTHが上場している海外取引所は次の3か所です。
本記事ではBybitで購入する方法を参考として掲載いたします。


下のリンクからBybitの口座は開設できます。
海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。
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仮想通貨PYTH(Pyth Network)の買い方


Bybitを利用した仮想通貨PYTH(Pyth Network)の買い方は、次の通りです。
手順①:国内取引所の口座を開設
国内取引所で上場していない仮想通貨PYTH(Pyth Network)を買う場合、国内取引所から仮想通貨を使って入金し、その入金した仮想通貨で買うことになります。


Bybitへの送金に使うおすすめの国内取引所は「ビットバンク」です。
Bybitへの送金が制限されておらず、送金能力に優れた仮想通貨XRPを取引手数料0.12%で買うことができます。
※ビットバンクの取引手数料:Takerは0.12%、Makerは-0.02%(一部銘柄を除く)




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手順②:海外取引所Bybitの口座を開設
下のリンクからBybitの口座は開設できます。
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海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。
手順③:国内取引所からXRPを送金
次に、国内取引所ビットバンクから仮想通貨XRPをBybitに送金します。
Bybitアプリを開いて、XRP(リップル)の入金先のアドレスを確認しにいきます。
下タブ「資産」より「入金」をタップして、XRPを選択します。


表示されたアドレスとタグを両方コピーしましょう。


次に、ビットバンクのスマホアプリを開いて、BybitにXRPを送金します。
下タブ「メニュー」より「出金」をタップし、XRPを選びます。


アドレス一覧をタップし、新規追加をタップします。


アドレスの追加画面が表示されるので、Bybitアプリでコピーしたアドレスとタグを貼り付けます。


アドレスが作成できたら、XRP引出画面でアドレスを選択し、出金数量を入れてBybitに送金します。



XRPは送金能力が高い仮想通貨なので、すぐに着金されるはずです。
手順④:BybitでXRPをUSDTに売却
仮想通貨PYTH(Pyth Network)はUSDTと呼ばれる仮想通貨で買うことができるので、着金したXRPをUSDTに売却しましょう。
Bybitアプリを開いて、ホーム画面上で「XRP」で検索し、XRP/USDT(現物)を選びます。
成行注文で売却することで、XRPをUSDTにできます。


手順⑤:売却したUSDTでPYTHを購入
アプリ上部の検索バーで「PYTH」と検索し、PYTH/USDT(現物)を選びます。





成行注文を選び、購入に使うUSDTの枚数を設定したら、PYTHの購入を実行しましょう。
仮想通貨PYTH(Pyth Network)とは?


仮想通貨PYTH(Pyth Network)とは、市場の価格データ等をブロックチェーン内に提供するオラクル「Pyth Network」のガバナンストークンです。
ソラナチェーンで発行されており、保有することでPyth Networkのガバナンスの投票に参加できます。


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通貨名称 | Pyth Network |
| シンボル | PYTH |
| 価格 | 最新のPYTHの価格・チャート |
| 総供給枚数 | 100億枚 |
| コントラクト | HZ1JovNiVvGrGNiiYvEozEVgZ58xaU3RKwX8eACQBCt3 |
| 外部監査結果 | CertiK |
| 公式サイト | https://pyth.network/ |
| 公式WP | https://pyth.network/whitepaper_v2.pdf |
| 公式Twitter | https://twitter.com/PythNetwork |
| 公式Discord | https://discord.com/invite/PythNetwork |
| 公式Telegram | https://t.me/Pyth_Network |
仮想通貨PYTH(Pyth Network)概要表


オラクル(Oracle)は英語で「神のお告げ」という意味があり、ブロックチェーン外のデータや情報をブロックチェーン内に取り込む技術やそのサービスを指す言葉です。





これまでブロックチェーンで処理できる情報は、ブロックチェーン上で起きていることだけでした。
しかし、オラクルを利用することで「スポーツでAチームが買ったら、Bトークンを配布する」といったブロックチェーンの外部で起きていることを関連付けてスマートコントラクトを動かすこともできます。
国内では、取引所ビットバンクがPyth Networkと提携して市場データを提供しており、パブリッシャーとして参画している大手機関の1つとなっています。
Pyth Networkのオラクルには、次の3つの特徴があります。
- 完全オンチェーンのオラクル
- 情報提供側にはSlashingがある
- データ更新で手数料が発生する
特徴①:完全オンチェーンのオラクル
Pyth Networkの1つ目の特徴は、完全オンチェーンで価格情報を提供するオラクルであるという点です。
Pyth Networkでは、各情報提供機関(パブリッシャー)が自身の管理するノードを使って、ブロックチェーンに価格データを発行します。
完全にオンチェーンで処理が行われるため、誰でも閲覧できる透明性の高い形でデータの信頼性が確保されます。
他のオラクルサービスではオフチェーンで処理される部分が多く、サービス提供者のことを信頼する必要がありました。
また、Pyth Networkはソラナチェーン上で価格に関する処理を行いますが、これらのデータは「Wormhole」と呼ばれるソラナチェーンとその他のチェーンを繋ぐサービスを利用し、異なるチェーンにも転送できます。


Design Overview
Pyth is a protocol that allows market participants to publish pricing information on-chain for others to use.
docs.pyth “How Pyth Works“
特徴②:情報提供側にはSlashingがある
Pyth Networkの2つ目の特徴は、情報提供するパブリッシャー側は誤った情報を提供するとペナルティ(Slashing)を受けるため、正しい情報を提供するインセンティブがある点です。
各情報提供機関(パブリッシャー)は、次の3つの情報を提供します。
- 価格データ
- 価格データの信頼区間の上限
- 価格データの信頼区間の下限
パブリッシャーは仮想通貨PYTHをステーキングしており、ステーキング量に応じて上記の情報提供に重みづけがされていきます。
全パブリッシャーの情報を重みづけして集約した価格が、パブリッシャーの信頼区間の外にあった場合、そのパブリッシャーは信頼区間から離れ度合いに応じてペナルティを受けます。



明らかに誤った情報を提供するとペナルティを受け、ステーキングしてるPYTHが利用者側に渡るため、正しい情報提供をする動機があります。
The algorithm has an interpretation as computing the minimum of an objective function that penalizes the aggregate price from deviating too far from the publishers’ prices.
docs.pyth “Price Aggregation“
特徴③:データ更新で手数料が発生する
Pyth Networkの3つ目の特徴は、価格の更新で手数料が発生する点です。
他のオラクルのサービスではオフチェーンの工程が多く、価格の更新もオフチェーンで処理されます。
PYTH Networkは完全オンチェーンで運用されており、価格更新もPyth Networkの利用者のオンチェーン上の処理で行います。
Pyth Networkのプロトコルでは、価格を継続的に更新するために「手数料の支払い」を有効にすることができ、価格更新が必要なトランザクションでは追加の手数料が発生します。
The ongoing existence of and size of the fee will be determined by governance on a per-blockchain basis; until governance is live, the fee will be 1 of the smallest denomination of the blockchain’s native token (e.g., 1 wei on Ethereum). The fees collected by the protocol will go toward compensating data providers and possibly other uses as determined by governance.
docs.pyth “Fees“
仮想通貨PYTHのトーケノミクス


仮想通貨PYTHの最大供給枚数は100億枚となっており、15%分の1.5億枚が最初の市場循環枚数です。
残りの85%は、トークン発行日の2023年11月20日から起算して、6カ月・18カ月・30カ月・42カ月で段階的にアンロックされていく仕組みです。


仮想通貨PYTHの分配計画は、以下の通りです。
| 分類 | アンロック | ロック | 合計 |
|---|---|---|---|
| パブリッシャー報酬 | 0.5億 | 21.5億 | 22億 |
| エコシステム | 7億 | 45億 | 52億 |
| 開発 | 1.5億 | 8.5億 | 10億 |
| コミュニティ | 6億 | 0億 | 6億 |
| プライベートセール | 0億 | 10億 | 10億 |
| 合計 | 15億 | 85億 | 100億 |
仮想通貨PYTHの購入リスク


仮想通貨PYTH(Pyth Network)の購入には、次の3つのリスクがあります。
リスク①:PYTHの競争負けリスク
仮想通貨PYTH(Pyth Network)を購入するリスクの1つ目は、Pyth Networkの競争負けのリスクです。
Pyth NetworkはSolanaチェーンに加え、Wormholeを利用して様々なブロックチェーンに価格情報を提供できるオラクルですが、同様に価格情報を提供できるオラクルがいくつか存在します。
- Band Protocol
- Chainlink
- API3



Pyth Networkはオンチェーン上で完結する独自の強みがありますが、まだ新興プロジェクトです。
既存のオラクルプロジェクトに対して強みを発揮していき、今後Pyth Networkの利用が拡大できないと、ガバナンストークンであるPYTHの価格にも影響するでしょう。
リスク②:海外取引所を利用するリスク
仮想通貨PYTH(Pyth Network)を購入するリスクの2つ目は、海外取引所を利用するリスクです。
海外取引所は金融庁に「暗号資産交換業者」として認可されていません。


海外取引所は上場銘柄・レバレッジ・資産の管理方法などが国内基準ではなく、資金決済法に準拠できないからです。
国内の規則に従って運営が行われていないため、この点で厳重な注意が必要です。



例えば海外取引所と金融庁認可の国内取引所で異なるのは、顧客資産の分別管理とその証明方法です。
国内取引所では顧客から預かっている金銭は信託会社に信託する決まりになっており、仮に運営会社が破綻しても信託分は影響を受けず、優先して返還される仕組みになっています。
※返還が保証されている訳ではありません。


海外取引所で「プルーフオブリザーブ」と呼ばれる仕組みで、顧客から預かっている仮想通貨を含む全ての総負債より、保有している準備金が多いことをオンチェーンで証明しています。


どちらが安全等の優劣はないですが、いずれにせよ国内の規則に準拠したものではないため、注意が必要です。
リスク③:PYTHの価格変動リスク
仮想通貨PYTH(Pyth Network)を購入するリスクの3つ目は、PYTHの価格変動リスクです。
注目を集めているアルトコインには投機的な資金が一時的に集中して価格が上がったり、大口の売却により暴落を引き起こしたり、ボラティリティが高くなる傾向があります。
仮想通貨PYTHは時価総額・取引ボリューム共にアルトコインの中では上位の方ですが、ビットコインやイーサリアムと比べると価格変動は大きいので注意が必要です。



投資の際はリスク管理と十分な情報収集を行うことをおすすめします。
まとめ:PYTHは国内取引所では未上場


仮想通貨PYTH(Pyth Network)が上場している海外取引所は次の3か所です。
下のリンクからBybitの口座は開設できます。
海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。
紹介コード:63694

ご覧いただきありがとうございました。
本記事に関するご質問・ご感想はコメント欄か下記のお問い合わせページ・XのDMよりお送り下さい。丁寧に回答させていただきます。
メールアドレスはこちら:contact@pandacrypto.xsrv.jp

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※2020年5月1日より「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されていますが、一部記事では「仮想通貨」の表記を継続する場合があります。当サイトの「仮想通貨」は「暗号資産」を指します。
仮想通貨に関する注意喚起

仮想通貨の価格は日々変動しており、保有する仮想通貨の価格が急激に下落する場合があります。購入時の価格を下回ったり、無価値になってしまうことで大きな損失が発生する恐れがあります。
仮想通貨の信用取引は、価格変動により保証金を上回る損失が発生する場合があります。
その他仮想通貨に関する注意喚起について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
| 金融庁 | 暗号資産の利用者のみなさまへ |
| 警察庁 | 暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください! |
| 消費者庁 | 投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について |
| 国税庁 | 仮想通貨の税務上の取扱い-現状と課題- |
| 政府広報オンライン | 暗号資産の「必ずもうかる」に要注意! |
| 日本暗号資産取引業協会 | 暗号資産に関するトラブルにご注意ください! |
| 国民生活センター | 暗号資産に関する消費者トラブル |








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