仮想通貨ROSE(Oasis Network)はどこで買える？買い方・特徴・将来性

仮想通貨ROSEとは、プライバシー＆取引処理能力に特化したレイヤー1ブロックチェーン「Oasis Network」で発行されているネイティブトークンです。

Oasis Network上のガス代の支払いや、取引の検証・承認を行うバリデーターへのステーキング等に活用されます

Oasis Networkにはスマートコントラクト実行環境を各アプリケーション毎に固有に開発できる「Paratimes」と呼ばれる仕組みがあり、他のアプリケーションに影響を受けない並行処理でスケーラビリティ問題を解決しています。

また、レイヤー1ブロックチェーン「Oasis Network」は取引の処理能力と情報の機密性に優れています。

代表的な技術の1つである、データのトークン化(Data Tokenization)では、分析価値のあるデータそのものをトークン化し、機密性を確保しながらステーキングすることで、データが活用されるとステーキング報酬をもらえます。

仮想通貨ROSEはどこの取引所で買える？

仮想通貨ROSE(Oasis Network)は日本の取引所では買えないため、海外取引所を利用する必要があります。

仮想通貨ROSE(Oasis Network)が上場している海外取引所は次の3か所です。

※現物・先物両方で上場しています。

本記事ではBitgetで購入する方法を参考として掲載いたします。

下のリンクからBitgetの口座は開設できます。

海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。

仮想通貨ROSE(Oasis Network)の買い方

Bitgetを利用した仮想通貨ROSE(Oasis Network)の買い方は、次の通りです。

手順①：国内取引所の口座を開設

国内取引所で上場していない仮想通貨ROSE(Oasis Network)を買う場合、国内取引所から仮想通貨を使って入金し、その入金した仮想通貨で買うことになります。

Bitgetへの送金に使うおすすめの国内取引所は「ビットバンク」です。

Bitgetへの送金が制限されておらず、送金能力に優れた仮想通貨XRPを取引手数料0.12%で買うことができます。

※ビットバンクの取引手数料：Takerは0.12%、Makerは-0.02%（一部銘柄を除く）

※国内アルトコイン取引量No.1（シェア46%）：2023年1月～2024年10月のJVCEA統計情報bitbank調べ

手順②：Bitgetの口座を開設

下のリンクからBitgetの口座は開設できます。

手順③：国内取引所からXRPを送金

次に、国内取引所ビットバンクから仮想通貨XRPをBitgetに送金します。

「ビットバンクからBitgetに仮想通貨XRPを送金する方法」は、下の記事で詳しく解説しています。

手順④：BitgetでXRPをUSDTに売却

仮想通貨ROSE(Oasis Network)はUSDTと呼ばれる仮想通貨で買うことができるので、着金したXRPをUSDTに売却しましょう。

Bitgetアプリを開いて、ホーム画面上で「XRP」で検索し、XRP/USDT(現物)を選びます。

成行注文で売却することで、XRPをUSDTにできます。

手順⑤：売却したUSDTでROSEを購入

Bitgetアプリ上部の検索バーで「ROSE」と検索し、ROSE/USDT(現物)を選びます。

成行注文を選び、購入に使うUSDTの枚数を設定したら、ROSEの購入を実行しましょう。

仮想通貨ROSE(Oasis Network)とは？

仮想通貨ROSEとは、プライバシー＆取引処理能力に特化したレイヤー1ブロックチェーン「Oasis Network」で発行されているネイティブトークンです。

Oasis Network上のガス代の支払いや、取引の検証・承認を行うバリデーターへのステーキング等に活用されます

Oasis Network上ではプライバシーと処理速度に優れたアプリケーションを構築することができ、その技術はパートナーシップを結ぶ様々な組織・企業で活用されています。

レイヤー1ブロックチェーン「Oasis Network」には、次の3つの特徴があります。

特徴①：Paratimesによる取引並列処理

Oasis Networkの1つ目の特徴は、「Paratimes」によるスマートコントラクトの並行処理です。

「Paratimes」とは、各アプリケーション毎に固有に開発できる、Oasis Networkのスマートコントラクト実行環境を指す用語です。

Paratimesには、次の3つのメリットがあります。

各アプリケーション毎のParatimesは他のParatimesとは分離されており、他のアプリケーションの影響を受けずに取引を処理できます。

また、各アプリケーション毎に固有に開発可能なため、機密計算技術を活用して機密性を高める等、アプリケーション毎のニーズを満たした設計にすることができます。

機密性により、社会保障番号・銀行明細書・健康情報など、個人のプライバシー情報をOasis Network上のアプリケーションで活用することも可能になります。

The ParaTime layer is entirely decentralized, allowing anyone to develop and build their own ParaTime. Each ParaTime can be developed in isolation to meet the needs of a specific application, such as confidential compute, open or closed committees, and more.

Oasis Docs “Technology Highlights“

特徴②：データトークン化＆ステーキング

Oasis Networkの2つ目の特徴は、データのトークン化(Data Tokenization)を行い、トークン化したデータをステーキングして報酬を獲得できることです。

Oasis Networkの「データのトークン化(Data Tokenization)」により、誰でも自由に価値のあるデータをトークン化できます。

トークン化したデータをステーキングし、データを活用したい人が費用を支払うと、ステーキングしている人に報酬が入る仕組みになっています。

機密計算技術により、許可なくデータが使用されないことは保証されています。

例えば、BINANCE CRYPTOSAFE ALLIANCEは、取引所に対して悪意のある攻撃を行う可能性がある脅威情報データをプラットフォーム上で共有できるようにしました。

トークン化された情報がBINANCE CRYPTOSAFE ALLIANCE上でステーキングされ、機密性を維持しながら活用されていきます。

With Tokenized Data, the Oasis Network can power the next generation of privacy-first applications and unlock a new responsible data society. Data providers on the Oasis Network can put their Tokenized Data to use. They can earn rewards by staking their data with apps that want to analyze it or control how their most sensitive information is consumed by the services they use.

Oasis Docs “Data Tokenization & A Responsible Data Economy“

特徴③：Proof of Stakeを採用

Oasis Networkの3つ目の特徴は、コンセンサスレイヤーにおける取引承認の仕組み「コンセンサスアルゴリズム」としてDelegated Proof of Stakeの1種を採用していることです。

Delegated Proof of Stake（DPoS）はブロックチェーンの取引承認ルール（コンセンサスアルゴリズム）の1つです。

似通ったコンセンサスアルゴリズムとしては、イーサリアムが採用している仮想通貨をたくさん保有することで承認者になれるProof of Stakeがあります。

Delegatedは「委任された」という意味で、DPoSでは仮想通貨はステーキングすることで投票権になり、取引の承認者（バリデーター）の候補者に投票を行うことでバリデーターが決まります。

Oasis Network上の取引は仮想通貨ROSEを保有するバリデーターによって検証されており、ROSEをステーキングして投票することでセキュリティに貢献して利回りを稼げる仕組みになっています。

In other words, delegating your tokens is equivalent to staking your tokens in someone else’s validator node. Delegating your tokens can give you the opportunity to participate in the Oasis Network’s proof-of-stake consensus system and earn rewards via someone else’s validator node.

Oasis Docs “Delegation“

仮想通貨ROSE(Oasis Network)の送金方法

仮想通貨ROSEをステーキングするためには、公式のOasis Walletに仮想通貨ROSEを送金する必要があります。

Oasis Walletは、以下の公式サイトからインストールできます。

下のボックスを開くと、Bybitを活用した仮想通貨ROSEに送金方法の手順が表示されます。

仮想通貨ROSEのステーキング方法

Oasis Walletで、仮想通貨ROSEをステーキングする方法をご紹介します。（入金方法は前述）

上のボックスを開くと、詳しい手順が表示されます。

仮想通貨ROSE(Oasis Network)の購入リスク

仮想通貨ROSE(Oasis Network)の購入には、次の3つのリスクがあります。

リスク①：実用性のリスク

仮想通貨ROSE(Oasis Network)を購入するリスクの1つ目は、実用性のリスクです。

Oasis Networkは多くの有名企業・組織とパートナーシップを提携し、高い処理能力と機密性を持つプラットフォームを提供していますが、現状広く利用されるアプリケーションがなく、仮想通貨ROSEは話題になりにくいです。

Oasis Networkは独自の強みを持つレイヤー1ブロックチェーンですが、将来的に様々なアプリケーションで活用されないと、ネイティブトークンである仮想通貨ROSEの需要も高まらない可能性があるので、注意が必要です。

リスク②：海外取引所を利用するリスク

仮想通貨ROSE(Oasis Network)を購入するリスクの2つ目は、海外取引所を利用するリスクです。

海外取引所は金融庁に「暗号資産交換業者」として認可されていません。

海外取引所は上場銘柄・レバレッジ・資産の管理方法などが国内基準ではなく、資金決済法に準拠できないからです。

国内の規則に従って運営が行われていないため、この点で厳重な注意が必要です。

国内取引所では顧客から預かっている金銭は信託会社に信託する決まりになっており、仮に運営会社が破綻しても信託分は影響を受けず、優先して返還される仕組みになっています。

※返還が保証されている訳ではありません。

海外取引所で「プルーフオブリザーブ」と呼ばれる仕組みで、顧客から預かっている仮想通貨を含む全ての総負債より、保有している準備金が多いことをオンチェーンで証明しています。

どちらが安全等の優劣はないですが、いずれにせよ国内の規則に準拠したものではないため、注意が必要です。

リスク③：ROSEの価格変動リスク

仮想通貨ROSE(Oasis Network)を購入するリスクの3つ目は、ROSEの価格変動リスクです。

注目を集めているアルトコインには投機的な資金が一時的に集中して価格が上がったり、大口の売却により暴落を引き起こしたり、ボラティリティが高くなる傾向があります。

仮想通貨ROSE(Oasis Network)は時価総額・取引ボリューム共にアルトコインの中では上位の方ですが、ビットコインやイーサリアムと比べると価格変動は大きいので注意が必要です。

投資の際はリスク管理と十分な情報収集を行うことをおすすめします。

まとめ：ROSEは国内取引所では未上場

仮想通貨ROSE(Oasis Network)が上場している海外取引所は次の3か所です。

下のリンクからBitgetの口座は開設できます。

海外取引所は日本国内では無登録でサービスが提供されています。国内の規則に準拠した運営は行われていないため、この点厳重な注意が必要です。仮想通貨取引所の利用に関する注意喚起は、金融庁公式サイトの「暗号資産の利用者のみなさまへ」を併せてご覧下さい。