仮想通貨MKR(メイカー)とは？買い方・取引所・将来性・特徴を解説！

仮想通貨MKRとは、1米ドルを目標価格としてソフトペッグされている、仮想通貨担保型の「ステーブルコインDAI」を発行する「MakerDAO」のガバナンストークンです。

MKRを保有することで、DAIの発行調整等に関する施策に対して投票ができるようになります。

ステーブルコインを発行する仕組み「Makerプロトコル」に担保資産となる仮想通貨を預けることで、誰でも簡単にステーブルコインDAIを発行できます。

ステーブルコインDAIの目標価格は1米ドルとなっており、主に次の仕組みで1米ドルが維持されます。

上記のようなDAI発行に関する全てのルールは仮想通貨MKRの保有者の投票により決まっており、Makerの分散型自律組織「MakerDAO」の公式サイト上で簡単に参加できます。

Makerが発行する「ステーブルコインDAI」は、下の記事で解説しています。

仮想通貨MKR(メイカー)はどこの取引所で買える？

仮想通貨MKR(Maker/メイカー)は、次の日本の取引所で買えます。

※コインチェック・bitFlyer・ビットトレード・DMMビットコインでも買えますが、販売所のみです。

おすすめは、取引手数料が安く初心者にも使いやすい「ビットバンク」です。

※ビットバンクの取引手数料：Takerは0.12%、Makerは-0.02%（一部銘柄を除く）

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ビットバンクの口コミ

スマホやパソコンから２４時間使用できるので便利でした。アルトコインを安く取引できるのが魅力で使い始めたのですが、他の会社より手数料がかなり安くて良かったです。１円未満から取引できるのも嬉しいです。トレードの画像はシンプルだけど、知りたい情報はしっかりのっていて取引しやすかったです。セキュリティもしっかりしていて、安心して使用しています。

参照：みん評

取引開始にあたって、認証や入金確認の早さも魅力の一つでした。取引所によっては、必要書類は全て提出しても確認作業に半月ほど時間が掛かったり、不明な理由で断られることもあります。また、私の利用していた限りでは、サーバーがダウンしたり重くなって取引が不能に陥ったことはありません。

参照：みん評

仮想通貨MKR(メイカー)の買い方

仮想通貨MKR(メイカー)の買い方は、次の通りです。

手順①：ビットバンクの口座を開設

仮想通貨MKRの購入におすすめのビットバンクの口座は、下のリンクから開設できます。

「ビットバンクの口座開設方法」は、下の記事で詳しく解説しています。

手順②：ビットバンクに日本円を入金

ビットバンクのアプリを開いたら、下タブ「メニュー」より「入金」をタップして、JPY(日本円)を選びます。

振込先の口座番号や口座名義が表示されるので、日本円の振り込みを行いましょう。

※日本円の入金手数料は発生しません。

手順③：取引所で仮想通貨MKRを購入

ビットバンクのスマホアプリを開き、下タブ「取引所」より「MKR/JPY」を選び、注文をタップします。

注文画面が表示されるので、成行注文を選択して、購入したいMKRの枚数を入力したら購入を実行しましょう。

仮想通貨MKR(Maker/メイカー)とは

仮想通貨MKRとは、1米ドルを目標価格としてソフトペッグされている「ステーブルコインDAI」を発行する「MakerDAO」のガバナンストークンです。

MKRを保有することで、DAIの発行調整等に関する施策に対して投票ができるようになります。

通貨名称	Maker
シンボル	MKR
発行月	2017年1月
トークン規格	ERC-20(Ethereum)
総発行枚数	1,005,577MKR
公式サイト	https://makerdao.com/
ガバナンスサイト	https://vote.makerdao.com/
公式WP	https://makerdao.com/en/whitepaper/#overview-of-the-dai-stablecoin-system
公式Twitter	https://twitter.com/MakerDAO
公式Telegram	https://t.me/makerdaoOfficial

MakerはDAI発行のプロトコル

Maker（メイカー）は、2017年12月より流通開始した1米ドルと等価のステーブルコインDAI（ダイ）を発行するプロトコルで、分散型自立組織「MakerDAO」によって運営されています。

ステーブルコインを発行したい人は担保資産をMakerに預け入れることで、DAIを発行できます。（発行ページ）

各担保資産はMakerDAOによってリスクが評価されており、価格変動リスクが高い資産ほど多く預け入れる必要があります。（いずれの場合発行するDAIの価値以上の預け入れが必要）

リスク評価のアップデート等、DAIの発行に関する調整事項は全て仮想通貨MKRホルダーで構成される「MakerDAO」によって行われます。

特に分散型取引所で発生する1ドルからの乖離を自動で検知して、アービトラージトレード（裁定取引）によって利益を得て価格を維持するキーパーを「シンプル・アービトラージ・キーパー」と呼びます。

「シンプル・アービトラージ・キーパー」のインストール方法は、Makerの公式ドキュメント「Maker Protocol Technical Docs」で解説されています。

MKR保有でDAIに関する投票に参加可能

仮想通貨MKRを保有することで、DAIの価格を1米ドルで維持するための様々な調整に投票形式で参加できます。

主な調整項目は、次の3点です。

安定化手数料（Stability Fees）とは、担保資産を返還してもらうときに支払う必要がある手数料のことです。

※実質的には借入利子率（Borrow Rate）

DAIの目標価格は担保資産による価値の裏付けやアービトラージトレードで可能な限り「1米ドル」で維持されますが、需給のバランスが崩れると乖離することがあります。

例えば1米ドルを上回る傾向が続くとき、安定化手数料を下げる施策を取ることで、DAIが発行されやすくなり供給が需要に追いつきます。

例えば1米ドルを下回る傾向が続くとき、安定化手数料を上げる施策を取ることで、DAIが発行されにくくなり需要に合わせて供給を抑えられます。

Dai Savings Rate（DSR）とは、MakerDAOコミュニティのアプリケーション「SPARK」のDAI運用の利回りです。

DAIの運用利回りは、安定化手数料等の収入から蓄えられるMakerDAOの財源「Makerバッファ」より拠出されます。

安定化手数料の調整に加え、Dai Savings Rateの方にも調整を加えることができ、柔軟にDAIの需給のバランスを維持できるようになっています。（2つの調整レバーがあるイメージ）

SPARKでDAIを発行＆運用できる

MakerDAOは2023年5月9日に、DAIの発行＆運用のプラットフォーム「SPARK」をリリースし、現在は「SPARK」がMakerの主要なアプリケーションとなっています。

※SPARK以前は「Oasis」等のMaker外部のアプリケーションに頼っていた。

ETHやWBTCといった担保資産を預けてDAIを発行したり、DAIを預けて利回りを得たりできます。

「仮想通貨DAIの発行＆運用のやり方」は、下の記事で詳しく解説しています。

担保比率が下がった場合は清算を行う

Makerプロトコルでは担保資産の価値下がり、決められた一定の比率を下回ると「清算（Liquidation）」と呼ばれる処理が行われ、担保比率が改善する仕組みになっています。

清算処理はMakerプロトコルでは「担保オークション」と呼ばれ、担保資産をDAIを使って購入するオークションを設けることで、担保比率を改善します。

しかし、担保資産の価値が急落して誰もまったくDAIを使って買わない状況になった場合、「債務オークション」と呼ばれる処理を行います。

「債務オークション」では、代わりにMKRを新規で発行し、DAIを使ってMKRを購入するオークションを開催することで、担保比率を改善します。

仮想通貨MKRでガバナンスに参加する方法

仮想通貨MKR(メイカー)でMakerのガバナンスに参加する手順は、次の通りです。

仮想通貨MKR(メイカー)の将来性

仮想通貨MKR（メイカー）はMakerDAOプロジェクトのガバナンストークンとなっており、政策決定プロセスで中核的な役割を果たします。

トークン保有者はプロジェクトの将来的な方向性や重要な決定に投票することができ、これによりコミュニティ主導の進化が促進されています。

また、MakerDAOが発行するDAIの安定性は、MKRの価値と直接的に結びついています。

ボラティリティの激しい仮想通貨市場においてステーブルコインDAIの信頼性が高まることで、MKRに対する需要も併せて増加するでしょう。

2023年5月9日には、DAIを発行・管理するMakerDAOの独自アプリケーション「SPARK」もリリースされており、継続的な開発と改善が行われている点も将来性を期待できる要素の一つです。

まとめ：MKRの購入はbitbankがおすすめ

仮想通貨MKR(Maker/メイカー)は、次の日本の取引所で買えます。

※コインチェック・bitFlyer・ビットトレード・DMMビットコインでも買えますが、販売所のみです。

おすすめは、取引手数料が0.12%と安く初心者にも使いやすい「ビットバンク」です。

MKRの送金手数料も0.003MKRで済みます。

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Makerが発行する「ステーブルコインDAI」は、下の記事で解説しています。